- TOEICの点数が上がらない!!
- TOEICの点数を楽して上げたい!
- TOEICの勉強法がしりたい!
日本で『英語』といえば、『TOEIC』です。
会社の昇進試験、転職に役立つなどの理由からTOEICの点数が幅を効かせています。
ところが、TOEICは正しい勉強方法で学習していかないと点数がなかなか上がらないです!
多くの人は、『TOEICの正しい勉強法』を知りません。
アメリカの大学院では、本入学の前に英語学校に通って、英語を教えるプロから英語の勉強法を学びました。
そして今まで数十名のTOEICの点数を900点まで上げてきました。
今回は、TOEIC初心者や『時間の限られた社会人がTOEICの点数を上げるのに最も効率的なTOEICの勉強方法』をお伝えしたいと思います。
30代40代で本気で英語が話せるようになる具体的な勉強法【基礎編】もあわせてお読みいただけると腹落ちしていただけると思います。
- TOEICの点数が上がらない原因
- TOEICの対策・勉強法(リスニング対策やリーディング対策)
- TOEIC初心者や社会人にオススメの参考書
【結論】 TOEICの点数を上げるには、なにが不足しているかを知り適切な対策・勉強をする
TOEICの勉強でなにより大事なのが、自分の『現在地』を知ることです。
そして、なにが『原因』で目標のTOEICの点数まで上がらないのか知ることが次に重要なことなります。
社会人は忙しいので、この「目標」と「現在地」のギャップ(点数がとれない原因)を理解して、効率よく学習を進めていく必要があります。
よくガムラシャに勉強して、勉強時間を時間をする人がいますが、愚の骨頂です。(言い過ぎ)
正しく『現在地』を理解して、最短の勉強を目指します。
- TOEICの点数が上がらない原因を知る
- 以下のTOEIC対策1から5までの勉強方法を行う
TOEICの点数が上がらない原因4つ【4つの原因を知ることがスタート】
TOEICの点数が上がらない最大の原因は、自分の「現在地」と「目標」とのギャップがわかっていないことです。
TOEICで点数が上がらない主な原因4つについて初めに解説します。
その中で、自分がどこが出来ていないか『現在地』を知るのに役立ててください。
TOEICの点数が上がらない原因4つ
- 基礎力不足
- TOEICの単語不足
- テクニック不足
- 試験慣れ不足
それぞれについて解説していきます。
【TOEICの点数が上がらない原因1】基礎力が不足している
英語の基礎力は3つの項目から構成されています。
英語の基礎
- 文法
- 発音
- 単語
詳しいことはこちらの記事に記載していますが、『文法・発音・単語』は英語において必要不可欠な基礎になっています。
文法
『文法』は覚えるべきルールであり、ルールなくして言語を習得することはできません。
文法はこちらのオススメの参考書で学習をおすすめします。
どちらも文法の基礎固めには十分な内容になっています。
TOEIC初心者にもオススメの参考書です。
発音
次に覚えるべきは『発音』であり、正しい発音を知らず、TOEICのリスニング対策をすることはできません。
発音に関してはこの参考書をやると、本当に英語の音が聞こえるようになります。
そして英語の音が聞こえるようになれば、TOEICのリスニングもできるようになり、最高のリスニング対策になるということです。
TOEIC初心者にもオススメの参考書です。
基礎単語
そして継続的に取り組むのが『単語』です。
英語は「単語に始まり単語に終わる」と言われるほど言語学習において重要な割合を占めています。
基礎としての単語は『Core1900』と『Duo』がおすすめです。
英単語帳としてはどちらも有名な参考書で、基礎固めに最適です。
TOEIC初心者はまずはこのオススメの参考書をやりましょう。
【TOEICの点数が上がらない原因2】TOEICの単語が習得できていない
次の原因が『TOEICの単語』が習熟できていないです。
TOEICで出てくる単語は日常で英語を使っている人でも知らないこともあります。
単語が知らないと、早く文章を読むこともできませんし、正しく聞き取ることもできません。
【TOEICの点数が上がらない原因3】TOEICのテクニックが不足している
TOEICは『時間との戦い』であり、実は英語力が結構ある人でも初見ではなかなか点数を取得することが難しいテストです。
リーディング対策では先読みや大事なところを把握するテクニックがあり、リスニング対策も同様にスコアをアップできるテクニックが存在します。
Kindle版であればAmazonのPrime会員はタダで入手可能です。
【TOEICの点数が上がらない原因4】試験慣れが出来ていない
TOEICは試験会場で受ける『テスト』です。
みなさんも大学受験のときに模試をうけたりして試験慣れしませんでしたか?
試験に慣れていないと以外と緊張したりして、いつもの実力を出すことが難しいです。
このシリーズで試験慣れしましょうl
"TOEICの点数が上がらない原因4つ"まとめ
- TOEICの点数を上げるには自分の「現在地」と「目標」とのギャップを知ることが大事
- TOEICの点数が上がらない原因は「ギャップ」が4つの原因のいずれかに存在してるため
- 「ギャップ」のある箇所についてはオススメの参考書でTOEIC対策をする
【TOEIC対策1】模試を使って実力を測る
ここまで、TOEICの点数が上がらない原因をお伝えしてきました。
4つのTOEICの点数が上がらない原因を克服し、TOEICの点数を上げるための5つのTOEIC対策をご紹介させていただきます。
一番最初のTOEIC対策は、『自分の実力を知る』ことです。
自分の実力をすることなしに具体的な勉強の計画を立てることはできません。
とくに社会人はいまの実力を知ることを嫌がります。
ですが、やらないことには始まりません。
まずはやってみましょう。
先程ご紹介した公式の模試で実力試しです。
【やること1】本番と同じ環境で解いてみる
できる限り本番に近い環境で、模試を解きます。
音源も近づけるほうが好ましいですが、イヤホンでも大丈夫です。
時間は絶対に測って、出来る限り緊張感がでる場所でやることをおすすめします。
【やること2】時間制限なしで説いてみる
まだ答え合わせしないでください!!
時間を図ってやってみたあと、『リーディングは時間を無制限』に、『リスニングもわかるまで聞いて』問題を解いてみてください。
この作業が自分の実力を把握するためには重要となります。
【やること3】自分の実力を把握する
さて答え合わせの時間です。
時間制限内にできた回答の点数が実際にテストをうけたときに出る点数に近い点数です。
時間制限なしでの点数がみなさんの実力を反映したスコアです。
もし時間制限なし解いてみて、スコアが600点以下だった人は基礎がまだできていない可能性が非常に高いです。
こちらの記事を参考にもう一度基礎を磨きましょう。
“【TOEIC対策1】模試を使って実力を測る"まとめ
- 自分のTOEICの実力を測るために模試を使う
- 模試を使う際は本番と一緒の状況で行う
- 模試の採点結果が自分のTOEICの実力
【TOEIC対策2】TOEICの英単語を覚える
TOEIC対策1で、600点以上だった方、または600点以下でも『基礎』を再学習した人は、『TOEICの英単語を習熟するステップ』になります。
英単語は「単語に始まり単語に終わる」と言われるほど大事です。
英単語帳がボロボロになるまで毎日ご挨拶してください!
またTOEICの英単語を覚えることがリーディング対策にもなります。
【やること1】特有英単語をすべて覚える
ご紹介した参考書である英単語帳の英単語をマスターすればTOEIC900点レベルまで問題ありません。
その際、すべて覚えましょう。
『全部』です!
繰り返しになりますが、TOEICのリーディング対策はTOEICの英単語を覚えることに尽きます。
日本語でも同じですが、単語が分からなければ、リーディングはできません。
しかし英単語を覚えることを苦手とする人もいると思います。
そんな人のために、筆者が実践したことをご共有します。
オススメの英単語の覚え方
- 語帳をスマホで写真をとって、いつでも見れるようにする
- 単語カードを駆使する
- アプリを使う
- 出てきた単語で文章を作る
- 声に出す
これをすべてやるとものすごく覚えることができます。
アプリのおすすめはiKnowというアプリです。
iKnow公式サイトはこちらhttps://iknow.jp/
【やること2】覚え残しがないか確認する
TOEICの英単語をすべて覚えた人は、知らない単語に出くわす頻度がかなり減ったはずです。
いまの自分の実力チェックとして、いままで解いたことのある問題集すべてに目を通し、覚え残しがないか確認してください。
問題集にまだ手を出していない人は、日頃使っていないTOEICの単語帳で知らない単語がないか確認してください。
TOEICで必要な英単語をすべて覚えた状態はすでにTOEIC900点とれる土台が出来上がってきています。
"【TOEIC対策2】TOEICの英単語を覚える"まとめ
- TOEICのリーディング対策はつまるところTOEICの英単語の暗記
- TOEICの英単語の暗記はアプリを使うのがオススメ
- TOEICの英単語を覚えた後は、覚え残しがないか確認する
【TOEIC対策3】TOEICに必要なテクニックを習得する
つぎにTOEICに必要な『テクニック』を習得します。
TOEICはあくまでテストですので、問題を解いていくテクニックがあります。
テクニックはこちらの参考書で習得することをおすすめします。
【やること1】TOEICに必要なテクニックを知る
TOEICは冒頭でものべましたが、『時間との勝負』です。
本来はTOEIC 800点とれる実力があっても本番のテストで発揮できないと意味がありません。
大学受験のときも時間内に終わらせるために予備校でテクニックなどを習ったと思います。
TOEICも結局はテストです。
英語のテストと割り切って、まずはどんなテクニックがあるか知ってください。
【やること2】テクニックが身につくまで反復する
上記でご紹介したオススメの参考書を含め、テクニックは知っているだけでは意味がありません。
練習問題や模擬問題で何度も練習することで身についてきます。
内容は参考書の中で書かれているため、省略します。※書きたいですが、怒られます
"【TOEIC対策3】TOEICに必要なテクニックを習得する"まとめ
- オススメの参考書を使ってTOEICのテクニックを知る
- TOEICのテクニックを身につけるため、何度も練習をする
【TOEIC対策4】TOEICの点数が上がっていることを実感する
TOEIC対策1-3まで終わったら、もう一度新たな模試を本番と同じ環境でやってみましょう。
TOEIC対策1と同じ手順で以下を行いましょう。
実力を再度測る
- 本番と同じ環境で実際に解く
- 時間制限なしで再度解く
- 点数を確認する
結果を元に、パターン別で次のやることに移っていきます。
【ケース1】時間内に解いた回答の点数が、目標点数に到達した
おめでとうございます!!
本番と同様に模擬試験を解いて、目標点数に到達すれば、もう試験に申し込んで早速受験してしまいましょう。
【ケース2】時間内では目標点数に到達しなかったが、時間制限無しでは目標点数に到達した
このケースでは、TOIEC対策5でも言いますが、模擬試験を何度も解くのが目標点数に到達する近道です。
よくある原因としては、リーディング、リスニング、それぞれ下記が考えられます。
リーディング対策が不十分なケース
TOEICのリーディングのスピードが少し不足している、回答を導き出すまでの思考時間が少し長いことが原因として挙げられます。
どのセクションにどのくらい時間がかかっているかタイムを測っておき、弱点の箇所を重点的に練習することが大事です。
リスニング対策が不十分なケース
よくある原因は
英語文章の短期記憶力が少し不足している
単語の音を聞き分ける能力が少し不足している
回答するまでの反応時間が足りない
ことが挙げられます。
【ケース3】時間内も時間制限抜きも目標点数に到達しなかった。
このケースでは、取得点数によってやるべきアクションが変わります。
600点以下の場合
もう一度基礎、TOEIC対策2, TOEIC対策3のプロセスをやり直すことをおすすめします。
また以下の項目をチェックします。
チェックリスト
- 文法は人に教えられるレベルですか?
- 発音記号すべて覚えていますか?
- 発音記号すべて発音できますか?
- 高校レベルの英単語はすべて覚えていますか?
- 大学受験レベルの英単語はほとんどわかりますか?
- TOEIC英単語はすべて覚えましたか?
どこかに原因があります。
600点以上の場合
次のTOEIC対策5で英語力の向上を狙いましょう。
ここからは地道な努力になります。
英語の勉強は地道な積み重ねです。
“【TOEIC対策4】TOEICの点数が上がっていることを実感する”まとめ
- TOEIC対策1から4までを終えた上で模試の点数が目標に届かない場合、対策が必要
- 対策は点数未達の原因がリスニングかリーディングかで異なる
- TOEICの点数を上げるのは地道な努力の積み重ね
【TOEIC対策5】模試をときまくる
最後のTOEIC対策は模試をときまくります。
筆者は10回以上やりました。
この目的は3つあります。
模擬試験の回数をこなす理由
- 苦手分野の特定
- 英語力の向上
- 試験慣れ
【やること1】苦手分野の特定
模試の回数をこなすことで、どこでいつも自分がつまずいているのか、なにが足りていないかが明確になってきます。
よくあるケースは以下です。
つまずく典型例
- 文法力
- 発音
- 基礎単語
- TOEICの英単語
- 読解力
- 読解スピード
- 単語聞き分け
- リスニング短期記憶
- 回答までの時間
【やること2】英語力の向上
模試を解いていく上で、最も重要なのは、『復習』です。
大学受験の模試でも『すべて吸収せよ!』と言われるくらい自分が解いた模試から得られることはたくさんありましたよね?
すべて完璧になるくらい徹底的にやってください。
間違えた問題はなぜ間違えたのか?
自分が足りなかったところを復習し、次にいかしましょう。
英語に慣れれば慣れるほど向上していくのが『英語力』です。
習熟するほど伸びる英語力
- 読解力
- 読解スピード
- 単語聞き分け
- リスニング短期記憶
- 回答までの時間
【やること3】試験慣れ
何度も申し上げているのですが、TOEICはあくまで試験です。
試験形式に慣れて、実力通りの点数がとれるように準備を徹底すべきです。
何度も模試を解くことで、本番の緊張もやわらぎ、スムーズに試験をうけることができます。
“【TOEIC対策5】模試をときまくる”まとめ
- TOEICの最後の対策は模試を繰り返すこと
- 模試を終えた後は、間違えた問題についてはなぜ間違えたのかを検証する
- 間違えた問題については、出来るようにしておく
“【公式】TOEICの点数を絶対上げる勉強法【TOEICの点数が上がらないと悩んでいる人・TOEIC初心者・社会人向け】”のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はTOEICの点数を上げるための勉強法をまとめました。
最後にTOEICと年収の関係にふれた記事もあるので、TOEICの勉強のモチベーションにしてみて下さい。
>>ハイキャリアへの近道はTOEIC【前編:TOEICの上げ方】
また、筆者がTOEIC900を取得するまでに意識していたマインドセットも記事にしていますので、
勉強が苦しい!という方はぜひ読んでみて下さい。
>>TOEIC900点を取るために必須の5つのマインドセット【就活生・社会人・転職者向け】
それでは記事のまとめです。
記事のまとめ
ここ画像自動入力
- TOEICの勉強のスタートは『現在地』を知ること
- TOEICの点数が上がらないのは『4つの原因』があるから
- TOEICの点数を上げるために『5つのTOEIC対策』をやる