「LinkedIn(リンクトイン)を利用すると、転職できるか?」
「LinkedIn(リンクトイン)ってそこまで普及してないけど、実は使いこなすと楽に良い仕事に転職が可能なんじゃないのか?」
こう考えているビジネスマンの方々も多いのではないでしょうか。
もっとも、LinkedIn(リンクトイン)を日本ではうまく使いこなしている人は少ないと筆者Zenは考えております。
しかし、MicrosoftがLinkedIn(リンクトイン)を買収した、ということはやはりビジネスSNSには大きなニーズが眠っているのです。
実際、筆者Zenのまわりは最近ではLinkedIn(リンクトイン)で企業から直接スカウトなどをうけとって転職していくことが増えてきました。
令和でWithコロナの時代では、LinkedIn(リンクトイン)は転職で使われるツールになります。
とくに若手から中堅の人は中長期的なキャリア形成に役立つこと間違いなしです。
そこで今回LinkedIn(リンクトイン)でフォロワーが1万を超え、転職にもLinkedInを使い倒して、ブイブイ言わせているZenが皆さんに、
LinkedIn(リンクトイン)の使い方や登録方法、そしてLinkedIn(リンクトイン)を活用した転職のやり方をお伝えできればと思っております。
- LinkedIn(リンクトイン)の使い方と登録方法
- LinkedIn(リンクトイン)で転職するための方法
- LinkedIn(リンクトイン)のメリットやデメリット
- 筆者のLinkedIn(リンクトイン)を使った際の感想や体験談
LinkedIn(リンクトイン)とは?LinkedIn(リンクトイン)を駆使して最高の仕事を簡単に手に入れよう!
早速、ぶっちゃけたいのですが、LinkedIn(リンクトイン:登録URL:https://www.linkedin.com/)は今後間違いなく転職する上で強力なツールになります。
全世界で約8億人(2022年現在)近くが登録する巨大ビジネスネットワークです。
若手・中堅の方々はいまは転職の意思がなくても今後のキャリアのために今のうちにLinkedInで土台を固めておくことをおすすめします。
いまのうちからLinkedIn(リンクトイン)を徹底的に攻略して、優良な仕事を手に入れましょう。
日本でのLinkedInの利用者数は年々増加しています。現在200万人超えました。
年齢別のユーザー数はGaiaxさんがまとめてくれています。
若手から中堅でLinkedIn(リンクトイン)の利用を促進していることがわかります。
それに応じてLinkedInを利用して求人を出す企業も一気に増えてきました。
海外ではもうLinkedInを使っての転職が一般的ですので、今後はもっとLinkedIn(リンクトイン)ユーザーが日本でも増えると予想できます。
では、LinkedIn(リンクトイン)の使い方、LinkedInの登録方法や活用法、LinkedInのメリットやデメリット、LinkedInを使ってみた体験談をご紹介させていただきます。
LinkedIn(リンクトイン)の使い方・使われ方
では実際のLinkedIn(リンクトイン)の使い方を説明していきます。
おそらく今までLinkedInを利用されたことがない人にとっては、馴染みがないと思います。
が、いまLinkedInはイケイケで日本の市場で伸びています。
LinkedIn(リンクトイン)とフェイスブックの違い
LinkedIn(リンクトイン)はいわばビジネス版のフェイスブックのように使われています。
LinkedIn(リンクトイン)は原則として実名で顔写真を出して登録します。また詳しく職務経歴を入力する必要があります。
よって海外では、Facebookはプライベート用に利用して、LinkedInは仕事用として使い分けられています。
海外では名刺交換は文化としてあまりないため、挨拶代わりの名刺交換はLinkedInの交換で代替されています。
MicrosoftがLinkedInを買収してから、日本での利用者もすごく伸びてきています。
そのうち日本でも名刺交換ではなくLinkedInの交換が挨拶代わりになっていくかもしれませんね。
ちなみに名刺にLinkedInのQRコードをつけている人が増えてきた気がします。
企業のリクルーターや転職エージェントやヘッドハンターから直接連絡がもらえる
LinkedIn(リンクトイン)の使い方として、企業と個人を結びつける、とくに企業(リクルーター)、転職エージェント(ヘッドハンター)、個人を結びつける役割も果たしています。
今まで企業は、〇〇の会社の従業員にコンタクトをとりたくても不可能でしたが、LinkedInの登場により可能になりました。
人財市場のみえる化を果たしているとも言えます。
これは逆にいうと、転職希望者が、企業のリクルーターにコンタクトをとることや、特定の転職エージェントにコンタクトをとることが可能になったということもできます。
LinkedIn(リンクトイン)の登録方法と有効な活用法を3ステップで紹介
次に筆者ZenがLinkedIn(リンクトイン)を使い倒してみて、効果的だと思ったLinkedIn(リンクトイン)の使い方や活用法をお伝えできればと思います。
この攻略法を使えば、もう玄人の仲間入りですよ。
LinkedIn(リンクトイン)徹底攻略として攻略1〜攻略3の順番でそれぞれ3ステップで説明させていただきます。
[攻略1]LinkedIn(リンクトイン)に登録した後はプロフィールを完璧に記入する。
はじめにLinkedIn(リンクトイン)に登録しましょう(登録URL:https://www.linkedin.com/)。
そしてプロフィール欄を完璧に仕上げましょう。
このプロフィール欄を企業や転職エージェントの方々は隅々まで見る可能性がありますので、以下のステップで準備しましょう。
Step1:基本プロフィールは全部いれる
まずLinkedIn(リンクトイン)の基本プロフィールはすべて入力してください。
ビジネスでは記載している情報量は信用になります。
Step2:顔写真はプロフェッショナルに
次に顔写真ですが、お金をかけてできるだけいい写真をとってください。
LinkedIn(リンクトイン)の公式サイトでも顔写真は14倍多く見られることが言及されています。
しかし、どんな写真でも良いかというと、そうではありません!!!
絶対にプロのカメラマンに写真をとってもらいましょう。
今後も使用するので、5000円以上かけたほうがいいです。
写真の印象は思ってる以上に大きいですよ。
Step3:英語でも入力する
ここがミソなのですが、LinkedIn(リンクトイン)は絶対英語でも入力してください。
英語で自己紹介しているだけで英語ができる感がでます。
日本の人事やヘッドハンターの中には外国籍の方もいて、英語でもプロフィールが書いてあると印象がすごく良いです。
[攻略2]LinkedIn(リンクトイン)の準備はここまでやるべし。
LinkedIn(リンクトイン)のプロフィールに加え、職歴やスキル、つながりなどを作っていきます。
「あなた」というブランドイメージを作っていくイメージです。
できるだけ「プロ」っぽいイメージを押し出してください!
どんなプロフェショナルとして見られたいか想像しながらブランディングしていきましょう。
ここも3ステップで進めていきます。
Step1:職務経歴やスキルはみやすく
LinkedIn(リンクトイン)では職務経歴は要約と本文に分けましょう。
手を抜いてはいけません。
学校の反省文くらい本気で記載してください。
Step2:「つながり/Connection」は500になるまで増やす
画面をみていただくと、LinkedIn(リンクトイン)でのつながりは500以上になると「500+」や「500以上」と表示されます。
この状態にもっていくために、知り合いに手当り次第繋がり申請をして、つながりを増やしてください。
おかしな話ですが、「つながりの数」もあなたの市場価値のひとつになります。
※あまり知り合いの繋がりを作りたくない場合は、転職エージェントの方々に繋がり申請を出しましょう。
Step3:興味のある会社や著名人をFollowしていく
あなたのブランドイメージを構築するさいに、どんなものをLinkedIn(リンクトイン)でFollowしているか、もイメージ戦略になります。
たとえば、「Google」「Amazon」「Apple」をフォローしていれば、テック企業に興味あるのか、となります。
逆に「Toyota」「Honda」「Nissan」をフォローしていれば、自動車業界に興味があるのか、となります。
あなたが押し出したいイメージにそって、企業や有名人などをフォローしましょう。
[攻略3]さあLinkedIn(リンクトイン)で転職活動をはじめましょう。
[攻略1] [攻略2]で、準備は整いました。あとはLinkedIn(リンクトイン)での実際の仕事探し、すなわち転職です。
実際に企業や転職エージェントの方々とコンタクトが始まります。
ここでの一番のポイントは待ちの姿勢ではなく、積極的に企業や転職エージェントの方々とつながっておくことです。
直近だけでなく、今後もLinkedIn(リンクトイン)で転職のチャンスが増えていくということです。
ここでも3つのステップで転職のチャンスをゲットしにいきましょう。
Step1:ヘッドハンターやリクルーターから来る連絡を通して仕事のチャンスを得る
一番簡単にできる、転職活動の第一歩としては、転職エージェント(ヘッドハンター)や企業のリクルーターから連絡が来るので、その中で少しでも興味がでれば話を聞いてみることです。
通常の転職エージェントや転職サイトでの転職と違い、コネクションを築くことを主目的としているLinkedIn(リンクトイン)なので、気軽に受け答えして大丈夫です。
連絡が来るということは、見込みがあると思われていますよ。
Step2:行きたい会社のリクルーターや人事に繋がり申請して連絡して、仕事に応募する
二つ目のステップとして、自身が興味のある会社や転職エージェントがいる場合、こちらから連絡をしてみましょう。
いま転職の意思があるのであれば、「転職を考えており、一度お話をお聞かせ願いたく、つながり申請を送らせてください」とメッセージを添えて連絡してみましょう。
今までお祈りメールをたくさんもらっていた人からすると、びっくりするくらい丁寧な連絡がきますよ。
もし断る場合でも人間味のあるメッセージになっています。
もしお断りされても、「今後御社の人員拡大で私のキャリアでお役立ちできそうであればお声がけ頂けると幸いです」と今後につながるようにしましょう。
「私のいまのキャリアの延長で御社に今後ご縁があるとすれば、どういった経験があると良いでしょうか?」などと聞いてみるのもいいかもしれません。
コンタクトした人が興味を持てば、トントン拍子に話が進むかもしれません。
Step3:LinkedIn(リンクトイン)から会社に直接応募する
より直接的に自分の次の仕事をとりに行く方法がこちらの「LinkedIn(リンクトイン)上にある求人に直接応募」することです。
実はLinkedInでは仕事を探すページ上で、自身に合う仕事を提案してくれます。
ここには非公開の求人なども含まれており、そのまま応募するもよいでしょう。
その企業のリクルーターに「LinkedIn(リンクトイン)で御社が推薦に上がってきたので、ご連絡させて頂きました」と連絡してみるのも良いでしょう。
LinkedIn(リンクトイン)のメリットやデメリット
これまでLinkedIn(リンクトイン)についてご説明してきましたが、そもそもLinkedInは今までの転職の仕方である転職サイトや転職エージェントを利用するのに比べてメリットはあるのでしょうか?
筆者ZenはLinkedIn(リンクトイン)にはメリットとデメリットがあると思っているので、LinkedIn(リンクトイン)のメリットとデメリットの両方をお伝えできればと思います。
メリット1:転職サイトや転職エージェントにない案件に巡り会える
LinkedIn(リンクトイン)には転職サイトや転職エージェントにはない求人が多数あります。
その筆頭ともいえるのが、GAFAMでしょう。
Amazon以外、ほとんど転職サイトや転職エージェントではお目にかかれない求人もLinkedInではなんと目にすることができます。
企業が実は非公開にしている求人が実は多数存在しています。
よく見てみると転職サイトや転職エージェントではあまりカバーできないであろう部門の求人なども見つけることができます。
メリット2:スカウトやリクルーターからの連絡がもらえる
転職サイトや転職エージェントなど含めて、向こう側から連絡をしてきてくれることはほぼありませんが、LinkedIn(リンクトイン)は違います。
まず受け取れるメールやスカウトの数が非常に多いです。
その中で3つのポイントがあります。
- 自分の経歴を見て、メールしてくれるので、ミスマッチが少ない。(来てほしい、魅力的だから声をかけてもらえている)
- カジュアルに条件を伝えられる
- エージェントやスカウトの顔や経歴がわかる
この3つは他の転職サイトや転職エージェントにはないので、おすすめできるポイントです。
メリット3:スカウトやリクルーターとコネクションを築くことで将来ヘッドハントされやすい
転職サイトや転職エージェントと違い、直接的に転職につながらなくても大丈夫なのがLinkedIn(リンクトイン)の良いところです。
LinkedInの場合、企業でも転職エージェントでも個人とつながっているため、やり取りが残っているので、記憶に残りやすいことがあげられます。
希望を伝えておくことで、カジュアルに優良案件を教えてもらえることも利点です。
LinkedIn(リンクトイン)のデメリット
デメリット①としては、自ら積極的にいく必要があります。
Linkedinでは、いま素晴らしい経歴を持っている人以外は、プロフィールを作り込んで自分から情報をとりにいく必要があります。
転職エージェントなどはうまく転職活動をリードしてくれるかもしれませんが、Linkedinではすべて自分から動く必要が出てきます。
デメリット②としては、メールやDMでの営業が多いことです
LinkedInで転職希望のステータスに変更している場合、転職エージェントからDMがたくさん来る・関係のない保険や不動産の営業連絡来ることがあります。
(番外編)会社からみたメリット
LinkedIn(リンクトイン)のユーザー側ではなく、実際に求人を出す企業側からみたときのLinkedIn(リンクトイン)のメリットをお伝えしたいと思います。
いまやLinkedinは多くの会社が求人を出す際の手段のひとつとしています。
企業にとって大きなメリットがあります。
会社側のメリット1)コストがほぼかからない
企業はLinkedIn(リンクトイン)でかかるお金は転職エージェントなどと比べると非常に少ない金額で済みます。
企業側も自ら動くことが要求されますが、活動した分だけ見返りがあるので、好んで使う企業が多いのです。
会社側のメリット2)転職候補者を探しやすい
転職サイトや転職エージェントと違い、応募してくれていない転職候補者を容易に探すことができ、また簡単にコンタクトをとることができます。
その際に、経歴がほぼすべて開示されており、転職の意向も垣間見れるため、良い人を探しやすいのです。
会社側のメリット3)ゆるやかに長く転職候補者と繋がれる
非常に重要な点なのですが、LinkedIn(リンクトイン)では転職候補者とゆるくつながっておく(別の言い方で「母集団」を形成する)ことができます。
いままでの採用活動ではこれが中途採用の担当者からするとネックになっていました。
これが解消されたことで、採用を母集団形成から計画的に行うことができるようになりました。
LinkedIn(リンクトイン)を使った感想と体験談
筆者がLinkedIn(リンクトイン)を使い始めたのは、2014年からでした。
実際にLinkedInが仕事を探す上で有用なツールだな、と感じたのは2016年頃からです。
それまでは一部のコアなユーザーや海外との交流の目的で使われていた気がします。
2020年の現在ではMicrosoftが買収したのも功を奏したのか、日本でも爆発的に利用者数が増加しているな、と感じます。
では筆者のLinkedInの使用体験談をご紹介できればと思います。
LinkedIn(リンクトイン)での転職エージェントやヘッドハンターからのお誘いに関して:週2回以上で連絡もらえた
数々の転職サイトや転職エージェントを利用させて頂いてきた筆者ですが、LinkedIn(リンクトイン)は私には向いていました。
筆者は今の仕事に不満があるのではなく、常に良い転職機会があれば転職したいと思っているので、すぐに転職しないと冷たくされてしまうサービスなどは向いていないと思っていました。
いろんなチャンスに巡り会えるLinkedInは非常に有意義であり、実際にお声がけ頂いたものを共有したいと思います。
転職エージェントやヘッドハンターからお誘い頂いたこの半年の累計が60回を超えていました。週2以上のペースです。
メッセージをいただいたときに転職エージェントやヘッドハンターの経歴やプロフィール(顔も含めて)わかるのがすごく印象がいいな、というのが感想です。
LinkedIn(リンクトイン)での企業からのスカウト:週1ペースでのスカウト
次に企業からのスカウトやリクルーターの方からのカジュアル面談に関してですが、こちらは、この半年で累計25回のスカウトが頂けました。週1のペースです。
おそらく人気の職種で人気の企業の方だと、倍以上は連絡をもらっているのだろうな、と推測できます。
LinkedIn(リンクトイン)の良いところは、少し気になった求人はカジュアルに仕事の中身や期待値が聞けるのが大変良かったと思っています。
“【簡単】LinkedInの使い方と効果的な活用法!【フォロワー1万人超えの筆者が解説】“のまとめ
LinkedIn(リンクトイン)に関してお伝えしてきた今回の記事はいかがでしたでしょうか。
利用者が伸びているLinkedInですが、まだまだ浸透率という意味ではまだまだ発展途上といった形でしょう。
しかし、だからこそ情報の感度が高いと思ってもらえるともいえます。
LinkedIn(リンクトイン)を通じ、面接のプロセスまで進んだ方向けには下の記事もご用意していますので、良かったら読んでみてください。
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では今回の記事のまとめに入りたいと思います。
記事のまとめ
ここ画像自動入力
- LinkedIn(リンクトイン)の利用者数が爆発的に増えてきた
- LinkedInのプロフィールを完璧にして、行動に移そう
- 転職サイトや転職エージェントにない非公開求人もあるので、中長期的に使おう