仕事が出来ても貯金できない!?共働き貯蓄術を押さえて生活を豊かに。手遅れになる前に【キャリア女子】

  • 共働きだから勝手にお金が溜まってるはず!
  • 育児と仕事で忙しくて、貯金まで気が回っていない!
  • 今まで夫婦で貯蓄について話をしたことがない!

このような問題を抱えている夫婦が多いと知っていますか?

「皆さんは、十分な貯蓄がありますか?」と聞かれた場合、おそらく多くの人が「十分かどうかは分からないが、最低限の貯蓄はある」と答えると思います

ただ、「夫婦で貯蓄について話し合えていますか?」と聞かれた場合はどうでしょう?貯蓄の話となると、何となく話しづらい空気になると感じている夫婦も多いと思います。

 

貯蓄とはお金を切り詰めて無理をするということではありません。

Emi
貯蓄を考えることは、本来は『夫婦のライフプランを考え』とても前向きで楽しい時間です。

今回、共働きの夫婦が貯蓄を楽しく考えるための基礎知識についてご紹介します。

この記事を読んでわかること
  • 夫婦での貯蓄問題
  • 夫婦でどのように貯蓄していけばよいか
  • 貯蓄を考えることはライフプランを考えること

結論

夫婦での貯蓄は、貯めること自体が難しいのではなく、どう貯めるかを決めるのが一番むずかしポイントす。

お互いのお金の価値観、貯蓄の仕方を尊重する必要があります。

一度、やり方を決めてしまえばライフスタイルが変化した際に、それをアップデートするだけで済むので、まずは夫婦で『お金』について話をする時間を設けましょう!

そのために必要な9つのポイントをご紹介します。

共働きの貯蓄術9つのポイント
  • 共働きは資産の管理が難しい
  • そもそも貯蓄とは何か
  • なぜ貯蓄ができないのか
  • 貯蓄のペースを考える
  • 支出の種類
  • ライフイベントごとの大きな出費を考える
  • 共働きが意図的に貯めるには
  • もしもの備え
  • 貯蓄を考えることは、ライフプランを考えること

ポイント1:共働きは資産の管理が難しい

共働きは十分な収入がある一方、資産の管理が難しいと言われています。

夫婦2人ともそれなりの収入があり、社会人になってから数年経って結婚した場合は、それぞれの資産もそれなりにあることから、一括で管理することが中々難しくなってきます。

しかし、忙しいからといって管理を疎かにすることは危険です。

支出の種類やタイミングなどを考え、夫婦二人で出来る貯蓄を考えてみましょう。

Emi
後回しにするともっと面倒になりますよ!よくある3つのパターンを見てみましょう!

妻に任せっきり、妻は仕事で忙しい

親世代では、資産管理は妻に任せ、夫は関与しないケースが多かったかと思います。

親世代は、完全な共働きの世帯は珍しく、妻が働き方をセーブして夫がメインのケースが殆どでした。

ただし、今の女性は男性と変わりなく働いているため、資産の管理までしっかりする時間を確保することが難しくなっています。

支出の管理(毎月の支払や口座管理)と資産の管理は別物です。

妻に任せている場合、資産の管理までは中々手が回らないのが現状です。

夫に任せっきり、本当に貯金出来ている?

夫の稼ぎの方が多い場合、夫が一元管理、もしくは妻の毎月の収入で不足する生活費のみ、妻に渡しているケースもあります。

このケースは夫の毎月の正確な収入額や、総資産を妻にオープンにしていない(知られたくない)ケースも多いのが特徴です。

仮に夫がしっかり管理出来ていると感じていても、夫婦間でオープンにせずにいると、実際にお金が必要となった場合に必要な額が貯められていないこともあります

財布は別々、夫婦別で資産形成は出来るのか

夫婦の稼ぎがほぼ変わらない場合に多いのが、夫婦それぞれに資産管理をしているケースです。

毎月の生活費などもそれぞれ決まった額を支出し、残りはそれぞれが貯める、毎月いくらは貯金しようねと決めるパターンです。

しかし、妻(もしくは夫)がその通り実行していても、夫(もしくは妻)が同じように貯金を実行しているとは限りません。

またこのくらい収入があるのだから、この程度は貯めているだろう、といった相手への過度な期待も禁物です。

”ポイント1:共働きは資産の管理が難しい”まとめ

  • 妻に任せっきりは手が回っていないかもしれない
  • 夫に任せっきりは思ったように貯蓄ができていないかもしれない
  • 夫婦それぞれ資産管理の場合は、お互いに期待を寄せているかもしれない

ポイント2:そもそも貯蓄とは何か

貯蓄をして行こう!と考える際に、まず何を思い浮かべるでしょうか?

毎月の支出から、残りを貯蓄と考える人が多いのではないかと思います。

将来必要な額がいくらで、その為に今貯めるべき金額が貯蓄であり、本来支出とは無関係なのです

Emi
貯蓄とは何か、考えてみましょう。

収入―支出=貯蓄ではなく、収入―貯蓄を考える

将来のことを考える際、お金のことを避けて通ることはできません。

毎月、そのタイミングで必要な額をその都度稼ぐことが出来れば、貯蓄は必要ありませんが、実際はそう上手くは行きません。

必要な額を計画的に貯めておく必要があります。

その為には、毎月の収入から残った分を貯蓄するのではなく、毎月必要な額を貯めていくという方向に考え方をシフトする必要があります

毎年収入が増えていくので大丈夫と思っていても、収入が増えると、それに見合った生活をしたくなり、支出も増えていきます。

その為、高収入の夫婦でも貯蓄出来ない人が多くいるのです。

まずは、『貯蓄を第一に考えること』が必要なのです。

NISA iDeCo、それぞれの特徴

貯蓄と聞くと、NISA・iDeCoを始めようと考える人が多いかと思います

ここでは簡単にそれぞれの特徴を抑えておきましょう。

まずNISAですが2種類あります。

①NISA

②つみたてNISA

この2つの違いは、年間の非課税投資上限額が①120万円、②40万円と違うこと、そして非課税となる期間が①5年間に対し、②20年間となります。

Emi
NISAはしっかり投資、つみたてNISAはこつこつ投資といったイメージです。

次にiDeCoです。

NISAとの違いは、掛け金が全額所得控除になること、資金の引き出しが原則60歳以上となります(60歳まで掛け金は非課税)。非課税投資額上限は、会社員の場合には年間14.4~27.6万となります。

いずれも注意しなければいけない点は、いくらお得といっても、投資ですので、元本割れする可能性があります。

Emi
毎月必要な生活費が足りなくなってしまっては意味がありませんし、すぐにまとまった現金が必要となる場合には、預貯金で置いておく方が良い場合もありますので、始める際は支出のタイミングや額を把握した上でスタートすると安心です。

 

積立保険、学資保険など短期保険は貯蓄には向かない

次に、貯蓄を考える際に思い浮かぶのが積立保険や学資保険です。

社会人になるタイミングで積立保険、子供が産まれたタイミングで学資保険への加入を検討する人も多いでしょう。

何となく保険=安心というイメージで、加入する人も多いかと思います。

ただし、積立保険や学資保険は、“貯蓄型”とは言いますが、あくまで保険です。

老後資金など、長い年数掛け金を払わないと、解約時の返戻金は、掛け金を下回ってしまいます。

また、保険にかかる金額が高いため、割高になってしまいます。

保険を検討する場合には、貯蓄としてではなく、あくまで“保険”として、ネットで掛け捨て保険を検討しましょう

必要な保険に悩んでいる方は、保険についての情報をまとめたこちらの記事も参考にしていただくと、必要最低限の保険が理解できます。

>>【プロに聞く】知らないと損!必要な保険は何なのか?保険を種類別に解説

”ポイント2:そもそも貯蓄とは何か”まとめ

  • 貯蓄は支出とは関係ない
  • NISA、IDeCoを知る
  • 保険は貯蓄には向かない

ポイント3:なぜ貯蓄ができないのか

「なぜ貯蓄しているんですか?」という質問に対して、どの様に答えますか?

「将来いくら必要で、今の収入がいくらで、その為に月々いくら貯蓄が必要だから、貯蓄をしている!」と明確に答えられる人は少ないと思います

Emi
貯蓄を成功させるコツは、この質問に明確に答えられるようになることが近道なのです。

目標額、目的が明確でない

なぜ貯蓄が必要なのか考えてみましょう。

老後まで考えて、パーフェクトな貯蓄を目指すこともできますが、まずは近い将来必要な金額を明確にし、それに向けて貯めて行くこともおすすめです。

大きくかかる項目として、教育費を考えてみましょう。目標額を決める際に考えなくてはならないのは子供の人数です。今何人子供がいて、今後何人増える予定か。

子供1人あたりに必要な貯蓄額は、最低ラインとして18歳までに400万(大学進学費用の半分)と言われています。

児童手当を全て貯蓄に回せば、1人約200万貯まりますから、残り200万を18年間で貯める必要があります。

月々にすると約1万円です。この金額×子供の人数分が必要になります。

最終的な目標額、目的を明確にすることで、貯蓄がスムーズに出来るようになります

意図的に貯まる仕組みを使っていない

貯蓄をしようと思っても、手間となるのが、給与口座から貯蓄口座へのお金の仕分け作業です。

この作業を極力なくすことで、貯蓄を楽にすることができます。

まずは児童手当などの振込先。子供用の口座を作り、直接児童手当を振込する仕組みにすることで、毎月自然とお金が溜まっていきます。

毎月の給与も、事前に会社に申請しておくことで、毎月一定額を別口座に入金することもできます。

会社で経費立て替えなどが多い人は、経費精算の振込先を別口座にすることもおすすめです。

手間をかけず口座を分けることから、始めてみましょう

家計管理に拘り過ぎ

貯蓄しようと考える際、まずは家計簿をつけようと考える人も多いかと思います。

家計簿をつけ始めると、細かく付けることに拘る人がいますが、家計簿は毎月の収入から必要な貯蓄額を引いた、残りの生活費をやりくりするために付けるものとして考えておきましょう。

毎月黒字化できるのがベストではありますが、あまり月単位では拘らず、年間の収支がマイナスにならないように、管理できれば良いのです。

逆に、年間の収支がマイナスとなる場合には、毎月の生活費で見直せる箇所が無いか、なければ貯蓄額を減らす、もしくは収入アップのための転職や副業の必要性も考えなければいけません。

”ポイント3:なぜ貯蓄ができないのか”まとめ

  • 貯蓄を成功させるコツは具体的に考えること
  • 意図的に貯まる仕組みを持つ
  • 家計簿にこだわらない

ポイント4:貯蓄のペースを考える

貯蓄はすぐに達成できるものではありません。

事前に必要な額を把握し、その目標額を毎月コツコツと貯めていく必要があります

必要と考える貯蓄額は家族によってそれぞれです。

また、家族それぞれの使い方がありますので、夫婦で事前に話合う必要があります

Emi
貯蓄において重要なポイントをリストアップしました。

必要な額は家族それぞれ、大きな出費のタイミングを考える

貯蓄のペースを考える際、平均貯蓄額を気にする人がいるかと思いますが、それは意味がありません

必要な額は、家族それぞれに違います。まずは大きな出費のタイミングを考えます。

まず考えなければいけないタイミングとしては、子供の進学です。

それぞれの家族の考え方や、地域性などもあると思いますが、私立の選択肢と、親元を離れるタイミング、大学については考える必要があります。

例えば小学校から私立に入れると、公立より年間100万以上教育費が多くかかると言われています。

また、部活の費用も、一般的な中高のスポーツ部でも初期費用に10万円程度はかかりますし、スポーツの強豪校ですと、遠征費などで年間30~50万円ほどかかる場合もあります。

更に、もっとスポーツに打ち込むために寮に入ると、寮費もかかります。子供のやりたいことは親としては出来るだけ応援したいところですが、どの程度まで応援するのかは、事前に考える必要があります。

こうした検討をする際には、夫婦で話し合うことが重要ですが、機会があれば、プロのFP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみるもの良いでしょう。

保険の検討時や住宅ローンの検討時に話を聞くことができます。参考程度に話を聞くこともおすすめです(ただし、勧誘に乗らないようにすることが重要)。

教育にかけるお金と老後資金のバランスを考える

子供の教育にかけるお金と老後資金はいずれも夫婦の収入が原資になります。

一定の収入において、教育費をかければ老後資金が減りますし、老後資金を残そうと思うと教育費は削らなければいけません

夫婦ごと、家族ごとの正解がありますので、夫婦でじっくり話し合うことが必要です。

また、バランスを考える際、基準の一つとなるのが、夫婦それぞれが親からどの程度教育費をかけて貰っていたのか、どんな暮らしをしていたのかといったバックボーンです。

将来の資金のバランスを考える際は、自分の両親に、年収や家計費など、具体的な金額を聞いてみることもおすすめです。

貯蓄と住宅ローン返済

都心部に住む場合、持ち家より賃貸がおすすめですが、住宅を購入する人もいるかと思います。

住宅ローンの負債はとても大きいので、早く返してしまいたいと思われがちですが、ローンの繰り上げ返済の際には、直近で大きな出費がないか確認しましょう

住宅ローンの金利は固定金利・変動金利などありますが、車や教育のローンの金利と比較するととても低利率です。

住宅ローンを繰り上げ返済し、他のローンを組む場合と、住宅ローンを残して、他の大きな出費に備えて現金資産を保有するのとどちらが得か、比較検討してみましょう。

”ポイント4:貯蓄のペースを考える”まとめ

  • 貯蓄のペースは家庭それぞれ
  • 平均貯蓄額に意味はない
  • 老後資金と子供の教育資金は表裏一体

ポイント5:支出の種類

支出を考える際、どのような種類の支出があるでしょうか。

ライフイベントのような1度にまとまって必要となる大きな出費や、毎月必要な固定費、毎月まとまって必要な費用などがあります。

ある程度まとまって必要な出費に対しては、事前に貯蓄をしておく必要があるのです

Emi
支出の大きさとタイミングを把握することはとても重要です。

1度にまとまって必要な費用

まとまって必要な費用としては、子供の入学費用があります。

小学校であれば、ランドセルや学習机、入学式用の洋服や記念写真、学用品などがあるでしょう。

一般的に15~30万ほどの予算が必要となりますが、どの様なものを準備するかによって予算は大きく変わりますので、事前に夫婦で決めておくことが必要です。

また、私立の小学校に入学する場合には、これにプラスして年間100万ほど費用がかかりますので、事前の準備が大切です。

また、引越費用も家族分の荷物となると多額となります。

転勤に伴う引越であれば、会社負担となることが多いと思いますが、復職のタイミングでの保活の為の引っ越しや、子供の入学のタイミングでの引越しなどについては自己負担です。

プラン内容や距離により必要費用は変わりますが、引越費用として30~50万、引越の際に管理会社に支払う敷金礼金など初期費用が30万前後、事前に用意できると良いでしょう。

 

毎月必要な費用

毎月必要な費用で、毎月の収入から支払い可能なものとしては、家賃や、水道光熱費やネットやスマホの通信料などがあるでしょう

水道光熱費については、引落しとしている場合が多いかと思いますので、毎月金額を確認しましょう。

家賃についても毎月必要な費用となりますので、定期的に今の家に住み続けるべきか、引っ越しすべきか検討してみましょう

首都圏や東海圏では、2年に1度更新料も必要になることが多いです。地域性がありますので、他の地域から引越しした場合には事前に確認しましょう。

更新料は家賃の1~2ヶ月と高額な場合も多いため、住み替えを検討する際には、更新のタイミングを考慮するようにすると良いでしょう。

また、車を持っている人は、駐車場代やガソリン代なども毎月必要な費用として考えておきましょう。

毎月必要でまとまって必要な費用

毎月ある程度まとまって必要な費用としては、教育費があります。

どの程度の予算をかけるのかを事前に夫婦で話し合っておくことが必要です。

また、子供の人数分費用として必要となりますし、子供が大きくなるにつれ、かかる教育費は高額となっていきますので、出来るだけ子供が小さいうちに貯めておくことが重要です。

”ポイント5:支出の種類”まとめ

  • まとまった支出の大きさとタイミングを把握しておく
  • 子供の入学費用と引っ越し費用
  • 毎月必要な費用をリストアップして把握する

ポイント6:ライフイベントごとの大きな出費を考える

家族の貯蓄プランを考える際には、ライフイベントを把握し、そのイベントごとにいくらかかるか(かけたいか)を積み上げていくことも有効です。

大きな出費として考えられるものをカテゴリーごとに考えてみましょう。

Emi
ライフイベントは見落としがちです。タイミングがある程度きまっている大きな支出となります。

子供の進学、受験

子供の進学・受験にかかる費用について考えてみましょう

考えるべきは、公立か私立か、受験する場合にはどのタイミング(小学校なのか、中学なのか)から受験するか考える必要があります。

受験そのものにかかる費用の他に、受験の準備のために習い事が必要な場合もあります。中学受験からは塾に通う、家庭教師をつけるなどの対応が必要になってきます。

また、進学時にも費用がかかります。まず進学準備のための費用です。ランドセルや学習机、私立であれば制服代なども必要です。

教材費やその他体験学習などにかかる費用も私立ですとかなり費用差があります。事前に把握しておくようにしましょう。

一番大きく費用差が出てくるのは、大学進学です。受験にかかる費用も、一般入試で複数校受験する場合には、受験費用と、合格した際に払う入学費が必要です。

また、国公立か、私立か。文系か理系か。理系の場合には一般的に6年間学費がかかります(学部後の大学院進学者が多いため)。

また、自宅から通うか、一人暮らしをするか。海外留学をするという選択肢も出てきます。

この組み合わせによってかかる費用はかなり差が出てきますので、事前に考えておく必要があるのです。

学費について検討してる方は、奨学金と学資ローンの情報をまとめたこちらの記事もお読み下さい。

>>奨学金と学資ローンの徹底比較!金利で損しないお金の借り方を解説

車の買い替え、車検、家の修繕、固定資産税

車や家は大きな支出が伴います

自家用車を所有している人は、車の買い替えのタイミングも考えておく必要があります。

車が新しいうちに買い替えていくのか、長く乗って次の車にするのか。子供が増えるタイミングでファミリーカーに買い替えが必要な場合もあります。

車の買い替えを考える際には、車検のタイミングも考えておきましょう。車検のタイミングの前に買い替えるのか、車検後でしたらその後長く乗ることを考えるなど、ライフイベントと車のライフサイクル、車検のタイミングを併せて考えると良いでしょう。

マンションや一軒家などの自宅を所有する人は、固定資産税、修繕費用についても考える必要があります。

マンションであれば大規模修繕のタイミングと自宅部分の修繕を考える必要があります。

一軒家であれば、外壁や屋根、居住部分といった区分につき、保険が効く対象とそうでなく費用を積み立てるべき項目について事前に考え、準備しておきましょう。

その他、海外旅行やイベント、子供の結婚などの大きな出費

その他にも、家族で毎年国内・海外旅行を計画する場合には、事前に費用を積み立てておくと良いでしょう

行きたい場所、滞在プラン、滞在日数などを考え、必要な金額を見積もっておきましょう。

また、旅行以外にも家族で何かイベントを予定している場合には、事前に費用も見積もっておきましょう。

子供のお祝い事にもイベントやお祝い金を準備したい場合には、教育費とは別に必要な費用を貯めておく必要があります。

進学や成人のタイミング、結婚などがあります。結婚の場合には地域柄も大きく関係してきますので、どの程度用意するか事前に夫婦で話し合っておきましょう。

”ポイント6:ライフイベントごとの大きな出費を考える”まとめ

  • ライフイベントには大きな支出が伴う
  • 子供の進学や受験はよく考えておく
  • 車や家で発生する費用の大きさとタイミングを把握する

ポイント7:共働きが意図的に貯めるには

忙しい日々を送る中で、どうしても貯蓄まで手が回らない場合には、意図的に貯まる仕組みを作っておく必要があります

また、毎月かかる固定費用を見直し、必要最低限にしておくことも大事です。

Emi
仕組みにしておくことで、後々に貯蓄が溜まっていなかったという事態を防ぐことができます。

毎月・ボーナスの天引き

意図的に貯まる仕組みとして、一番簡単な方法が、給与の一部を別口座に入金する方法です。

毎月の貯蓄額をそのまま設定することで、現金資産を手間なく貯めることができます。勤め先に申請することで、多くの企業で対応可能ですので、会社の制度を調べてみましょう。

次にNISAIDeCoです。

いずれも投資ですので元本割れの可能性はあるものの、現金資産が十分にある場合には、まずは短期資産としてNISAを検討してみましょう。

会社によっては、持株会などがある場合もあります。勤め先の経営状況や上場・未上場、退職時の取り扱いなど購入開始前にはよく調べておく必要がありますが、購入額に対して一部会社の費用負担がある場合が多く、自然と貯まる仕組みの一つとしても有効です。

固定費の削減

忙しい日々を送っていると、中々手が回らないのが毎月の固定費の見直しです

見直したことが無い場合には、是非一度見直しをしてみましょう。

まずは携帯料金です。大手キャリアを長年使用している人は是非一度他のキャリアも検討してみましょう。

新しい機種ですとデュアルSIMの選択肢もあります。格安SIMが不安という人は、そういった使用方法も検討してみると良いかもしれません。

次にネット環境です。各社から様々なプランが出ています。ネットだけを契約するのではなく、他の公共料金などと契約することで安くなる場合など選択肢は様々です。

長年プランを変えていない人は、一度見直してみましょう。光熱費についても、新電力への切り替えなどで安くなる場合があります。様々なプランがありますので、確認してみましょう。

保険についても、保障内容が手厚すぎないか、医療保険が必要かについても考えてみましょう。

医療費については高額医療費制度というものがあります。年収に応じて、ひと月にひと医療機関かかる保険適用の医療費について、上限を設けているものです。

また会社によっては健保独自の上限額を設けている場合もあります。また、すぐに使える現金が一定額あれば、そもそも保険は不要かもしれません

車を所有している人で毎日車に乗らない人もいるかと思います。本当に車を所有している必要があるのか、もし手放した場合の代替費用とどちらが安いかについて検討してみましょう。

マンション住まいや駅近であればカーシェアリングもあります。使用頻度によって、車を所有するべきか、カーシェアリングを利用すべきか、毎回タクシーの方が割安という場合もありますので、検討してみましょう。

年に1度は夫婦で見直す時間を持つ

こうした費用は、一度に払う費用としては少額ですが、年間・将来に渡って払うことを考えると高額になってきます

例えば、家はとても高額なので購入の際にはとても迷いますが、保険だと簡単に契約してしまう場合もあります。

ただし、保険は将来に渡って支払うものですから、月々1万円でも年間12万円、仮に50年払うと600万円になります。保険に2つ3つ加入している人も多いかと思いますので、加入内容によっては、家を買う次に高額な出費になっている可能性もあります。

それぞれの費用については、出費のタイミングでよく検討することは勿論、年に1度は夫婦で見直しをする習慣をつけましょう

夫の保険の内容、費用を知らないということにならないよう、夫婦で情報を共有することも意識づけていきましょう。

ただし、夫婦間の出費や貯蓄については、お互い干渉しすぎず、年間の目標額が達成できていればOKという風に楽に考えることも必要です。お互いを尊重しながら、情報を共有していくことが必要です。

”ポイント7:共働きが意図的に貯めるには”まとめ

  • 貯める仕組みを意図的に作る
  • 固定費はできる限り削減する
  • 1年に1回は夫婦で話し合う場を持つ

ポイント8:もしもの備え

『もしも』は起きないに越したことはありません。

考えたくないこともありますが、将来何かあったときにも安心できるよう、事前に考えられることについては、夫婦で考えておく必要があります

Emi
『もしも』は事前に準備することが重要です!

親の介護や葬式費用、兄弟・親戚の面倒

身近で可能性が高いものとしては、親の介護や葬式の費用などです

一度親と、将来についてどう考えているか話し合ってみる必要があります。

また自分自身に兄弟が複数人いる場合にはその役割分担についても事前に話し合っておきましょう。親が元気なうちに聞いておくとお互いリラックスして話しやすいので、是非早めに話しておきましょう。

また、将来自分・配偶者の兄弟や親戚でサポートが必要になる人がいる場合にも、親世代が元気なうちに話をしておく必要があります。

サポートと考えると身構えてしまいますが、成年後見人の制度や財産管理の方法など、事前に把握しておくと自分たちが出来ること、出来ないことも周囲と事前に確認しておくことが重要です。

倒産・クビ、病気、ケガへの備え

夫婦間でも『もしも』について考えておく必要があります。

会社の経営状況はどうか、もし経営が危ういのであれば、転職についても早めに検討する必要があります

日頃から、いつでも他の会社でも働ける準備をしておく必要もあります。日々の業務を何となくこなすのではなく、何のための仕事なのかを常に考える癖をつけましょう。

また病気にも備える必要があります。病気と考えると保険と考えがちですが、まずは自分自身の健康状態について詳しく知っておきましょう。

毎年の健康診断項目に加え、数年に1度はがん検診なども項目をプラスして受けておくことで安心を得ることもできます。

また、メンタル面での健康も重要です。自分自身で疲れたと言いにくい性格の場合には、早めにパートナーが気付いてあげることが重要です。

会社員であれば、傷病休暇などを利用して長期休むこともでき、ある程度収入も確保できます。日頃の健康チェックや保障制度を確認した上で、更に安心が欲しい場合には収入保障などの保険もあります。

ケガへの備えも、保険を検討する前に、まずは日々疲れを残さないよう気を付けることで、ケガを防ぐことを考えましょう。その上で、十分な現金(年収の半分程度)があれば保険は不要かもしれません。貯蓄の状態とよく比較して備えることが重要です。

もし片親になったら(配偶者との死別、離婚)

片親になるリスクも考えておくことも重要です

もし配偶者と死別した場合に、十分な収入が確保できるのか、事前に夫婦で話し合うことも必要です。

ここでも保険ありきではなく、会社員であれば、会社からお見舞金が出ることが多いでしょう。会社の規定を確認した上で、不足分があれば保険も検討するようにしましょう。

ただし、片親となるリスクは、死別よりも離婚の方が高いのが現状です。日頃から夫婦で価値観を合わせておくことが重要です。

特にお金の価値観は大事ですので、日ごろの話し合いがとても重要です。貯蓄を考え、実行することは、夫婦で同じ価値観を共有して、共同作業をしていくことです。貯蓄を一緒に考えることが離婚のリスクを下げることにもつながるでしょう。

”ポイント8:もしもの備え”まとめ

  • 親の介護は親戚と事前に話合う
  • 倒産やクビのリスクに備えていつでも転職できるようにする
  • 片親になった場合の話もしておく

ポイント9:貯蓄を考えることは、ライフプランを考えること

貯蓄のゴールは多額の資産を貯めることではありません

どのような生活を送っていきたいかを考え、その為に必要な資金を確保する計画を立て、思い描いたライフプランを実現することです。

その為には自分が、夫が、家族としてどのような暮らしをしたいかを考えることが必要ですし、その為の資金が足りないのであれば、収入を増やすことや、どこか暮らしの中で削れる部分を見つける必要があるのです。

Emi
貯蓄を考えることはライフプランを考えることに繋がります。

子供の人数と老後のライフプランはトレードオフ

これまで触れてきた様に、子供の人数と教育資金は経済問題に直結します

夫婦二人の暮らしでは十分な収入だったとしても、子供にかける費用が増えれば、当然ながら夫婦二人にかけられる費用は減らさなければなりません。

とはいえ、子供が親元にいるうちは、家族としての時間も充実させたいと考えると、シワ寄せがくるのは夫婦の老後資金となります。

では、老後の資金は夫婦2人分の暮らしが出来ればそれで十分でしょうか?

子供がいて、将来的に子供が家庭を築き、その家庭との関わり方もイメージしてみましょう。

もし子供が自立した後、月々の予算を半分にしようと考えた場合、夫婦2人の暮らしとしては十分かもしれません。

ただし、子供の家族、孫との関わりの中で、一緒に食事をしたり、旅行にいったり、お祝い事や援助などもしていきたいと思うでしょう。

子供との年齢差にもよりますが、子供との年齢差が30歳の場合、子供も30歳の時に孫が産まれれば、こうした資金も考えなければいけません。

 

貯蓄から逆算した生活水準にする

貯蓄を考える際にとても重要なのが、『収入―貯蓄=日々の暮らしの資金』とすることです。

これまでも述べてきた様に、収入―支出=貯蓄とすると、必要な額を貯めることはできない場合や、必要以上に節約をしてしまう場合があります。

大きな出費を事前に把握し、備えておくことで、日々の暮らしを平均的に暮らすことが出来るようになります。

お金の安定は、心の安定に繋がります。事前に必要な貯蓄額を夫婦で把握しておくことで、臨時収入があった際も、どの程度なら使えるのか容易に話し合うことができますし、大きな出費がある場合にも慌てずに済みます。

穏やかに過ごすためにも、必要な貯蓄額から逆算した生活を心掛けることが大切です。

少額でも(楽しく)稼げる手段を持つことも◎

貯蓄を考える際に、転職や昇進で大幅な収入アップを見込める場合には、仕事に活かせるスキルを身に着けていくことも重要です。

また、本業の仕事以外にも自分の得意なことや好きなことで少額でも稼げる手段を持つことも良いでしょう。月に1~2万円でもこつこつ生涯続けるとまとまったお金になります。

心の余裕や、臨時の出費などにも対応できますので、楽しく続けることが大事になってきます。

今現在収入に続かなくとも、今後趣味を広げて副収入に繋がる場合もありますし、退職後や転職をしてもそうした収入は途絶えることはありません。

何か1つでも楽しく稼げる手段を探しておくこともおすすめします。

”ポイント9:貯蓄を考えることは、ライフプランを考えること”まとめ

  • 貯蓄のゴールは多額の資産を築くことではない
  • 子供の人数と老後資金はトレードオフ
  • 貯蓄から逆算した生活水準にすることが重要

まとめ

ここまで読んで頂いて、少し具体的に貯蓄についてイメージ出来たでしょうか?

すでにお気づきかと思いますが、あくまで貯蓄は目的ではなく、日々のライフプランを実現していく為の手段です。

まず初めに考えるべきは、「お金があるかどうか」ではなくて、「どのようなライフプランを送りたいか」を夫婦でイメージし、話し合うことなのです。

夫婦で楽しく話し合いが出来て、貯蓄の目的とゴール(目標額)が決まれば、あとはスムーズにスタートを切ることができます

ただし、ライフプランは一度決めたものを変えてはいけないものではありません。その時の夫婦・家族の状態・状況によって、変化があって当然です。貯蓄プランもこうした変化に柔軟に対応するためにも、夫婦で定期的に話し合うことが必要なのです。

夫婦で同じ目標を共有して、無理なく貯蓄が出来るよう、今日から是非話し合ってみてください。

記事のまとめ

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  • 貯蓄がいくら必要か、子供の学費、ライフスタイル等を考慮しながら具体的なイメージを持つ
  • 貯蓄は意図的に貯められる仕組みを持つ
  • 貯蓄は目的ではなく、ライフプランを実現する手段

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