- 自己投資の始め方がわからない
- 自己投資始めたけど上手く続かない
- 自己投資をずっとしてるけど成果が出ない
私の周りでこんな声をよく聞きます。
『自己投資は最高の投資である』と成功されている方は口を揃えておっしゃいます。
頑張ったら頑張った分だけ自分に直接返ってきます!
『自分への投資は自分の将来を切り開くもの』
筆者はそう考えています。
自分への投資は世界で一番投資対効果が高いものです。
みなさんもご存知の通り、世間で行う株式などの投資は良くて年利5-10%だと思います。
それに言い方は悪いですが、投資をして得られるものはリターンの『お金』だけです。
ところが、自身への投資は年利が100%以上になることなんてザラです。
その上、『お金』以外にたくさんの経験、考え方、喜びなどをもたらしてくれます。
そんなすごい自己投資ですが、世間では自己投資をしていない人がほとんどです。
アンケートなどでみると80%近くの人が自身のキャリアに役立つ自己投資をしていません。(フリージーの結果)
自己投資を少し頑張るだけで周りの人達と大きな差を作ることができます。
わかっているけど、行動に移せない!
自己投資には王道のやり方があります。
自己投資の教科書をなぜ書店では売っていないのでしょうか。
学校でも自己投資をする歳のオリエンテーションをしてくれればいいのにと思いませんか?
そんな方のために、自己投資の効果を最大化するための守るべき3つのルールをまとめました。
筆者は20代に自己投資として英語力とビジネス力を磨き、アメリカ大学院へ進学し、シリコンバレーにて事業を束ねる経験をしていました。
このキャリアが築けたのは、紛れもなくずっと続けた自己投資の結果です。
今回紹介する3つのルールは、この経験を元に生み出したものになりますので、参考になりましたら幸いです。
また、年代別のおすすめ自己投資が知りたい方はこちらからチェックしてください。
- 自己投資が結果に結びつかない理由
- 自己投資がうまくいく方法
- 自己投資をしなかったらどうなるか
(結論)3つのルールを守ることで自己投資の効果を最大化する
結論としてなぜみなさんの自己投資が結果に結びつかないのかをご回答します。
自己投資がうまくいかない主な原因は3つになります。
自己投資が上手くいかない原因
- 目標が明確じゃない
- 手段がずれている
- 必要な行動をしていない
99%の場合、このどれか3つが原因です。
ドキッとされた方もいらっしゃると思います。
この3つの内どれかが欠けてしまうと皆さんの望む結果を手に入れることができません。
この3つの落とし穴にはまらないために、それぞれに守るべきルールをみていきましょう。
- ルール1:目標を明確にして軸を持つ
- ルール2:目標を達成するために最適な手段を選ぶ
- ルール3:ひたすらに行動する
【ルール1】目標を明確にして軸を持つ
自己投資で守るべき最初のルールは、『目標を明確にすること』です。
いままでの筆者の経験ですが、やみくもに自己投資を始める人を多く見てきました。
例えば、英語の勉強はじめました。(*ノω・*)テヘ
ジム通いはじめました。(*ノω・*)テヘ
このような話は良くききますよね。
そこで目標を聞くと、『英語しゃべれたらカッコいいよね』『なんとなくやせたいから』という回答が返って来ます。
お察しの良い方はお気づきと思いますが、3ヶ月後にこの努力が続いている人はいません。
99%がそうです!
今までこのパターンで成功した例を一回も聞いたことがありません。(皆さんはありますか?)
何も結果がでることなく時間とお金が無駄になります。
このようなことを防ぐために3つのアクションプランを用意しました。
やること1:明確な目標を掲げ、なぜやるのか自分自身に問いかける
アクションプランのその1は、明確な目標を掲げて『なぜその目標を達成したいのか、どうしてその目標が必要なのか』を自分に問いかけてください。
明確な目標、明確な動機があると自分を奮い立たせることができます。
明確に目標が設定できない、その目標を達成したい動機がないのは、自分が心から望んでないからです。
自分に嘘をつくことはできません。
先程の英会話の例では、憧れはありましたが目標がありませんでした。
英語が話せるとカッコいい、というのは明確な目標ではありません。
つまり、本当に英語を習得したいって思ってないんです。
口先だけなんです。
そうではないなら、できるだけ数字や具体性のある目標にしましょう。
以下のような目標の明確さがひとつの基準です。
英語の例
- 昇進試験で必要なTOEIC700点をとる
- 社内の海外支社とのやり取りで、30分ほどの会議の取り仕切りができる英語力を身につける
筋トレ&ダイエットの例
- 体重5kgやせる
- ベンチプレス80kg挙げれるようになる
そして、次になぜこの目標が達成したいのか問いかけて下さい。
- この目標をなぜ達成したいのか
- 達成できるとどうなるのか
- 達成できないとどうなるのか
- もし1年前に初めていて、いま達成していたら今の生活は変わっていたか。
このような質問から『なぜ』この目標を達成したいのか言語化しましょう。
やること2:目標に対してやるべきことを具体化する
明確な目標が決まり、そのモチベーションが落とし込めたら、次にやることは目標に対してやるべきことを明確にしてみましょう。
言い換えると、目標を達成するために必要な項目を洗い出すのです。
現在と目標のギャップを把握して、要素に分解すると言ってもよいです。
先程の英語を例にとると、TOEIC700点とるためには、なにをする必要があるのでしょうか?
TOEIC700点をとるために具体的にすること
- 現状把握(いまのTOEICの点数の確認)
- 基礎である文法、発音、単語
- 試験内に終わるだけの速読力
- 時間内に説くための瞬発力
- TOEICの試験慣れ
筋トレ・ダイエットとであればこのように分解できます。
筋トレ・ダイエットで目標達成のためにすること
- 現状把握(体重・体脂肪・摂取カロリー・消費カロリーを知る)
- 摂取カロリーから朝・昼・晩の摂取カロリーを決める
- 食事内容を決める
- 運動に当たられる時間を算出する
- 予定に先に運動の時間を組み込む
- 毎週記録する
- 筋肉がつくおおよその時間把握する
ここまで見えてくると、掲げていた目標はなにをしたら達成できるのかおおまかに見えてきたと思います。
やること3:期限を決める
最後に、いつまでに目標を達成したいのかを決めます。
目標をなぜ達成したいのか言語化できているはずなので、それをいつまでに達成したいのかを決めます。
期限を決めるのは非常に重要で、3ヶ月で達成したいのか1年で達成したいのか3年かけてもいいのかで、とりうる手段が変わってきます。
筆者のおすすめは1年以上先の目標はだれてしまうので、3年かかりそうな目標は小さい目標に分解して1年以内とするほうが良いと思います。
筋トレ、ダイエットの例をとると、1年で体重5kgやせるためには1ヶ月およそ0.4kgやせれば大丈夫です。
1kgの体重を落とすのに7500kcal必要な計算ですので、1日100kcalのエネルギーを削るだけで1年後には5kg痩せることができます。(理論上です)
※計算式:(7500kcal/kg) × (0.4kg/月) ÷30日 = 100 kcal / day
自己投資の目標として年収を検討している方は、最速で年収1,000万を達成するために必要な知識をまとめた、こちらの記事も合わせてお読み下さい。
>>【最速で到達】知らないと損をする年収1000万以上を達成する秘訣
”【ルール1】目標を明確にして軸を持つ” まとめ
- 明確な目標を掲げ、動機をしる
- 目標に対してやることを具体的にする
- 期限を決める(1年以上にしない)
【ルール2】目標を達成するために最適な手段を選ぶ
自己投資で守るべきルール2は、『目標を達成するために最適な手段を選ぶ』ことです。
聞いたら、当たり前やん!!と突っ込みたくなるのですが、なぜか自分ごとになると冷静に判断できない人が多いのです。
大体の場合、『始めること』に重きを置きすぎて、始めた自分に酔っています。
ベロベロに酔ってしまって、思考停止になっています。
この状態から脱却すべき、具体的にやることを3つ用意しました。
知る:最適な手段が目標達成の鍵
目標を達成するための最適な手段を選ばないと、目標達成することは困難だと『知る』ことが第一歩です。
目標達成には正しい努力を積み重ねる必要があります。
手段を間違えるとあさっての方向にいってしまいます。
英語を例にとると、TOEIC700点とることを目標にしているのに、オンライン英会話でフリートークを頑張っている人がいます。
どう思いますか?
となりませんか?
TOEICをとりたいならTOEICの勉強を手段にすべきです。
TOEICには英会話は必要ありません。
どんなに英会話を頑張ってペラペラにしゃべれるようになっても、TOEIC700点とれる保障はありません!
TOEICの点数を上げるには、文法・発音・単語を押さえて、Readingのための速読力とListeningのための英語耳を鍛えるのが最適な手段です。
『最適な手段をとる』は意外とバカにできません。
油断すると目標が達成できない手段を選んでしまっている可能性があります。
もうひとつの例を出すと、5kgやせることを目標にしてジムに通っている人を想像してください。
ジムに通っていると安心して、どか食いして逆に太っちゃう人がいます。
いくら頑張って運動しても食べ過ぎると意味がないですよね。
これも、やせるという目標に対して手段がたくさんある中で、ジムに行くことだけが本当に最適な手段なのかしっかり考える必要があります。
ダイエット、つまり体重を落とすには、摂取カロリー<消費カロリーを続けることが最適です。
筋トレではなく、朝ごはんや間食をぬくのが最適な手段かもしれませんし、目標によっては筋トレと食事制限の両方が必要かもしれません。
見つける:論理的に考えて合理的な最適なルートを見つける
最適な手段が目標の達成の鍵だと認識して頂いたら、次にやることは最適ルートを見つけることです。
具体的には以下のように最適ルートを見つけます。
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手順1明確な目標をたてる
-
手順2目標のモチベーションを知る
-
手順3目標を具体化する
-
手順4期限を決める
-
手順5手段を洗い出す
-
手順6合理的な最適ルートを見つける
手段4まではすでにご説明させていただきました。
手順5で、とりうる手段をリストアップします。
手順6で、目標に対して合理的な最適ルートを選定する必要があります。
TOEICの例
TOEICの例をとって解説いたします。
上記の手順に従って、順々にすすめていきます。
今回は合理的なルートとして、現実的にとりうる選択肢と可能性を最大にする選択肢をリストアップします。
-
手順1明確な目標をたてるTOEIC700点
-
手順2目標のモチベーションを知るみんなに英語できると思われたい。管理職登用試験で必要
-
手順3目標を具体化する現状把握(いまのTOEICの点数の確認)・基礎である文法、発音、単語・試験内に終わるだけの速読力・TOEICの試験慣れ
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手順4期限を決める次回の管理職登用試験の応募期限の9ヶ月
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手順5手段を洗い出す社内の英語教育プログラム、TOEIC勉強アプリ、TOEIC本、公式問題集、ライザップEnglish、TOEIC専門塾
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手順6合理的な最適ルートを見つける【現実案】文法の本→TOEIC勉強アプリ→公式問題集
【可能性最大の案】文法の本->ライザップEnglish(Progate)に通う
合理的な最適ルートでは、お金と期限を鑑みて現実的なルートと、可能性を最大化する選択をリストアップしました。
お金が許すのであれば、高額ですがライザップEnglishかProgateを用いればより可能性はあがります。
筋トレ・ダイエットの例
次に、筋トレ・ダイエットの場合はこちらになります。
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手順1明確な目標をたてる5kg痩せる+体脂肪5%減らす
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手順2目標のモチベーションを知る次の夏に自信をもって水着を着たい。
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手順3目標を具体化する摂取カロリーを減らす、消費カロリーを増やす、筋トレをする、有酸素運動をとりいれる
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手順4期限を決める6ヶ月
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手順5手段を洗い出す3食で2200kcalにする、朝食を抜く、間食はしない(してもナッツにする)、ジムではベンチプレス・スクワット・懸垂をする
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手順6合理的な最適ルートを見つける【現実案】1日の摂取カロリーを200kcal減らす。週二回(水、土)19:00にジムに行き3種目をこなす
【可能性最大の案】食事制限+RIZAP
こちらも同様に合理的な手段として、自己完結できるものと、お金に糸目をつけず外部サービスを利用する手段をリストアップしています。
計画する:さらに具体化し、期限を意識しながら筋道を立てる
合理的に考えて最適なルートが見つかったら、習慣に落とし込めるレベル感まで具体化して、筋道を立てていきましょう。
英語の例では、さきほどで合理的な最適ルートを見つけました。
文法の本->TOEIC勉強アプリ->公式問題集
こちらを期限を意識して、具体化した筋道を立てていきます。
【TOEIC700点の筋道】
マイルストーンの置き方 | 内容 |
1ヶ月目 | 実力把握+文法マスター |
2ヶ月目 | 発音+単語マスター |
3ヶ月目 | TOEIC勉強アプリで基礎力あげる |
4ヶ月目 | Readingの速読力をあげる |
5ヶ月目 | Listening力を上げる |
6ヶ月目 | ひたすら公式問題集 |
同じくダイエット目標ではこちらは下記のように筋道をたてます。
【5kgのダイエットの筋道】
マイルストーンの置き方 | 内容 |
1ヶ月目 | 体重60kg 体脂肪20% |
2ヶ月目 | 体重58kg 体脂肪19% |
3ヶ月目 | 体重57kg 体脂肪18% |
4ヶ月目 | 体重56kg 体脂肪17% |
5ヶ月目 | 体重55kg 体脂肪16% |
6ヶ月目 | 体重55kg 体脂肪15% |
”【ルール2】目標を達成するために最適な手段を選ぶ” まとめ
- 知る:最適な手段を選ばないと目標は達成できない
- 見つける:合理的な最適ルートは自分で見つける
- 計画する:期限で切って、筋道をたてて具体化する
【ルール3】ひたすらに行動する
自己投資で守るべき最後のルールは、『行動にし続ける』ことです。
すでに皆さんは、目標に対して合理的な『最適な手段』を考えるカードを持ちました。
ここからが一番大事です。
基本的に人間の行動は中々変わりません。
新しいことを始めるのは面倒です。
楽な方に流れます。
それでも目標を達成したいなら行動するしかないのです。
肝に命じる:準備して行動しない人がほとんど
人生を変える手段はたったひとつ『行動を続ける』だけです。
この世には、一発で夢を叶えてくれるドラえもんはまだいません。
願ったら何でも願いを叶えてくれる神龍(シェンロン)もいません。
目標を叶えるのはただひとつ『皆さんの日々の行動』です。
かの有名なウィリアムジェイムスのお言葉を拝借します。
『心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる』
やろうと思っている時点で素晴らしいと言えます。
しかし、皆さんが本当に変わりたいのであれば、行動し続ける必要があります。
この行動に移して習慣にするまでで、ほとんどの人が挫折します。
残念ですが、行動以外に人生が変わることがありません。
走り出す:行動しながら準備するのが最適
行動に移すときの筆者のおすすめですが、『まず行動する』ことです。
行動を起こす前にいろんな準備をする人がいます。
挑戦する前に、色んな調べ物をして用意周到に準備をします。
どんな準備に時間をかけても、準備だけでは物事は前に進みません。
そして、結構な割合で無駄になる可能性があります。
ですので、行動しながら準備するのが一番効率的です。
行動しながら準備をすると、必要に迫られるので最も効率の良い準備をすることができます。
世の中にはやってみないとわからないことが多々あります。
学ぶ:行動&前進して見える世界がある。
『まず行動』をしていると、行動する前には見えていなかった世界が広がります。
それが『一歩踏み出した人にしか見えない世界です』。
一歩踏み出して振り返ってみると、言い訳ばかりしてなにも行動にうつしていない人がわんさかいることに気づきます。
下手くそでも不器用でもいいので、まず一歩踏み出しましょう。
一歩踏み出し先に、皆さんが望む将来があるかもしれません。
一歩踏み出して、『やっぱりやーめた!』ってなってもいいんです。
口だけでやらない人よりも、3日坊主でもやったことがある人のほうが何倍も価値があります。
”【ルール3】ひたすらに行動する” まとめ
- 肝に命じる:準備して行動しない人がほとんどなので、まず初めてみる
- 走り出す:行動しながら準備すると無駄がなくなる
- 学ぶ:行動&前進して見える世界がある
自己投資のルールを守らないとどうなる?
ここまで、自己投資をするときに守るべきルールをお伝えしてきました。
では、この自己投資のルールを守らないとどうなるのでしょうか。
答えは簡単です。自己投資が結果に結びつきません。
目標達成は出来ない
自己投資で守るべき3つのルールは当たり前のことをまとめています。
だからこそ、この3つのルールを守っていないと99%結果に結びつきません。
自分の望む未来が手に入らない
自己投資は自分が望む未来を手に入れる1つの選択肢です。
なぜ自己投資をするのか?
それはより良い自分の将来を手に入れるために、時間とお金をかけて、スキルや経験を身につけることです。
自己投資が上手くいかないと、そんな望んだ未来を手に入れることが難しくなります。
自分の可能性が信じられなくなる
自分が望んだ未来が手に入らないと、他人がうらやましくなります。
となりの芝生は青く見えるのです。
そして自分の可能性を信じるのが難しくなります。
こうならないためにも、せっかく自己投資をすると決めたら、本日ご紹介した3つのルールはぜひとも参考にしていただきたいと思います。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は、自己投資をしようと思って今まで失敗してきた方へ、どうすれば自己投資がうまくいくのかを説明させていただきました。
記事のまとめ
ここ画像自動入力
- 自己投資で自分の将来が変わる
- 自己投資をする際は3つのルールに気をつける
- 行動したあとの世界は行動した人だけが知れる