- 自分の人生をより充実したものにしたい!
- 30代は勝負の10年だ!
- 今後どんなことを努力すればいいのだろう。
こんな思いを持っている人もいるのではないでしょうか。
30代まっしぐらのみなさんにお聞きしたいことがあります。
『自分に投資していますか?』
世の中は、『投資』と『リターン』で成り立っています。
「そんなこと知ってるよ!」と心の中でツッコミ頂いた方、ありがとうございます。
株や不動産などへの投資は市場がリターンを決定するためコントロールできません。
しかし自分への投資は投資すれば投資するだけリターンが大きくなります。
しかもコントロール可能です。
『え?どゆこと?』
と思われた方のために詳しくご説明させていただきますので、本文にお進み頂けると嬉しく思います。
今回の記事は、エンジニア力0から渡米してシリコンバレーで仕事を勝ち取ったZenがお届けしたいと思います。
20代の方はこちらの記事で20代におすすめの自己投資をご紹介しております。
- 30代が自己投資すべき理由
- 30代におすすめの自己投資トップ5
- 30代が自己投資をおこたるリスク
30代のサラリーマンが自己投資をすべき5つの理由
筆者は、全年代のサラリーマンが自己投資をすべきだと考えています。
もちろん、年代によってすべき理由もおすすめの自己投資も変わってきます
30代のみなさんが自己投資すべき理由はこちらの5つです。
30代が自己投資すべき理由1:選べる選択肢が多い
30代のみなさんは、自己投資で選べる選択肢が20代のときに比べ多くなる傾向にあります。
金銭的な余裕が出てきたり、仕事である程度社会人経験を積んで視座が上がっているからです。
今までは手が出なかった費用のかかる自己投資も、挑戦することが可能になっていると思います。
30代が自己投資すべき理由2:キャリアの選択時期
キャリア構築の観点から考えると、20代は経験を積み専門性を磨く時期、30代はキャリアの専門性を選択していく大事な時期になります。
専門性を選択していく際に自分の地力(じりき)を上げておくことは非常に重要です。
30代は、自分により投資をして能力を上げておくことで、キャリア選択をするときに、高い視座で意思決定することが可能になります。
30代が自己投資すべき理由3:吸収力が高い
単純な記憶力という観点では、20前後がピークであとは下がっていく一方ですが、複合的な理解力や吸収力のピークは40歳手前にあります。
ですので、30代はまだまだ自己投資をして吸収できる時期ということです。
40代を超えると、記憶力もどんどん低下しており、新たな一歩を踏み出すのが大変なようです。
30代が自己投資すべき理由4:自己投資が一気に実力として花開く年代
30代は、20代で培った経験と自己投資の成果が一気に実力・結果として花開く時期でもあります。
社内でも30代に入ってからメキメキと頭角を現してくる人が現れます。
これは今まで積み重ねた努力が、一気に結果として見え始めるからです。
30代が自己投資すべき理由5:影響範囲が自分だけでなくチームになる
30代はチームや部下を持つ機会を得る人が増えてきます。
影響範囲が自分という個人だけではなく、チームという広範囲に渡っていくわけです。
つまり出せる成果の大きさが一気に大きくなります。
以上のような理由から30代も自己投資をすべきなのです。
- 理由1:選べる選択肢が多い
- 理由2:キャリアの選択時期
- 理由3:吸収力が高い
- 理由4:自己投資が一気に実力として花開く年代
- 理由5:影響範囲が自分だけでなくチームになる
30代のサラリーマンにおすすめの自己投資ランキング
30代には30代にあった自己投資が存在します。
冒頭お伝えさせて頂いた通り、『投資』と『リターン』はセットになります。
30代の貴重な時間とお金は、役に立つリターンとして自分に返ってくるようにコントロールしていく必要があります。
そのために筆者が考えるおすすめの自己投資をランキング形式でお届けいたします。
少しでも参考になると幸いです。
30代が自己投資すべき第1位:健康
第一位はなんといっても『健康』です。
30代はライフイベントが目白押しです。
健康あってこそ人生を楽しむことができます。
貴重な時間とお金は何よりも『健康』に投資しましょう。
幸せに生きるために『健康』は不可欠です。
心が病んでる状態や健康に支障がある状態では、幸せに過ごすことはできません。
例えば、うつになってしまったら人生を楽しむことは難しくなります。
健康というのは、健康でなくなって始めて重要性がわかります。
すべての生活は健康の上に成り立っています。
食事と睡眠
バランスの良い食事をして、よく寝てください。
健康的な身体は、『食事』と『睡眠』からできています。
この部分に時間とお金をかけていただきたい!!
こちらの記事で食べ物に関してお伝えしています。
簡単に説明すると、野菜・魚を中心とした生活にし、白い炭水化物をやめて茶色い炭水化物にしましょう。という内容です。
睡眠も言わずもがな大事です。
1日最低7時間以上の睡眠を心がけてください。
睡眠が不足して、睡眠借金の状態が続くと、病気へまっしぐらになります。
睡眠への投資はものすごく理にかなっています。
人は1日の約30%をベッドや布団の上で過ごします。
人生の30%を最高の環境にしないってやばいですよ。
できるサラリーマンほど、睡眠に妥協しません。
大金をはたいて睡眠の質を確保します。
運動(筋トレ)
健康で居続けるために必要なこととして『運動』も欠かせません。
もうここではあえて多くは触れませんが、週2以上で運動を習慣に組み込んでください。
これは皆さんの健康を危惧しての忠告です。
やるもやらないもあなた次第ですが、10年後に身体の調子が悪くて入院してしまい、「仕事が出来ません!」
なんてことにならないようにしてください。
歯
健康のために『歯』に投資をしてください。
鏡の前で自分の歯を見てください。
- 黄色い
- 歯茎が腫れてる
- 銀歯が見える
歯はもちろん外見として重要ですが、健康面からもほっておくことはできません。
仕事ができる人で歯が黄ばんでて、銀歯見えてる人を見たことがありません。
いま、どきっとした人は、いま歯医者のアポをとってください。
歯の治療を先延ばしにして良いことはなにひとつありません。
「わかってる?」じゃあいま行動しましょう。
今、行動することで、1本の『歯』が救えます。
歯医者でセラミック治療は1本5〜10万ほどするかもしれません。
しかしその価値はあります。
歯はもともと1本100万円以上の価値があるのです。
それをみすみす虫歯にして健康ではないヨボヨボの歯にしたのはあなたの責任です。
ちゃんと治療してあげてください。
30代が自己投資すべき第2位:専門性
おすすめの自己投資第2位は『専門性』です。
30代を迎えてみなさんは、新人や若手から中堅と呼ばれる層になってきたのではないでしょうか。
30代はみなさんのキャリアにおいて、『専門性の選択時期』です。
この時期に専門性を選択肢、専門性を磨くことで生涯の財産を手にすることができます。
では、専門性はどんなものがあるのかお伝えさせてください。
職種やスキルの専門性
ひとつの専門性の軸が『職種・スキル』の専門性です。
職種とは営業やマーケティングや経理・財務などのことを指します。
スキルとはもう少し具体的な能力を指します。例えば、交渉力、企画力、プロジェクトマネジメント力、ファイナンスなどです。
職種またはスキルのどの部分を自分の専門としていくのかをよく考えましょう。
業界の専門性
業界の専門性とは、不動産や建設や人材などといった業界特有の情報・慣習・モデルに通ずることを指します。
業界の専門性は職種・スキルの専門性よりも見えづらいのが特徴です。
業界によっては数年以内と業界知識が身につかないことも多々あります。
100人に1人を目指す。そして10,000人に1人へ
専門性への自己投資では、100人に1人の人材を目指すことが重要です。
『営業として100人に1人になるように目指す』とします。
そのためにはスキル単位で100人に1人になる必要が出るでしょう。
『100人に1人の交渉力』を身につけることを目指してください。
みなさんが、職種で100人に1人、業界の専門として100人に1人の人材になれると、10,000人に1人の人財になることができます。
30代の専門性への自己投資では、このレベル感を目指せるように自己投資するのをおすすめします。
30代が自己投資すべき第3位:英語
おすすめの自己投資第3位は『英語』です。
ビジネスマンであれば多かれ少なかれ英語が必要になります。
そして英語ができる人は英語関連の仕事が任され、どんどん英語力が上がり昇進していきます。
英語が苦手な人はバッターボックスに立つこともできず、知らぬ間に損をします。
TOEIC
まだ英語に苦手意識があったり、まだ英語の仕事に関わっていない人は、TOEICで800点を目指しましょう。
TOEIC800点はあなたの立ち位置を変えてくれます。
嘘だと思って、半年間TOEICをやってみてください。
TOEIC800点とれたら人生変わります。
実は、TOEIC高得点者は平均年収が高いことがわかっています。
英会話力
すでに英語を使う機会がある人は英会話力を上げましょう。
とくに英会話力を上げることは、いまの時代で活躍するのに必須です。
どんなに仕事ができる人でも、英語でコミュニケーションを取ることが出来なければ優秀な若手にポジションを奪われていきます。
もっとマクロな視点でいうと、海外の優秀な人材に仕事をとっていかれます。
(コラム)優秀な人材が英語で退職する羽目に!?
みなさんに英語での痛い経験談をお伝えさせていただきます。
GAFAの営業でものすごく活躍していた 足立さん(仮名:35歳)は、成果が認められ、アジア領域のマネージャーポジションに抜擢されました。
しかし、残念ながらひとつ深刻なミスを犯していました。
それは、この出世のチャンスを人事から伝えられたときのことです。
足立さんはそう回答してしまいました。
実は、、、足立さんは英語はまったく出来ません。
努力もしてきませんでした。
が、一世一代のチャンスだと思い、英語ができると盛ってしまいました。
仕事ができるのでなんとかなると思っていたわけです。
しかし、現実は酷でした。
足立さんはほとんど英語が話せず、このあと部下をマネジメントすることができませんでした。
外国人の部下の言っていることがわからなかったからです。
人事部は足立さんが英語力に問題がないと思っていたためフォローが遅れました。
業績の振るわなかった足立さんはなんと居場所がなくなり自主退職していきました。
足立さんは仕事は出来ましたが、英語力の問題で退職になってしまうのです。
30代が自己投資すべき第4位:マネジメント/リーダーシップ
おすすめ第四位は『マネジメント/リーダーシップ』です。
30代になるとチーム内で重要な位置になったり、チームをまとめるポジションになる方も増えてくると思います。
活躍していくビジネスマンは『マネジメント/リーダーシップ』をきちんと学んでいます。
という人がいますが、筆者は反対です。
まずは、先人たちが培った『マネジメント/リーダーシップ』を学ぶべきです。
それから自分の『マネジメント/リーダーシップ』のスタイルを確立していくべきです。
マネジメント/リーダーシップをきちんと学んで準備しておかないと、いざマネージャー/リーダーポジションになったときにまわりの人がついてこなくなります。
おそらくまわりの40代50代でそういう方いませんか?反面教師にしてきちんと学びましょう。
ルールの中でチームを統率するマネジメント
ここでは『マネジメント』とは、ルールが決まっている中で組織・チームをうまく管理していくことを『マネジメント』とします。
筆者はライフネット生命の会長の出口さんの本を読むことをおすすめします。
マネジメントとはどういうことなのか、の解像度が上がり、マネジメントとは具体的になんなのかがわかります。
ルール無い中で物事を進めていくリーダーシップ
対になる考え方である『リーダーシップ』は、ルールがない中で組織・チームに推進力を与えるものとします。
リーダーシップは、だれもが持つべきものだと筆者は思っています。
プロジェクトが全然進まなくなったときに、率先して自分の立場からなんとかしようとする人たちがいます。
そんな人がリーダーシップをもっていると筆者は考えます。
それは必ずしもプロジェクトのリーダーポジションの人とは限りません。1メンバーでも良いのです。
マイ・インターンという映画をご存知でしょうか?
老人になったベンが同僚・チーム・組織自体を動くように働きかけていましたよね?
筆者はこの『行動・マインド』こそがリーダーシップだと思っています。
お時間ある方は、一度みていただきたいです。
リーダーシップは注目されている言葉ですが、まだ確固たる定義が出来ていません。
みなさんには自分なりのリーダーシップの形をもってほしいと思っています。
リーダーシップの身につけ方にひとつに、『Growth Mindset』というスタンフォードが提唱している考え方を実践する必要があります。
マイクロソフトがリーダーシップを語るときに必ず出てくる言葉です。
『Growth Mindset』は、謙虚に学び続ける姿勢です。対になる言葉が『Fixed Mindset』で、凝り固まって学ぼうとしない姿勢です。
『Growth Mindset』を実践していくことがリーダーシップにつながっていきます。
(コラム)チームの生産性は上司次第!?
チームの生産性を決める大きな要因は何なのか。
ひとつの答えが上司の存在です。
良い上司がいるチームでは、生産性が30%以上向上することがわかっています。
逆に悪い上司がいると、職場の満足度、生産性、退職率が悪化します。
ひとつの指標として、あまり良くない上司からのメールの返信は、普通よりも3時間以上遅い研究結果があります。
もし、あなたが上司になったときに部下からのメールやチャットの返信が遅い場合は、あなたの『マネジメント/リーダーシップ』を見直すべきかも知れません。
そのような嫌われた上司にならないように、マネジメント/リーダーシップを身に着けましょう。
30代が自己投資すべき第5位:プログラミング
おすすめの自己投資の第5位は『プログラミング』です。
世界の著名人も日本の著名人もみんな口を揃えて言っています。
『プログラミング』は大事だと。
30代は最後のチャンスだと思ってプログラミング学習をしましょう。
1ヶ月でかまいません。
やって面白くなかったらやめればいいのです。
改めての必要性(営業でも必須です)
よく『私は営業職なんでプログラミングは必要ないんですよ』と聞きます。
よくよく業務内容を聞くと、プログラミングを知れば自動化できること、効率的にできることばかり。
今後はどんな仕事がしたんですか?と聞くと
「デジタルマーケティングがしたい」、「戦略立案の仕事がしたい」などと聞きます。
といつも心の中でツッコミを入れています。
おすすめ学習ステップ
プログラミングの重要性は耳にタコができるくらい聞いた。
でもやり方がわからないんだ!いうみなさん。
2つ選択肢をご提案させてください。
ひとつはこちらの記事を参考に独学してください。
もうひとつは、プログラミングスクールにいってください。
Tech:CampやTech:Academyなら間違いありません。
30代で自己投資しないとどうなるか?
ここまで、自己投資の大切さとおすすめの自己投資の話をしてきました。
では、もし自己投資をしなければどうなるか、お伝えしておきます。
自らの可能性を潰す
最初に言いたいことは、自分に投資することをやめると、自分の可能性がどんどん狭くなります。
30代の皆さんが今からプロのサッカー選手や野球選手になるのは難しいでしょう。
しかし、今から好きな仕事を目指すことは可能です。
年収1000万円を手に取ることも可能です。
それなのに、何もしないということはどんどん可能性をなくしているのです。
知らないうちにライバルに差をつけられている
自己投資する人としない人では大きな大きな差がついてしまいます。
去年に英語の勉強をはじめ、一年たった人はみなTOEICが800点超えています。
去年にプログラミングを勉強した人は、いまは業務でプログラミングを使いこなしています。
みなさんが知らないうちに、ちょっとずつ差がついています。
いまは微差です。
いまは微差は誤差にしかみえません。
しかし、微差は積み重なると大差になります。
いま、行動することが明日の自分を作ります。
30代におすすめの自己投資まとめ
今回は30代におすすめの自己投資をまとめました。
自分への投資はすぐに結果となって現れないかもしれません。
しかし、続けることで間違いなく、人生が良い方向に向かいます。
『行動こそが人生を変えるきっかけをあたえます。』
『継続だけが人生を変えるツールです』
では、最後に記事のまとめです。
記事のまとめ
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- 30代は自己投資が華開きやすい年代
- 30代は専門性を選択していく時期
- 自己投資しないと自分の可能性を潰していく