- 世界の変化が一層早くなる
- 数年先の未来がわからない
- 世の中がどんどん複雑になっていく
我々が生きる世界はゲームの中の世界のようにどんどんと変わっていっています。もはやファイナルファンタジーをプレイしているかのようなスピード感です。
我々を取り巻く環境は時間とともに大きな変化を生み、今までのキャリア構築の概念では通用しない社会へと変遷しました。
数年先の未来の社会の姿もなかなか想像できない世の中で、私たちはどのように機敏に対応し、キャリアを構成していくべきなのでしょうか。
日本社会の中でレールに乗り、終身雇用で最後まで働き続けることは現代ではもはや不可能に近いと言えます。
もう『当たり前が当たり前ではない社会』です。
今回は『これからのキャリア構築』を主題に、これから将来を見据えて改めて、自身のキャリアについて考えるきっかけになればと思います。
- VUCA時代に大事なこと
- 会社に依存しないこと
- 海外と日本の給料格差
- VUCAを引き起こすテクノロジーの未来
- VUCA時代におすすめのキャリア
結論:変動の激しいVUCA時代の社会では、自身でキャリアを切り拓く
『将来を予測する』のが年々難しい世の中になっているように感じます。
これはとりわけ、ビジネスや経済環境、市場、組織、個人などあらゆるものを取り巻く環境が変化し、将来の予測が困難になっている状態を意味する「VUCA(ブーカ)」時代ならではです。
2000年を迎えたときに、20年後の現在を予測出来た人はいたでしょうか?
世の中の移り変わりは年とともに早くなっています。
iPhoneの初代が発売されたのは2007年の頃です。
当時はガラケーを代表する携帯がほぼすべてスマートフォンに代替されるなんて夢にも思いませんでしたよね。
今後もテクノロジーの進化によって、我々の生活が変化していきます。
そんな世の中にあたって我々はどんなキャリアを構築していけばよいのでしょうか?
おそらく答えはありません。
この世の中を考えて、行動しながら考えていく必要があります。
これから変動していく社会の中で、自身でキャリアを切り拓くために筆者が大事だと考える資本主義社会でのキャリア構築をお伝えしていきます。
- VUCA時代に活躍できる人材になる
- 会社に依存しないでいつでも転職できる環境を作る
- 海外の人々の働き方を意識し、グローバルな視点で活躍する意識をもつ
- テクノロジーの発展とともに、需要のあるキャリアを予測し、高待遇・高年収を得る
VUCA時代のキャリア構築
これまでの日本社会では大学で進学して、大企業に勤めて定年退職期までレールに敷かれて人生を過ごして行くことが正解とされていました。
しかし、これからの社会では過去の社会通念は一切通用しそうにありません。
その要因を今一度、整理していきます。
VUCA時代とは
ビジネスや経済環境、市場、組織、個人などあらゆるものを取り巻く環境が変化し、将来の予測が困難になっている状態を意味する造語を「VUCA(ブーカ)」と言います。
VUCAのそれぞれのアルファベットは、「Volatility:変動性」「Uncertainty:不確実性」「Complexity:複雑性」「Ambiguity:曖昧性」という、4つの単語の頭文字から由来しています。
VUCA
- 「Volatility:変動性」
- 「Uncertainty:不確実性」
- 「Complexity:複雑性」
- 「Ambiguity:曖昧性」
VUCAが使われ始めた時代は、冷戦終了後の世界情勢の複雑化した様相を表現するために作り出した1990年台からと言われています。
現在、2010年代になると再度、ビジネスシーンを表現する用語として使われるようになりました。
Volatitily
昨今であると、IT技術の急速な進展により、新しい商品や・サービスが生まれてきていて、市場やニーズなども多様化しています。
例えばITプロジェクトなどでは、今までは「ウォータフォール型」という開発手法が用いられてきました。
工程を企画、設計、実装、テストに分割した後に、すべての工程が無事に完了した後に市場にリリースします。
そしてユーザーはリリースされて初めて、そのサービスやソフトウェア等が利用できます。
それに対して、現在主流の開発手法は「アジャイル開発」と呼ばれる開発手法です。
アジャイル開発とは開発期間がスピーディーなことが特徴であり、開発を小さな単位で分割して、「計画する」「外部設計・内部設計、実装、テストを実施」「機能をリリースする」という流れも短期間の間で何度も繰り返します。
この開発手法により、ユーザーが実際に利用してみて、改善するべき仕様を素早く把握することが次期に開発に機敏に活かすことが可能となり、より市場の変化に対応できる開発手法となっております。
ITプロジェクトでもウォーターフォールからアジャイル開発へ開発手法が変遷している要因も、この社会情勢の変動が素早くなっているVolatilityが起因している言えるでしょう。
より市場の声や要望をサービスやプロダクトに反映していかなければいけないのです。
Uncertainty
個人にとっても、組織にとっても不確実な状態と言えるものです。
具体例としては、2020年に大流行した新型コロナウイルスの蔓延も一例として言えるでしょう。
現在もその影響はあらゆる業界に波及していますが、以前このような社会に変化してしまうと予測できた人がいたでしょうか。
早い時間に起床して毎朝満員電車に揺られ、勤務先まで出社することが当たり前でしたが、今はリモート勤務形態をとる企業も増えてきていて、出社しなくても在宅しながら仕事ができるようなシステムと変わってきております。
また、「副業」解禁も一例として言えるでしょう。今では大企業でも副業を承認する企業が増えてきていて、仕事を兼業することは当たり前になりつつあります。
Complexity
この複雑性が高いと、ある国や企業での成功事例を他の企業や国にそのまま活用することができない、応用することができないといったことが起きます。
インドや東南アジアなどの発展途上国を中心に普及している決済に現金を媒介としない動きであるキャッシュレス化に関しても、日本では普及率が非常に遅くなっております。このような日本で浸透しきっていない事象も複雑性の一例と言えるでしょう。
Ambiguity
先程の「Volatility:変動性」「Uncertainty:不確実性」「Complexity:複雑性」が複数組み合わさることで、「Ambiguity:曖昧性」な状態に変遷すると言われております。
この曖昧な状態をうまくビジネスの現場で活用している例として、大手自動車製造会社や大手通信会社がベンチャー企業に対して投資を行うベンチャーキャピタルがあげられます。
VUCA時代に活躍できる人材
このような社会が急速な勢いで変遷していくVUCA時代の到来に対して、活躍できる人材のポイントは主に以下の3つであると考えます。
- 人と違った視点を持てる
- 直感と論理のバランスを持てる
- アイデアをすぐに試せる
「人と違った視点を持てる」ことは、VUCA社会の中では事象をよく観察していかなければいけない背景からあります。
急速に変化する社会では市場や顧客といった外部の環境をよく観察して、現場のデータを生成する中で、人と違った視点で物事考える人材が非常に強いです。
また現場のデータはたくさん蓄積される中で、蓄積したノウハウや知識をもとに論理的に考え現状を把握する・理解する必要があることはもちろんです。
そのような不透明な社会の中で論理ではなく、自身の経験則から直感を持って物事を判断し、把握できる人材も非常に強いと思います。
またこういった現状を把握することで、具体的な方針やアクションを決定することができると思いますが、決まったことをすぐに行動に移すことも非常に重要になってきます。
すぐに実行に移さないと、考えた時点では正解であったも、実際に実行する時にはすでに社会が変遷している可能性もあるくらい社会の変遷のスピードは早くなっております。
その変化に柔軟に対応できるように、考えたことをすぐに実行できる人材は今後活躍が期待できると言えるでしょう。
VUCA時代に今後のキャリアを設計する価値
今までは所属する会社が自分たちのキャリアを用意してくれました。
私たちは義務教育を終えて、高学歴の大学に進学して、一流企業に就職するレールの上に進むことを正解であると社会で教えられてきました。
しかし、これからは自分自身でキャリアを勝ち取っていかなければいけない社会になってきます。
このような中で、私たちはキャリアを再度考えなければいけないでしょう。
ここで、キャリアを考える際に、これから社会で生き残って行く鍵となるものは以下の3つであると考えております。
- 勝ち筋を見出す力(戦略的思考)
- 相手に合わせたコミュニケーション
- 周りの力をレバレッジしてゴールまでつなげる力
今後どのような、産業が成長していき、どのようなサービスが流行するかという「勝ち筋を見出す力(戦略的思考)」を身につけること、また自分で挑戦していく中で周囲と協調していく「相手に合わせたコミュニケーション」が大切になります。
そして、挑戦の中で、周囲を引き立たせ、「周りの力をレバレッジしてゴールまでつなげる力」も必要であると言えるでしょう。
また、将来の自分の仕事・キャリアに関して「will」「 can」「 must」で考えるべきです。
この三つが重なる部分が一番パフォーマンスが重なる領域であると言えるので、この三つのバランスを効率よく取れるキャリアを形成していくべきでしょう。
「will」「 can」「 must」の内容に関しては具体例は図解に記載しています。
ただがむしゃらに、時間と労力を費やして、キャリアを考えてもそれが適切に時代に適応したものでなければ無駄な努力になってしまいます。
全ての努力は無駄にならないとよく言われますが、私はこれが嘘であると考えます。
自身のキャリアを上手く考え、実行している人はすべてこのようなフレームワークをもとに考えることができているからこそであると思います。
VUCA時代のキャリア構築
- VUCAの意味を考える
- VUCA時代に活躍できる人材は従来と異なる
- 今後のキャリアは自身で決める必要がある
いつでも転職できることは武器になる
皆さんは転職をすることを検討したことがあるでしょうか。
この未曾有の不況の中で、業績が不振である企業が倒産して、会社にしがみついている人材は、将来的には今の環境に依存することができるなくなる可能性があります。
一方で転職は勇気をいるものであり、なかなか一歩生み出せない人も多いのではないでしょうか。
会社は会社員を駒扱いしている
「会社員は駒である。」これは紛れもない事実です。
この事実は主に二つの背景からわかります。
残酷ですが、現実ですのでまずは理解することから始めます。
- 企業にとって大切なのは売上を上げ利益を出すこと
- 従業員と雇用者には金銭授受という力関係が存在するから
会社にとっては、売上を増大させ利益を上げることが至上命題です。
売上を増大させるには、事業を拡大する必要があります。
事業を拡大するためには、設備投資を行ったり、新しい産業に投資を行う、あるいは人的に工数をかけて、既存の枠組みより大きなスコープでビジネスを行わなければいけません。
その一方で雇用主はその人的工数を補給するために労働者を雇用します。
そして雇用する際に、年俸や賃金を策定しています。
もちろんその事業に見合ったスキルや技術、適正等がありますが、雇用主の目的は「売上を増大させること」ことであるので、そのために賃金を支払います。
しかし、従業員はいくら売上を増大させたとしても、当初の決まった賃金しか受け取れませんよね。
雇用主にとって他の従業員で代替できる人材は、その従業員ではないとダメとはなりません。
企業の命令を聞き、売上に貢献してくれさえすれば良い。
これが企業が駒扱いとする理由です。
会社に依存しないスキル・マインドを取得する
会社が従業員を駒扱いしていることは事実です。
この背景から従業員として企業に自分の生涯や人生を委ねることはとてもリスクの高い時代に変遷しています。
給与をもらい生活費を稼がないと生活できませんし、家庭を持ったならば家族の生活のため、よりお金がいります。
解決策としては、企業に依存しない自分を作り出すことであり、具体的には、会社に依存しないスキル・マインドを取得することです。
スキルに関しては、①、②の背景から、その人でしか特定の売上を上げることができる、あるいはその人でしか売上を上げることができないといった希少性のある価値を身につけることが重要です。
希少性のある価値とは、誰もが持っていないスキルであり、現状の社会であると、今までなかった産業やこれから成長が期待できる産業に関連するスキルを持っている人材が非常に重宝されてきます。
また、会社に依存しないマインドに関しては、この変動に激しい時代においては、『一つの企業に身を委ねる方法はリスクが高い』ということを前提として理解しておくマインドをもつことです。
自分が如何に会社に忠誠を尽くしたとしても、最終的には会社は自分を守ってくれない状況になります。
例として金融の世界では、収益源を複数に分散させることで、金銭的なリスクを軽減することができます。
転職することで、新しいスキル、環境に適応することで、人脈の形成や自己の人生にストーリーを作ることができます。
会社に依存しないスキルやマインドを作成することが重要になります。
スキルやマインドを自己投資で高めたい場合は、成長を最大化する方法を解説しているこちらの記事も合わせてお読み下さい。
>>自己投資で結果が出ない人に読んでほしい!自己投資で成長を最大化する方法
いつでも転職できることは武器になる
- 会社からみると従業員は駒でしかない
- 会社に自分の人生を委ねない
- 常に会社がなくても生きていけるように準備する
海外と日本はこんなに仕事への認識が違う
キャリアとしての全体感と、転職というキャリアチェンジについて今までお伝えしました。
ここでは、少し視野を広げて、グローバルな視点でキャリアについて検討していきたいと思います。
プロセスを重視する日本と結果重視の海外
『プロセス重視』と『結果重視』という言葉があります。
プロセス主義のメリットとして、その都度に表面化する課題に対して、調整や検討が可能であることです。
そして個人単位での競争がないので、チームワークが取りやすい傾向があります。
長期戦略も立てやすいです。一方で、結果主義は結果に対する評価が見えやすく、かつ個人やグループに裁量権を与えやすく、責任の所在が明確になるだけでなく、競争原理が働くメリットがあります。
日本では古来から、結果重視が強調されてきた一方で、プロセス主義な社会風潮であることが実態であり、プロセスにおける努力や苦労が評価されないことが批判されて、努力や苦労が美化されてきました。
集団を重んじる日本文化から、個人で結果ばかりを追求するパーソナリティは非人間的と揶揄されてきました。
そのような環境の中で、結果へのコミットメントが弱まり、グローバル化した競争社会の中で、競争力が落ち世界に遅れをとってしまっております。
結果として、日本企業は売上高も過去と比較して、上昇することもなく、個人の所得や給料も減少してきています。
従業員で年収5000万円の世界
日本の産業が海外と大きく遅れをとっている明確な根拠の一つが給料含めた待遇です。
日本人の平均年収に関して、令和元年においては、436万円となっています。
上のレンジを見てみると、日本を代表するPanasonicの上級管理職が年収1,500万円と話題になりましたね。
それに対して、例えば米国企業のAmazonのプリンシパル職に関しては、年収が日本円換算でおよそ6400万円ほどとなっております。
また、また米企業Appleのプリンシパル職の年収は、7100万円ほどとなっております。
このような形で、米国企業は高い給与で優秀な人材を確保し、世界的に売上を重ね上げて、企業としても大きく成長していきながら、その成長で得た利益を従業員に給与額として反映するという好循環が維持されています。
一方で、日本企業に関しては、成長衰退しているので、給与水準の上昇は見込めず、個人単位での年収に関しては下落し続けているということです。
このような金額の差異からも、日本で活躍する人材と、海外では活躍する人材は求められるスキルが異なっていることがわかります。
そして、日本はIT後進国であるので、日本でスキルを身につけて海外で活かすことは難しいのが現状です。
このようなグローバルな視点で日本社会で見ると、改めて日本社会だけではなく、働く環境をどこにするか、判断軸をエリアから考える必要もありそうです。
海外と日本はこんなに給料が違う
- 世界は結果主義が台頭しており、結果を求める姿勢が大事
- 世界の人材が日本企業には来ない
- 世界の給与は上がり続けている
VUCA時代ではテクノロジーの未来を予測することが大事
私たちを取り巻く環境は目まぐるしく変化してします。
自分のキャリアを検討する際に、この外部要因である社会の大きなパラダイムシフトを検討することは必要不可欠です。
テクノロジーの進化を予測して未来を想像する
新型コロナウイルスのパンデミックは世界が如何に不確実性に満ち溢れているかを目の当たりにする、またとない機会となりました。
大きな不確実性が顕在化した後は、『ニュースタンダードな社会』が到来します。
新型コロナが長期的な構造変化をもたらすとされ、アフターコロナで議論が盛んになっております。
例えばテレワークの拡充により、オフィス自体がいらなくなるとする「オフィス不要論」が、一部のニュースタンダートとして言われています。
米国企業では一部創造的な破壊が起きています。例えばeコマースの拡大により、多くの商業施設が閉鎖に追い込まれ、「アマゾンエフェクト」とまで言われております。
このような前例のない激動の時代の中、破壊的な市場で戦い続けるために、自ら未来を予測しなければいけません。
例えば、先程のオフィス不要論が議論として盛んになる中で、私たちの働き方はどのように変化するでしょうか。
例えば、VR空間を使用するば、同空間内で複数人が同時接続して音声で会話したり、資料やパンフレットを立体的に投影するなど、リアル空間さながらのバーチャル空間を作り出すことが可能です。
このように前例のない変化の中で柔軟に頭を働せて、テクノロジーが第一線として進化していくことを想像することが大切でしょう。
テクノロジーを駆使して価値を生み出す人の価値が上がる
テクノロジーの進化を予測すると必然的に必要とされるスキルも既存のものとは変わってきます。
そして、最先端のテクノロジーを企業が展開したいとなった際に求められるスキルを持っている人材の流動化が加速していきます。
先程の給料の例からもわかるように、結果を重視する海外の企業に関しては、大きなオファー金額を支払ってでも、求めるスキルを所有している人材に投資をする方が、結果に繋がりやすいので投資を加速させます。
そして、そのような人材にコストをかける分、既存の産業でのコストを削減していくでしょう。
そして、既存のスキルを持っていない人材に関しては、早期退職が励行されたり、リストラを行ったりして、組織体制を再構築する時代がいずれ到来すると考えます。
テクノロジーの未来を予測する
- テクノロジーの進化が世界を変える
- 価値を生み出す人間はテクノロジーを駆使している
- 価値を生み出せる人間しか価値が上がらない
VUCA時代におすすめの3つのキャリア
テクノロジーを駆使して、『価値を生み出す人材』は重宝されます。
今後の世の中は、ITと切っても切り離せない世界です。
伸びる業界の1万人に1人の専門家
伸びる業界の中で、1万人の1人の専門家を目指すことがおすすめです。
専門性とは職種(営業、事務、企画、エンジニアなど)、スキル、業界知識、資格等さまざまありますが、その一つの領域に対して、100人の中で1番になるように専門性を磨く。
さらにそれを2つの領域で行うことにより、100×100人の人材となり、結果として1万人になる方法です。
特に専門性の中でも重要視されている領域が「経験」、「スキル」です。
これからはスキルよりも、専門性のエリア領域の中では「経験」の専門性が重要視されるので、さまざまなキャリアに挑戦してみて、経験を磨く方法が推奨されます。
グローバル人材になる
グローバル人材になる必要性がある背景としては「スキル」、「機会」の面で重要です。
今後の日本は少子高齢化が深刻化していることや、IT後進国であることから、世界的に見ると仕事の機会や量は減少していくと考えます。
そして、その様な中、企業が外に活路を求め、グローバルな仕事が増加した際、求めるスキルが企業側とマッチしないと働くことができません。
また発展途上国の優秀な人材は自分で借金を負ってでも成功を収めようと、チャンスを掴みに行動しています。
つまり、日本にしか仕事の機会がない人材は、数十年後に日本の中で仕事の機会がなくなってしまった時に、違う環境で求められるスキルもないので働くことができなくなります。
具体的には、『スキル』『経験』『言語力』『業界専門性』『文化理解』などがあります。
目指す方向性によって必要なものが変わります。
例えばITエンジニアであれば、『高いITスキル』があれば『英語力』はそこまで必要ではありません。
副業を持つ
大企業でも副業が解禁をされ注目をされてきています。
副業をすることはメリットが3点あります。
- 収入が増加
- 本業だけでは得られない知識やスキルの習得(副業によって得た知識や経験等は今後のキャリア形成に活きる)
- やりたいことや挑戦したいことが自分で選択できる
転職や起業の準備等、本業のみではなかなか動くことができない機会を副業を持って生み出すことが可能となります。
このようなメリットから本業と兼ねて副業も行うことも検討してくださいね。
またキャリア形成を目標に自己投資をしている方で、思うような結果を出せていないと感じる場合は、こちらの記事もおすすめです。
>>自己投資で結果が出ない人に読んでほしい!自己投資で成長を最大化する方法
VUCA時代におすすめの3つのキャリア
- スペシャリストを目指す
- 世界で戦える人材
- 副業でセンスを磨く
“【必見】VUCAとは?激動のVUCA時代のための最先端のキャリア構築論“まとめ
いかがでしたでしょうか?
今後の世の中を予測するのはますます難しくなっています。
そして間違いなく人材の価値は二分極化していきます。
自身の将来を考えたときにどのように自分のキャリアを構築すればよいかをまとめました。
皆さんが今後のキャリアを考える際に少しでも役に立つとうれしいです。
またキャリア構築を考える上でホワイト企業への転職も検討したい方は、ホワイト業界の実態をまとめたこちらの記事も合わせてお読み下さい。
>>【決定版】【ホワイト業界四天王】絶滅危惧種指定?!見つけて捕獲せよ!ホワイト業界!
記事のまとめ
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- 現代のキャリア構築は自分自身で仮説を立てて行う
- VUCA時代では活躍できる人材像が変わる
- テクノロジーで価値を出せる人材が強い