- TOEICってキャリアアップで有利になる?
- TOEICが英語力を示す上で必要って本当?
- TOEICってどうすれば点数上げられる?
少し前までの日本は世界の中心のひとつの国でした。
日本初の技術が世界に広まり、世界中で日本企業は注目の的でした。
時代がソフトウェア中心の世界に変容していくとともに時代の流れについていけず世界との競争に破れる日本企業は増えてきました。
そして今後、日本企業が成長しつづけていくためには世界に通用する人材がより必要になります。
自身のキャリアを構築していく視点でも英語はかならず必要になってきます。
日本の企業はグローバルに活躍できる人材をこぞって取り合います。
少し前までは終身雇用が当たり前でしたが、いまや転職をしてキャリアアップしていくことが受け入れられ始めています。
常日頃から英語を使う環境ですか?
「やばい、自信ない!」
と、ちょっとドキッとした人!
遅くはありません。
ビジネスマンとして生きる上で英語は不可欠です。
わかっています。みなさんも耳にタコができるくらい英語が必要なのは知っているでしょう。
何からはじめていいか分からない人も多くいると思います。
そんな方にTOEICからスタートして構築していくキャリアをお伝えできればと思います。
筆者はもともとTOEIC500点未満から、涙を流して1年間まじめに英語に取り組み、アメリカの大学院を経て、シリコンバレーのスタートアップで事業責任者をやりました。
そして今はGAFAMでキャリアを歩んでいます。
その経験を踏まえ、英語ができるといかに人生バラ色かを『前編』と『後編』に分けて、お伝えできればと思います。
【後編はこちら↓↓↓】
- 英語力と年収の関係
- TOEICのコスパが最強な理由
- 英語力を絶対に身につける考え方と行動
- 英語力を活かした転職
- 英語で人生をハックする
結論:TOEICはグローバルなキャリアを構築するための切符
今回の結論ですが、TOEICの点数を上げることで、『グローバルな仕事をする切符』を手に入れる事ができます。
英語ができる一番大きなメリットは、『いろんなところでチャンスが広がること』ではないでしょうか?
そして、ビジネスマンにとって英語ができることは『価値の高い仕事を勝ち取れて、自身がやりたいことを選択できる立場』になることを意味します。
要するに少ない労力で、『価値が高い仕事を選択できる立場』になるということです。
日本において英語力を測る最初の関門はTOEICの点数ではないでしょうか?
TOEICをとることで、チャンスが激増します。
若いうちにTOEIC900点以上あると良い仕事が手に入れる確率が大幅にあがります。。
もちろん待っているだけではチャンスはきません。
掴みにいくことができるということです。
英語が出来るだけで差別化が出来るのが日本という国です。
TOEIC900点目指す→英語を使う仕事を勝ち取る→グローバルな仕事という道
日本においてグローバルな仕事を手に入れるには以下の3ステップがおすすめです。
グローバルな仕事をとるための3ステップ
- TOEIC900点を目指して勉強する
- 英語を使う環境を手に入れる
- グローバルな仕事に挑戦する
1ステップ目として、TOEIC900点を目指して勉強します。TOEICの点数を上げることで英語の仕事の切符を手に入れにいきます。
2ステップ目で、TOEICがある程度の点数まで取得できれば英語を使う仕事を勝ち取りにいきます。ビジネスで使える英語力は、実際に使わないと伸びないからです。
3ステップ目として、英語力を高めながら高年収であるグローバルな仕事をしていくことになります。
これがひとつのライフハックです。。
前編
『前編』では、とくにTOEIC900点を目指すところに重きをおいて説明していきます。
なぜTOEICから始めるべきなのか、TOEICの点数を上げる理由、TOIECの具体的な勉強を解説していきます。
後編
『後編』では、「英語を使う仕事を勝ち取る」、「グローバルな仕事」部分を説明していきます。
TOEIC取得後になにをすべきなのか、英語を使う仕事をどう勝ち取ればよいのか、グローバルな仕事のチャンスを掴みにいく方法を解説していきます。
TOEICはコスパ良くチャンスが掴める
TOEICはReadingとListeningしかなく、そこまで難しくないテストです。
にも関わらずTOEIC900点あると、完全に英語できるキャラになります。
時間も費用も比較的リーズナブルです。
一度TOEIC高得点をとれると英語キャラです。
この錯覚資産を利用して、英語を使う仕事を勝ち取りましょう。
※錯覚資産とは何か一つのことに秀でていれば、「ほかのことも優れているだろう」と勝手に能力が底上げされる資産のこと。
例)スポーツ選手はどんなスポーツもできそう。テレビに出てるビジネスマンは優秀そう。など
TOEICがとれるだけで英語できる人
日本で英語ができる人は増えてきていますが、それでもまだまだ少ないのが現状です。
現実に日本の管理職のTOEIC平均スコアは550点程度です。
(管理職登用試験にTOEICがなかったころに管理職なった方々ですね)
TOEIC800点をとると、英語を使う仕事を勝ち取ることができます。
ビジネスで使える英語力は、仕事で使わないと絶対つかない
ビジネスで使う英語とTOEICはまったく異なるものと認識したほうが懸命です。
TOEICができてもビジネスでは使い物にならない人がたくさんいます。
ですので、TOEICの点数を取り終えたら、すぐに英語を使う仕事を勝ち取って、市場価値を上げてほしいと思っています。
英語ができないとチャンスを棒にふる (しかも知らないうちに)
今後の日本において、誰でもできる仕事はロボットやAIに代替されていきます。
グローバルに活躍する仕事は今後もなくなることはありません。
そんな仕事は英語ができる人のもとにやってきます。
出来ない人には残念ながらボールはきません。
どれだけのチャンスを棒にふるか考えたことがありますか?
英語ができないとバッターボックスに立つことすら許されないのです。(というより気付くことすらできません)
- コスパよくハイキャリアを目指すには、TOEICで高得点を目指すべき
- TOEICと年収には相関がある
- TOEIC900点は誰でもとれる
TOEICとキャリアの関係性
TOEICで高得点がとれるとキャリアアップできるのか?
と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
答えは「Yes」です。
グローバルな仕事を目指しているけれども、現時点で英語の仕事が出来ていない人は参考にしてみてください。
TOEICと年収のグラフ
こちらにTOEICと年収の関係を示すものをご用意しました。
ここでみると英語ができると少し得するかな?ぐらいですが、現実はもっともっと残酷です。
英語ができないだけで昇進できない、英語ができないだけでグローバルな仕事ができない。
そして給料があがらなくなります。
実感としての平均年収格差はこんなものではありません。
TOEICができると転職の求人はどう変わる?
では、転職の求人においての『TOEICと年収の相関』をみてみましょう。
結論から申し上げると、年収ゾーンが上がれば上がるほど明確に英語が要求されるようになります。
年収700万円ゾーンの一例
ビジネス以上の英語力としか記載されていません。
他の求人を見てもあまりTOEICの点数が厳密に要求されるものが少ない印象です。
年収700+万円の 求人一例
年収1000万円ゾーンの一例
明確に英語が必要だと明記されています。
年収1500万円のゾーンの一例
もはや求人が英語です(笑)
職歴が8年以上で、求められている経験をこなしていると土俵にのれるということです。
英語ができるとこういった仕事が勝ち取れるのです。
"TOEICとキャリアの関係性" まとめ
- TOEICの点数と年収には相関がある
- 年収ゾーンが上がると英語力が要求される
- 英語ができるようになると高年収求人のスタートラインに立てる
TOEIC900点は誰でもとれる。どれだけ時間がかかるかだけ。
ここまでTOEICの点数があるとどれだけのメリットがあるのかお伝えしてきました。
とはいえ、こんな声が聞こえてきそうです。
みなさん、TOEICは難しいものだと思っていませんか?
TOEICは全然難しくありません。
「大事なのでもう一度いいます。」「TOEICは難しくありません!!」
TOEICは対策に時間がかかるだけです。
TOEICで出てくる文章を日本語で見たら笑えるくらいのレベルです。
TOEIC100点あげるのにかかる時間
具体的に、TOEICの点数を上げるのにどのくらいの時間が必要なのかをご説明したいと思います。
武蔵野英米文学の三枝幸夫さんの論文データから、TOEIC100点あげるには、100〜400時間必要になります。
高い点数であればあるほど、100点あげるのに必要な時間は増えていきます。
全体像としては、ほぼ最低点であるTOEIC200点の人が、TOEIC900点になるまで、1750時間必要です。(1日3時間勉強する計算で約1年半です)
TOEICの平均点に近いTOEIC600点からみると、TOEIC900点まで、約1000時間です。
これは毎日3時間勉強すると、一年で到達可能な時間です。
社会人のTOEICの勉強法(考え方)
ここまでで、TOEICは難しくなく、時間さえかければ点数を上げられることが伝わったかと思います。
しかし、ビジネスマンの皆さんが忙しいのは重々承知しています。
- 学生時代は時間はあるけど、お金がない
- 社会人はお金はあるけど、時間がない
だからこそ、社会人のTOEIC勉強においては、この公式を覚えておいてください。
社会人のTOEIC勉強の公式
勉強量 = 勉強時間 x 効率
つまり、勉強時間を確保しつつ、効率の良い勉強方法で勉強量を上げていくことが必要になります。
TOEIC600点から900点まで約1000時間かかると言われていますが、うまく時間を捻出し、効率的に勉強できる考え方をお伝えしたいと思います。
勉強時間と効率に分けて説明していきます。
勉強時間
まず勉強時間ですが、主にふたつの勉強時間に分けることができます。
スキマ時間とまとまった時間です。
この2つの合計が毎日2時間以上になるようにしましょう。
スキマ時間
スキマ時間とは、電車にのっている時間や、会社の休憩時間などになります。
たとえ、一つ一つの休憩が5分であってもチリも積もれば山となるのです。
よくよく計算するとダラダラしている時間も含め、スキマ時間は平均で2時間あると言われています。
これをすべて英語に使ってください。
スキマ時間では英語においてもっとも重要な英単語を覚えてください。
英語は単語に始まり、単語に終わります。
アメリカの大学院卒業した筆者ですが、アメリカ人の生徒に英語を教える英語の先生に「英語は単語に始まり単語に終わる」という名言(というか迷言)をうけてから、英単語を徹底的にやってます。
まとまった時間
まとまった時間は1時間以上の時間を指します。
意識的にとらない限り、まとまった時間の捻出は難しくなります。
ですので、これは『習慣化』しましょう。
朝の勤務前と、帰宅前にカフェや図書館などにいくようにしましょう。
ここまでで絶対に1日3時間の勉強時間を確保できるはずです。
効率
次に効率の話ですが、時間のとれない社会人はいかに効率的にTOEICと向き合うかが重要になります。
学生のときのように湯水のごとく時間があるわけではありません。
サービスに頼りましょう。もう机に座って、本を使った学習は必要ありません。
スキマ時間を効率的に使うには、スマホアプリの右に出るものはありません。
もう課金してしまって『効率』をとってください。
この際、英語学習すべてをスマホでやってしまって大丈夫です。
いまはスマホで英語単語も単元練習もすべて可能になっています。実戦形式だけ紙でやるのでまったく問題ありません。
もう一度言います。課金して効率的にやりましょう。
ここで使うお金はせいぜい数万円から数十万円です。
TOEICの点数で、英語を使う仕事がとれれば年収は百万単位で上がります。つまり生涯年収が億円レベルで変わります。
もはやどれだけ課金してもタダみたいなものです。(笑)
社会人のTOEICの勉強法(行動)
TOEIC取得において最も大事な考え方はお伝えしました。
『どう時間を捻出し、どう習慣化できるか』これだけです。
先程ご紹介したように、効率はスマホアプリを使うのが一番です。
社会人におすすめのスマホアプリやサービスを2つご紹介します。
スタディサプリ
公式URL: https://eigosapuri.jp/promotions/ad/personal-coach/campaign/
「スタディサプリ」のTOEIC対策コースは本当におすすめです。
スタディサプリのすごいところ
- 1日3分から始められる
- 継続率92%・完走率96%
- 利用者数No.1英語学習アプリ
電車の移動時間や会社の休憩時間など、スキマ時間に効率的に勉強したいというニーズに答えてくれます。
スタディサプリで出来ること
- TOEIC20回分に相当する単元別の演習問題
- 人気講師のテスト授業が閲覧可能
- レベル別単語集
- ディクテーションとシャドーイング機能でリスニング力の向上
この中でも人気講師の動画がおすすめです。「モチベーション」があがります。
スタディサプリは、月々2480円〜利用可能であり、英語の塾に通うことを考えると破格の値段となっています。
7日間の無料体験が可能ですので、試してみましょう。人生が変わります。
スタディサプリの公式はこちら: https://eigosapuri.jp/promotions/ad/personal-coach/campaign/
SANTA TOEIC
公式URL: https://santatoeic.biz/
SANTA TOEICは、AIを活用した英語学習アプリになります。
2019年9月に出たばかりのサービスですが、TOEICの点数が上る人が続出で注目されています。
なぜ点数が上がるか疑問の方もいらっしゃると思いますので、少し細かく説明すると、延べ1億以上の解凍データを解析したAI(人口知能)のモデルを搭載しているため、非常に効率的にTOEICの学習が可能になっています。
スタディサプリ同様に、スキマ時間を利用してスマホでいつでもどこでも利用が可能です。
SANTA TOEICの特徴は、一人ひとりの学習をAIを用いて分析してくれるところです。
利用者が苦手とする問題を解析し、TOEIC試験25回分、5000問の中からスコアアップに必要な問題を出題してくれます。
一人ひとりに合わせた学習カリキュラムを構築してくれるので、効率的にTOEIC学習をすすめることができます。
通常TOEICスコアを上げるには、100−400時間必要だと上記でお伝えしましたが、このSANTA TOEICを活用すれば20時間程度でTOEIC100点アップも可能ですので、おすすめです。
SANTA TOEICの公式はこちら: https://santatoeic.biz/
お金で英語力を買いたい人向け
ここまで効率的に自学できるサービスをご紹介してきました。
と思った方、正解です。
本音ベースでお伝えすると、英語に費やした時間とお金は絶対に回収できます。
もしお財布に余裕がある人は、ブートキャンプ形式で以下の2つのどちらかで一気に英語力を上げましょう。
強制力が働くので、実は一番これがおすすめです。
RIZAP English
公式URL: https://www.rizap-english.jp/
東京にお住まいの方で、TOEICの点数を〇〇ヶ月以内にとらないといけない。
そんな状況で駆け込み寺的に利用されるのがRIZAP Englishです。
おなじみ数ヶ月で数十キロやせるダイエットの王道、RIZAPが提供している英語コースになります。
RIZAP Englishの特徴とて、トレーナーがTOEICの目標点数まで導いてくれることです。
もちろん利用者も『吐いてしまうほどのコミット』を求められます。
TOEIC学習において、自分を律することが何より大事なので、その部分をRIZAP Englishにお願いする形です。
RIZAP Englishが提供すること
- なぜ多くの人が独学だと挫折するかの説明
- 今の実力と目標をみたときになにをする必要があるのかの説明
- 目標達成のためにトレーナーはなにをしてくれるのか、利用者はなにをするべきなのか
- オーダーメイドのトレーニングメニュー
- 徹底的な寄り添い
RIZAP Englishは基本毎日3時間の英語学習を前提にしています。
社会人で毎日3時間捻出するのが厳しいのは、わかっています。
ですが、捻出しないと、人生は変わりません。
それを自分で律することができない人は、RIZAPに頼りましょう(笑)
ちなみに2ヶ月で200点アップなどはざらです。(吐く人もざらですけど)
RIZAP Englishの公式はこちら: https://www.rizap-english.jp/
Progrit
公式URL: https://www.progrit.co.jp/campaign5/
東京、大阪、名古屋に拠点があるプログリットのご説明です。
RIZAP Englishと違い、レッスンはないもののより細かいサポートをしてくれるのがプログリットになります。
プログリットに通っている人たちは自主的にTOEICの学習をするようになる口コミが多数あります。
実際にツイートをみても、「前向きにTOEIC勉強してる」というものを多くみかけます。
Progritが提供すること
- カリキュラムがオーダーメイド
- びびるくらい細かいサポート
- 全コースオンライン対応
- 徹底的な寄り添い
プログリットも基本毎日3時間の英語学習を前提にしています。
Progritの公式はこちら: https://www.progrit.co.jp/campaign5/
RIZAP EnglishとProgritのちょっとした違い
RIZAPのほうが学習強制力は高いですが、前向きに自ら学習する癖がつくのはプログリットです。
どちらも体験やメンタリングを受けて合う方で問題ないです。
お好きなほうでTOEIC高得点の取得をめざしてください。
なお、もっとTOEICの勉強法を知りたいという方向けに、下の記事もご用意しています。
>>【公式】TOEICの点数を絶対上げる勉強法【TOEICの点数が上がらないと悩んでいる人・TOEIC初心者・社会人向け】
"TOEIC900点は誰でもとれる。どれだけ時間がかかるかだけ" まとめ
- TOEICは時間かければ必ず点数は伸びる
- TOEICの時間は、隙間時間とまとまった時間で考える
- TOEIC学習はどんどんサービスを利用する
英語と年収の関係(前編)のまとめ
いかがでしたでしょうか?
みなさんも気になる英語と年収の関係についてお伝えしてきました。
TOEICが出来るだけでこんなにも優遇される国は、本当に日本だけです。
『後編』では、TOEICの点数が上がってきた後の説明に重きをおいています。
『英語を使う仕事』の勝ち取り方、高収入が期待できる『グローバルな仕事」までどのように到達すればよいかをご説明いたします。
先に後編が読みたい方はこちらからアクセスしてください!
では、最後にこの記事のまとめになります。
騙されたと思って、RIZAPでダイエットのする前に英語でしごかれてみるのも、人生振り返ってみるといい思い出になるかもしれませんね(笑)
記事のまとめ
ここ画像自動入力
- TOEICの点数を上げて、転職や社内異動で英語を使う仕事を勝ち取る
- グローバルな仕事は高年収のものが多い
- ビジネスではTOEICが英語力を示す指標で使われるので絶対取得する
- グローバルな仕事でチャンスをつかめば5大商社以上の生涯年収になる
続きの後編はこちら