- 自分が会社で存在する意義はなんだろう?
- なぜ働いているいるのだろうか?
- 終身雇用は崩壊すると言われているけど大丈夫?
終身雇用制度の崩壊が謳われている現代社会で、『自分が会社で存在する意義や働く意味』を考える人も多いのではないでしょうか。
答えの一つとして、『企業で活躍をして出世をして高い賃金あるいは報酬を受け取ること』と答える人も中にはいると思います。
その中で、出世をするためには避けては通れない道として、自分より年次が上である上司・先輩との関係性を良好することが条件となることが多々あります。
年功序列制が根強く残った日本企業の中では、上司やリーダーに好かれることなくしては、出世の道は閉ざされてしまいます。
実力主義と言われる外資系企業においても、上司やリーダー格の人とうまく付き合うことは必須の能力です。
そこで、ここでは具体的に今の企業で活躍・出世する際の上司との関係性は、どのようであるべきかを具体的に説明していきます。
- ボスマネジメントの重要性
- ボスマネジメントがなぜ必要なのか
- ボスマネジメントの実践方法
結論:企業で活躍するためには、ボスマネジメントが重要である
企業で活躍・出世をしていくためには、『ボスマネジメント』が必要不可欠です。
会社とは人の集合体であり、コミュニケーションなしで仕事を進めることはできません。
とくに上司という存在は、みなさんの運命を握る重要な人です。
ボスマネジメントでは以下の三つの要素が大切であると言えます。
ボスマネジメントで重要な3要素
- 上司や上司が置かれた環境を理解すること
- 自分自身の性格や価値観、ニーズを把握すること
- 上記を理解した上で、相互期待できるような関係性を構築すること
この3つの要素を押さえ、上司と良好な関係を築き、いまの会社で活躍するための5つのステップを用意しました。
また出世の仕組みを詳しく理解したい方は、出世の仕組みや上司マネジメントの重要性をまとめたこちらの記事も合わせてお読み下さい。
>>【人生をコントロール】出世の仕組みを知り上司をマネジメントして人生をハックせよ!Harvardの論文参考
- Step1: 上司マネジメントはおざなりにされていることを理解する
- Step2: 上司と部下の関係にまつわる誤解を知る
- Step3: 上司を理解する
- Step4: 自分を理解する
- Step5: 上司との関係を構築し管理する
Step1: 上司マネジメントはおざなりにされていることを理解する
皆さんは『ボスマネジメント』という言葉を今まで聞いたことがあるでしょうか。
一般的には先輩や上司が後輩を指導します。
しかし、ボスマネジメントではその発想を逆転させます。
子供は親を選べないように、私たちも会社に所属する以上は上司を選べないことが多々あります。
そこで、部下が上司をマネジメントするという観点で、一度関係性を捉えてみます。
ボスマネジメントとは
日本では「ボスマネジメント」という言葉にあまり馴染みがないように思えます。
ボスマネジメントとは、組織における一般的なマネジメントの概念とは逆に『部下が仕事の目的を達成するために上司を動かす』という考え方を表す言葉です。
日本では昔から、年功序列型の雇用体系の会社がほとんどです。
実際の働く際の能力やスキル、経験等はほとんど考慮されることなく、入社した年次が早い人が先輩・上司として階級・給料が共に上の水準になります。
下の水準にいる人がその会社、環境で出世をするためには、上司・リーダーに自分を認知してもらい、好かれることが『暗黙知』としてあるように思えます。
もちろん、働いた時間・年数が多い方が仕事に対する経験やノウハウを習得しているという価値観のもと、会社としても高い賃金を与える価値観もあります。
しかし年功序列と言いながら、若手の出世や活躍に関しても上司の影響度が非常に高いのが現実です。
つまり、上司の強い影響度をうまくコントロール出来ないと、出世や活躍が難しいということです。
その中で、部下がどのように上司を見て判断して、マネジメントしていくかという観点も必要になってきます。
なぜなら、上司も1人の人間です。
どれだけ能力が長けていても、1人の人間として、悲しいことは悲しいですし、辛いことは辛いと感じることは当たり前です。
そこで、部下としても上司の特性を理解し、適切な対処を行うことが求めらるといった価値観で関係性を見直し、マネジメントしていく必要性があります。
そういった観点から、『ボスマネジメント』という言葉が最近脚光を浴びています。
欧米ではMBAの授業の科目として取り上げられるほど、重要な位置づけになっています。
上司のタイプを理解するためにも、『ボス的思考』と『リーダー的思考』を持った上司がいることを理解するべきです。
両者はそれぞれ対極的な思想を持っているので、自らコミュニケーションを取る上ではアプローチ方法について検討しなければいけません。
中間管理職を取り巻く環境について
会社に入社したら一番身近であり、上司に該当する中間管理職を取り巻く環境について考えてみます。
中間管理職として適切な年次は会社によって様々でありますが、一般的には平社員から役職をあげる際に一番リーダーとしてポジションとして身近である存在であると思います。
新入社員の教育を始めとして、会社にいる若手の指導を行う役割が一般的にあると思います。
もちろんインストラクター制度などもあり、より年齢層が近い年次の社員が現場指導を行うこともあると思いますが、責任を持って指導・監督を行う権限が中間管理職にあると考えます。
中間管理職は若手の指導を行うことは一般的でありますが、中間管理職自体が直属の上司とコミュニケーションを取れていないケースも存在します。
そして、若手はその関係性の善悪を追求できない立場にあり、外部から働きかけが起こる可能性が少ないために、改善できない、改善が遅れてしまうことも多々あります。
上司の上司に受け身になる上司の存在
前途のように、上司も部下と同じく1人の人間として様々な悩みを抱えています。
組織として今季の予算を達成することができるか、部下が思ったように働いてくれない、家族が病気になってしまい仕事をしている場合ではない等、ハイスペックの上司であっても一般的な悩みを抱えていることがほとんどです。
そしてその悩みの中で、よく上司が想定することが、『上司から見た上司(上司の上司)との関係性』です。
上司も直属の上司から評価されてきた結果、出世をして役職を持っています。
その中で、再度自分が昇給したり、出世したりするためには、上司の上司との関係性が良好になることが大前提です。
そして関係性が良好であるためには、成績はもちろんのこと、上司の上司が指示をしたことに対して従順になり、関係性を良好に保とうとします。
その結果、組織の能力を超えた仕事を超えた仕事を下されれたり、無理な工数でタスクを振られたりします。
そのような無理難題を受け入れ、結果として部下である私たちの仕事量も増え、パフォーマンスも落ちてしまうといった悪循環に陥る可能性があります。
”Step1: 上司マネジメントはおざなりにされていることを理解する” まとめ
- ボスマネジメントの概念を知る
- 中間管理職(上司)の取り巻く環境を理解する
- 上司も上司の上司との関係を良好に保とうとする
Step2: 上司と部下の関係にまつわる誤解
ここまで会社の中での『部下と上司の関係性』について説明しました。
上司と部下との関係性の中で、よく誤解されがちな認識について、原因と今後の対応方針について考えてみたいと思います。
”理想的な上司”なんて妄想である
上司も初戦は1人の人間です。様々な悩みを抱えています。
ここでは具体的に、上司が仕事や普段の業務局面で陥ってしまうことを知りましょう。
仕事の局面では、上司から部下へ業務内容を指示されることが一般的です。
会議用の資料を作成してほしい、会議室を予約してほしい、明日のプレゼンを担当して欲しい等、上司に様々な指示をされてから、部下はアクションを起こすことが恒常的に行われています。
しかし、上司にとって、部下がどのような情報や援助を必要としているかは簡単に分かることではありません。
上司もだだの人間であり、決して何でもすぐに理解できる魔法のような人材ではないのです。
そのため、どのような指示を出せば良いのか、上司もわからない局面があります。
業務内容について依頼や指示があったとして行動するのは当たり前ですが、ただ指示を待つだけではなく、自ら受ける指示やアクションを想定して、業務を行う主体的な姿勢が大切になってきます。
自らアクションを起こす
多様性を尊重する働き方が求められ、社会的にも働き方改革という労働構造自体のパラダイムシフトが日本では起こっています。
また、近頃ではコロナウイルスによって、リモート勤務が増えることで上司と部下との直接的なコミュニケーションの数も減ってきています。
その結果、労働時間も制約されて、両者の関係性も疎遠になってきている中で、部下の状態に関して、上司が把握できる範囲も以前より減ってしまっています。
今どれくらいの仕事量で、現在どれくらいタスクを抱えているのか、何が得意で何が弱点であるのかなどわかりにくい状況になっているのです。
これらの要因のせいで、上司が部下に適切なタスク量で指示を出すことが難しくなっています。
その中で、部下としては上司がどこに時間を割いていて、どこか難航しているのか、そして自分の能力ではどのような形で貢献できるのかを自分自身で考えて、上司に直接表現することが大切です。
従来のような上司からの指示待ちの関係性では良くないということです。
例え自分の生産性が低く、上司の貴重な時間を奪うことになっても、きちんと自分からコミュニケーションをしていくべきです。
指示待ちやコミュニケーションなしでは、結果がともなう仕事をこなすことは難しくなります。
生産量の伴った結果が出ないと会社に貢献して活躍することは困難です。
生産性の高い上司などは、同じ生産量を短い時間でこなすことができます。
一方で、部下はまだ経験やスキルが足りないので、同じ成果を出すのにも、数倍時間を要します。
『生産性を上げる=単位時間辺りの生産量を増大させる』ということが成長ですが、部下としてスキル量が不足している場合では、一度こなした業務が不必要な内容であり出戻りした際のコストが大きいわけです。
自らアクションを起こす中で、しっかりと上司とコミュニケーションしながら、自分なりに仮説を持って適宜業務を遂行する行動力が今後はより一層求められます。
仕事上での健全な関係とは
生産量を最大限に高めるために、上司との継続したコミュニケーションをして、自ら仕事を探しに行くことは大切です。
そして、より健全な関係を求める際に大切なのは、相手と自分自信、特にその強み、弱み、ワークスタイル、ニーズをよく理解することが大切です。
もちろん業務上でのコミュニケーションの密度や質に関しても大切ですが、このようなコミュニケーションを構築するための土台となるような要素として考えられるものです。
両者(上司と部下)のワークスタイルや長所を尊重しながら、それぞれの期待を互いに理解し合い、それぞれが最も重視するニーズに応え合うような関係を築き、管理することが最大限の成果を収める道標となり得ます。
”Step2: 上司と部下の関係にまつわる誤解” まとめ
- 理想的な上司なんていない
- 自らアクションを起こしていくことが必要
- 仕事上で健全な上司と部下の関係を構築する
Step3: 上司を理解する
上司のワークスタイルを理解してボスマネジメントを行うことは、ビジネスマンにとって最重要といっても差し支えないかもしれません。
具体的に、上司を理解することとはどのようなことか、ここでは深堀して説明します。
上司の強み、弱みを理解する
上司の強みを理解することは、ボスマネジメントの中で重要な要素です。
上司の強みとは、役職があるが故の会社内での権力や脅威等の体裁的な強みではなく、『その人が持つ本質的な人として性質や性格から見たポジティブな側面』について検討することです。
例えば、A上司は情緒深い性格から、年密なコミュニケーションを好む性格であり、頻繁に連絡をとり進捗共有を行ことを好む性格かもしれません。
B上司は、分析に長けている一方で無駄な時間が嫌いな効率的なタイプであり、報告の際にも必要最低限度の情報を求め、プライベートで交流をあまり好まない性格かもしれません。
上司という表面上の肩書で相手を捉えるのではなく、性格やパーソナリティーの虫眼鏡を通して上司を見ることが相手の理解に繋がります。
上司の取り巻く環境とプレッシャーを理解する
上司の性格を考慮して理解する重要性を把握するとともに、相手がどのような環境にいて、どのような境遇にいるのか、プレッシャーはどこから派生するのか等を俯瞰的に検討することも重要です。
パーソナリティーとしては温厚で人情味があり、常に相談事に時間を割いてくれていた上司が、ある日態度を変えて、自分のために時間を割いてくれなくなった場合、どのように考え、理解すべきでしょうか?
上司を理解しようとする際、性格だけではなく、彼らを取り巻く環境やプレッシャーも合わせて検討しなくてはいけません。
例えば、その上司は昨日家庭内で問題があって、精神的に余裕がない状態であったかもしれません。
会社から下されたノルマが、今季は達成できない見通しであることでにラストレーションが溜まっているかもしれません。
あるいは会社の業績が右肩下がりであり、来季の昇給が見込めないので、働く意欲が喪失している可能性もあります。
このように、パーソナリティーだけでは予測し得ない『外部要因』から上司を理解することも大切です。
上司の行動から読み取れるヒントに注意を払う
私たちが直属の上司と違う点は役職だけではありません。
上司は、会社の経営方針や今後の方向性などに関して、より経営に近い立場で情報収集しています。
上司と意見が食い違った際には、その意見や主張に対して、立場や価値観など異なる角度からの主張である旨を重々に承知することも重要です。
もちろん上司となれば、経験や知識の違い、世代の違い、考え方や価値観の違い、言葉の解釈の違い等様々な相違点があります。
しかし、このような違いあるからこそ、意見の齟齬は当然のことです。
今まで悩んできたコミュニケーションの問題は、むしろ起こって当然のことくらいに捉えた方が良いです。
その上で、上司がどのように考えを巡らせているのか、先ほどの4つの要因(強み、弱み、取り巻く環境、プレッシャー)から一つ上の視座で再考するべきです。
”Step3: 上司を理解する” まとめ
- 上司の人としての強み、弱みを理解する
- 上司の取り巻く環境とプレッシャーを理解する
- 上司の行動から読み取れるヒントに注意を払う
Step4: 自分を理解する
皆さんは上司の一方的な指示や司令に関して、ムスッとしたり怒りを感じた経験はありますか?
日本の雇用体系上、上位下達の文化(トップダウン)ですので、権威を振りかざし高圧的に指示をしてくる上司がいるかもしれません。
自分がそのような相手に対してどう感じるか対処するかを意識するべきです。
部下は知らない間に上司の影響を受けている
上司と部下の関係はお互いを助け合い、持ちつ持たれつの関係が理想です。
しかし、実は部下が上司に自然と影響を受けているケースが非常に多いのです。
それは上司が組織上で権力を持った存在であり、自分に権威を振りかざすと、制約を受けることを経験してはじめて感じることです。
具体的には、部下は普段業務を行う中で自分の行動や選択が上司の判断や指示によって制限を受けると、それ相応のフラストレーションやストレス、怒りを覚えることがあります。
これは恒常的な事象であり、良好な関係であったとしても日常的に起こることです。
このようなフラストレーションをどのように対処するかの度合いによって、如何に自分が上司に影響を受けているか知ることになります。
上司の影響度合いについて
自分の行動や選択が上司の一存によって制限・制約されるような局面になると、反射的に上司にムッとしてその決定に抗う人もいます。
時には度を超えた対立に発展することもあります。
このタイプの人材は、上司は制度や立場を利用して自分の邪魔をする存在とみなして、無意識のうちに上司に対して敵対心をいただいています。
そして、上司をその役割から自分の行く手を祖む存在であり、避けて通るべき障害と見ます。
心理学者はこのような傾向を「反依存行動」と呼びます。
反依存行動の部下は上司によって管理しづらく、上位下達(トップダウン)の上司やリーダーと衝突を起こしやすい傾向にあります。
部下の心の中に潜んでいる敵意を感じている上司に関しては、その部下は上司の判断を仰がなくなり、信頼を失う可能性が極めて高いので、自分がどのようなタイプであるか認識するべきです。
自分がそのケースに当てはまるという人は、上位下達(トップダウン)の組織ではなく、フラットな組織構造の会社のほうが向いています。
”Step4: 自分を理解する” まとめ
- 我々は知らないうちに上司から影響を受けている
- 上司の行動や言動でムカつきを覚えるのは影響を受けている証拠
- 自分がどんなタイプなのか知ることが大事
Step5: 上司との関係を構築し管理する
上司との関係性を理解することは、いまの企業で次のステップにつながる大きな要因となります。
どうしても自己の表面上のスキルを求め、足りないことで不満を感じてしまうこともあります。
また、自分よりもスキルが低いと感じる同僚の昇進についても、原因追求に困惑してしまうこともあります。
今いる環境を理解して、活躍する人材になるためにも、上司との関係性について再度認識を深めていただければと思います。
上司や上司の置かれた状況を理解する
上司も画一的な人材ばかりというわけではありません。
多様な上司価値観やワークスタイルを許容する必要があります。
上司のスタイルや言動から学んだものを取り入れて、自分のものにする能力を養うべきです。
その際にはもちろん、1人のリーダーシップスタイルを真似るだけではなく、多数のロールモデルから学習して、それぞれが置かれた環境を理解し許容する必要があります。
そして様々な選択肢の中から借用したスタイルをもとに、自分なりに組み合わせたもので手直しして改良していくことが重要であり、それが理解であり、成長です。
自身を知り、自分のニーズを知る
他の仕事を遂行しなくてはいけないのに、上司を理解しながら、自分を改めて見つめ直さなければいけないのかと考える方もいるのではないでしょうか。
そのような方は、ボスマネジメントがいかに潜在的な問題であり、表面化すると大問題になり得ることを認識するべきです。
自分の業績の責任を担うのは最終的に自分です。
自分が仕事上関係を持つ人たちに対して、良好な関係を築くのは自分の責任です。
とくに、上司との関係には最大限の注意を払うべきです。
そのためには自己認識をして、自分がどのタイプに分類されるか検討した後に、多様な上司とコミュニケーションに注意を払う必要があるでしょう。
相互期待できるような関係性を構築する
上司の理解と自己認識双方を実現した後、リーダーになるための素養は『スキルよりも意思』にあると思います。
なかなか成果が出ないと「自分にはまったく才能がない」と思い悩んで諦めてしまう人もいますが、企業で活躍し次のステップに進むためには、習得するための反復練習が欠かせません。
はじめからすべてが上手く人はいません。
それに、上司との関係も人間との関係ですので、どうしても相容れない人もいると思います。
社内や社外の人間関係を構築・利用できなかったり、自分の考えに独りよがりなままでは、うまくいかないケースが多くなります。
上司と良好な関係性を築くのが楽しいと感じられる人は、その後のキャリアで成功を収める人が多いのです。
”Step5: 上司との関係を構築し管理する”まとめ
- 上司の置かれた状況を理解する
- 我々は自分のことをもっと理解する
- 上司と相互期待できる関係を構築する
ボスマネジメントを実践しないとどうなるのか…?
ここまでご覧いただいて、皆様の中にこんな疑問が湧いたのではないでしょうか?
たしかに上司のことを知り、取り巻く環境を理解し、どう関係を構築していくか考えなければなりません。
これは『相当な労力』です。
それでも今の企業で活躍・出世するためには、『ボスマネジメント』に注意を払うことをおすすめします。
以下が理由になります。
いつまでの他責にする
『ボスマネジメント』を放棄するとどうなるのか?
簡単に言えば、上司のことを理解することを放棄するので、上司と自分の良好な関係を放棄することになります。
言葉を変えると、自分のまわりで起こりうることを『他責』にすることに繋がります。
皆さんの周りでこんな人がいませんか?
『ボスマネジメント』を放棄するということは、この状態に一歩近づくことを意味します。
結果、活躍も出世もできない
そして上司のことが理解できず、上司との良好な関係が出来ていないと、活躍の機会を得ることが出来にくくなります。
活躍することが出来ないと、出世もまた遠のきます。
『ボスマネジメント』とはおべっかを使うものではありません。
上司にゴマをすることを推奨するような、浅いことを指しているわけでもありません。
自分がコントロールできることを、自らアクションを起こして良い方向に導いていこうとする『意思』に通じているものです。
人生を自分でコントロールするために、出世と上司マネジメントの関係性をまとめたこちらの記事も参考にしてみて下さい。
>>【人生をコントロール】出世の仕組みを知り上司をマネジメントして人生をハックせよ!Harvardの論文参考
まとめ
今回は、日本では馴染みが薄いボスマネジメントについて解説してきました。
上司に対しての誤解や上司の苦悩を理解し、良好な関係を築いていく参考になればと思います。
最後に記事のまとめになります。
記事のまとめ
ここ画像自動入力
- ボスマネジメントの第一歩は、ボスマネジメントの重要性を知ること
- ボスマネジメントは表面的にではなく本質を理解する
- ボスマネジメントのためには自分を知ることも大事