- プログラミングが重要って世間で言われているけど本当?
- 営業だけどプログラミング身につけたほうがいいのかな?
- 周りと差別化できるスキルが欲しい!
「これからは営業職でもプログラミングが求められる。」
こんな話を聞いたことはないでしょうか?
海外では、非エンジニアの方でもハイキャリアを目指す方はプログラミングを勉強される方が増えています。
実際に、アメリカの著名人が口を揃えて『プログラミング』の大事さを発信しています。
『プログラミングは絶対に必要だ!』と。
例えば、オバマ前大統領やFacebookの創始者のザッカーバーグさんやMicrosoft創始者のビル・ゲイツさんなどの発言が有名です。
しかし、読者の皆様の中には、「そもそも営業がプログラミングを勉強する必要性が分からない」、「どのように勉強したらよいか分からない」 という方もいらっしゃると思います。
かくいう筆者も、数年前までプログラミングにはまったく触ったことがありませんでした。
しかし、シリコンバレーで働いてみたい!という思いとともに、数年前にプログラミングを学びはじめました。
今では簡単なサービスやアプリケーションは組むことができます。
そこで今回は、独学でシリコンバレーで働くITスキルを身に着けた筆者から、非エンジニアが『プログラミングを勉強する必要性』と、『エンジニアスキルを身に着けるためのロードマップ』を紹介いたします。
- 非エンジニアがプログラミングを学ぶメリット
- 非エンジニアがプログラミングを学ぶべき理由
- プログラミング学習のロードマップ
(結論)非エンジニアがプログラミングできることはメリットだらけ!すぐに身につけよう!
冒頭でもお伝えしましたように、ハイキャリアを目指す全ビジネスマンがプログラミングを学ぶべきだと筆者は考えています。
営業や研究職などの非エンジニアのみなさんがプログラミングを学ぶことは、たくさんのメリットがあります。
毛嫌いせずはまずは少し触ってみることをおすすめします。
新たなテクノロジーの入り口は、すぐそこです。
- ITリテラシー/製品理解が向上する
- 今の仕事にプラスαの付加価値を付けられる
- エンジニアと協業しやすくなる
- AIを使いこなす側になれる
- 市場価値が上がる
プログラミングを学ぶ5つのメリット
巷ではプログラミングの大事さをどこでも聞くようになりましたが、具体的にはどんなメリットがあるのでしょうか?
プログラミングのメリットは表面化しづらいため、中々メリットに感じてもらうにはやってもらうのが一番という現実があります。
元々エンジニアでもなかった筆者だからこそ思う、非エンジニアがプログラミングを学ぶ5つのメリットの詳細をご説明いたします。
メリット1:ITリテラシー/製品理解が向上する
メリットの1つ目が『ITリテラシー』が上がることです。
プログラミングに通ずることで、世の中のITについての理解が1段と深くなります。
プログラミング素養なくして今の世の中のサービスやプロダクトを理解することは出来ないでしょう。
今我々が毎日使っているサービスはほぼ間違いなくプログラミングを通して構築されています。
そんな理由から、サッカー選手の本田圭佑さんたちもプログラミングスクールに通ってプログラミングを勉強したのです。
身の回りで使っているサービスがどのように動いているのか、どのように作成されたのか少しでも理解でき始めると、世界を少し違った見方で眺めることができます。
メリット2:今の仕事プラスαの付加価値がつけれる
プログラミングを学ぶことで間違いなく今の仕事に活かすことができます。
一見、プログラミングなど無縁に見える仕事に就いている人でも、現代の仕事においてプログラミングと無関係な仕事はほとんどありません。
それに気付いていないのはみなさんがプログラミングを知らないからです。
プログラミングの基礎を身につけることで『自分の仕事+α』のことができます。
具体的にはアイデアを具現化できます。
新しいことをしたいと思ったときにプログラミングを知っていれば、プログラミングに落とし込んだり、何かのサービスでかいけつすることができます。
営業の方であれば、いまの事務作業を体系化・自動化するアイデアを実際にプログラミングで解決することができます。(サービスを利用するかもしれません)
マーケティングの方であれば競合の市場価格をウェブからとってきて、エクセルでまとめてダッシュボードでチーム共有したりできます。
個人の取り組みでも、Webサイトの構築をすることが可能になったり、手作りの製品をオンラインショップで展開して、オンラインで決済する機能を実装することも出来ます。
アイデアを形にできると今の仕事がもっと面白くなります。
メリット3:エンジニアと協業しやすくなる
第3に、プログラミングを生業としているエンジニアの方々とうまく仕事をしていくことができます。
現在のビジネスにおいて、エンジニアの方とお仕事をする機会はますます増えていきます。
エンジニアなしでビジネスを前進していくことはもはや不可能に近いのです。
社内のIT整備をしたり、自社サービスを開発したり、売上管理のためのデータベースを構築したりとあらゆる分野でエンジニアの人たちの活躍が必須となっています。
現時点で大きい会社ではIT人材を外注していますが、今後は内部で育成していく方針に変えなければ生き残れません。
どの分野においてもエンジニアの力は必要です。
そんな中、エンジニアの話す言語を理解し、協業できることは非常に重要になります。
逆にエンジニアの方々と仕事が出来ない人は、今後は価値が下がっていくことになります。
メリット4:AIを使いこなす側になれる
プログラミングが理解できていない人は、ITを使いこなすことが難しいため、AIに仕事が奪われていく可能が高いのです。
言い換えるとITリテラシーのない人はリストラ候補まっしぐらです。
いまやビジネスにおいてプログラミングが出来ないと、ITの進歩をキャッチアップすることが難しい状況です。
逆にプログラミング素養が身についてくるとAIを使いこなす立場になれます。
現時点でのAIというのはあくまで人間の機能の一部です。
既存のITと組み合わせることで強力な力を発揮します。
ITと組み合わせていくことが考えつかない人は、逆にAIに仕事を奪われていくことになります。
メリット5:市場価値が上がる
5つ目のメリットが、プログラミングスキルを身につけていると市場価値が上がることです。
現在の世の中で、ビジネスサイドにいて、プログラミングに明るい人はレアです。
プログラミングのわかるビジネスマンはそれだけで価値が高いのです。
ハイキャリアを目指す人にとってはもはや必須といっても過言ではありません。
またプログラミングスキルを身につけ転職を検討している方は、ホワイト業界のことをまとめたこちらの記事も参考にしてみて下さい。
>>【決定版】【ホワイト業界四天王】絶滅危惧種指定?!見つけて捕獲せよ!ホワイト業界!
プログラミングを学ぶ5つのメリット ”まとめ"
- ITリテラシーが向上し、エンジニアと協業できるようになる
- 今の仕事に付加価値を付けられる
- 市場価値が上がりやすい
非エンジニアがプログラミングを身につけるためのロードマップ
ここまでで、非エンジニアの方がプログラミングを学習することでメリットが得られることをお伝えしてきました。
では、具体的に非エンジニアの方々が、プログラミングを習得していくにはどうしたらいいのでしょうか。
答えは簡単です。
プログラミングとは何かを知り、学習目的を明確にし、まずやってみることです。
その試行錯誤の中で、プログラミング学習ができる環境を作っていく必要があります。
ちなみに、ある一定以上のレベルになると独学のみでの学習は現実的に難しいです。
多くの社会人は、たくさんのお金をおかて英会話などをして英語を勉強するのですが、お金をかけてプログラミングを学ぼうとする人は少ないのです。
それでは早い上達は見込めません。
では、実際のロードマップです。
ステップ1:プログラミングとは何かをしる
プログラミングを身につける第一歩は、プログラミングとは何かを理解することです。
プログラミングとは、コンピュータにコンピュータが理解できる言語でコンピュータにやってほしいことを指示することです。
それがこんな画面のイメージになるわけです。
難しそうに思えるかもしれませんが、じつはそこまで難しいものではありません。
プログラミングが日本語で書かれていたら簡単ですよ
ステップ2:プログラミングの学習目的を明確にする
第二のステップでは、「なぜ」プログラミングを学ぶのかを明確にします。
プログラミングを学ぶ目的は人それぞれです。
よくある学習目的をリストアップしてみました。
- よくある学習目的
- Webサイトを自分で構築できるようになりたい
- 現在のエクセル作業を効率化したい
- 取引先からのメールを自動仕分けしてデータベースに入力したい
- Twitterの運用を自動化したい
- 競合の価格調査を毎日更新してほしい
自分がなぜプログラミングをやりたいのか明確にすると、最短で学ぶためのルートを立てることができます。
ステップ3:とりあえずやってみる
まずはプログラミングを触ってみましょう。
本から始めたり、ゲームから始めたり、いろんな始め方がありますが、筆者のおすすめはProgateです。
公式サイト:progate
ミッションをこなしながら成果物を作っていくサービスです。
目的に応じて適切なプログラミング言語を選んでいざ登録してみましょう。
初学者が最初に学ぶサービスとして一番簡単で実用的です。
progateの公式サイトはこちら:progate
ステップ4:継続的に学べる環境を作る
Progateの次のステップは継続して学べる環境を作ることです。
一番のおすすめは『プログラミングスクール』に通うことです。
プログラミングでつまずく最大の原因が、『なぜつまずいたか本人はわからないこと』です。
できる人に聞けば3秒で解決する問題でも、素人だとまる2日悩む、なんてことはざらです。
プログラミングの初期は、この『つまずかないこと』が重要なのです。
おすすめのプログラミングスクールは、Tech::campとTech:Academyです。
プログラミングスクールで一通りのことをマスターしたあとは、エンジニアの勉強会などでプロジェクトに参加してみましょう。
学習の機会が作れて、仲間もでき、プログラミングの先生を捕まえることができます。
非エンジニアがプログラミングを身につけるためのロードマップ ”まとめ"
- プログラミングは日本語で書かれていたら簡単
- なぜプログラミングを学ぶのかを明確にする
- やってみて、つまずかないのが大事
(雑談)エンジニアスキルを身につけた営業マンが最強?
実は、筆者は営業の方にこそ、プログラミングを含めたエンジニアスキルを身に着けてほしいと思っています。
なぜそう思うのか、私の後輩であるNさんの体験談を元に説明していきます。
- Nさん(仮名)
- 年齢:30歳
- 職業:大手日系電機メーカー
- 職種:法人営業
- プログラミング歴:1年
Nさんは入社以来8年間ずっと営業職であり、昨年までプログラミングとは縁のない人生でした。
プログラミングをはじめたきっかけは些細なものでした。
Nさんがプログラミングを始めたきっかけ
- 同じく営業の友人と久しぶりに飲み行った際に、友人がプログラミングスクールに通っている話を聞いたからです。
友人はウェブサイトを自分で構築できるようになりたいとTech:Campに通い始め、いまでは自分でウェブサイトを構築していると聞きました。
Nさんも元々プログラミングに興味があったので、返金保証もあるということでTech:Campに通ってみることに。
前からAIに興味があったこともあり、コースはAIコースを選択しました。
プログラミングを始めたことで、営業の仕事でもプログラミングを活かせる機会が多いことがわかり、様々なプロジェクトに参加するようになりました。
実はずっとAIに興味があったNさんが、飲み会でプログラミングの道を歩みだしのはおもしろいですね。
Nさんはいまや営業部の中で最短出世しています。
なぜ営業部で最短で出世することが出来たのか、いくつか要因をみてみましょう。
営業でプログラミングできる人はごく少数
営業という職種の中で、プログラミングができる人はほとんどいません。
そのため、少しプログラミングできるだけで、すぐに上位層になることができます。
そして、『あの人、プログラミングできる人』というポジションが得られます。
社内のIT系プロジェクトに呼ばれる
社内の中で存在感が出てくると、IT系のプロジェクト、例えばDX(Degital Transformaton)のプロジェクトに招集されます。
そうすると、社内のことをより知ることもでき、IT系の知識もより深まります。
昇進もしやすくなるでしょう。
取引先から頼られる
エンジニアスキルがあると、取引先からも頼られます。
『〇〇くんはITに強かったよね?」と悩みごとを相談してもらえるようになります。
これが新たなビジネスチャンスを掘り起こすことになったりします。
まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
非エンジニアがプログラミングを身につけるメリットとそのロードマップをご共有いたしました。
プログラミングスキルを身につけてキャリアを変えたいと考えている方は、ホワイト業界の実態を調査したこちらの記事もおすすめです。
>>【決定版】【ホワイト業界四天王】絶滅危惧種指定?!見つけて捕獲せよ!ホワイト業界!
では、最後に記事のまとめです。
記事のまとめ
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- 営業職こそプログラミングをつけることで差別化できる
- プログラミングをみにつけることで市場価値が上がる
- プログラミングをみにつけるには学習目的を明確にして、まずやってみることが大事