【外資系投資銀行に未経験で転職するには?】公務員から未経験で外銀への転職に成功した筆者が解説

  • 「外銀にどうすれば未経験で転職できるのか知りたい」
  • 「外銀の仕事内容やどんな人が働いているか知りたい」
  • 「外銀に興味があるけど、激務・高年収って本当かな」

某掲示板や某ウェブページで就職難易度Sランクの常連、その名は外資系投資銀行。

Kou
入社できれば、合コンでの会社名によるマウントの取り合いでも安心(冗談です)。

給与水準が高く、グローバルな環境で成長ができ、外銀後の転職先も選びたい放題であることから、就職先として大人気なのが現状です。

そんな外銀にチャレンジしたい気持ちはあるけれど、自分のキャリアに自信がなかったり、入社後の競争についていけるか不安だったりする人も多数いらっしゃると思います。

Kou
私も内定が決まってから、入社してついていけるのかめちゃくちゃ不安でした。

そこで、ど田舎の公務員から世界トップクラスの外銀へ転職できたしまったKouが、どのような準備をして、どんなプロセスを経て外銀の内定を勝ち取ったのかを、外銀の業務内容や実情とあわせてお伝えします

Kou
この記事を読めば、あなたも外銀マスター!になれるかもです?
この記事を読んでわかること
  • 外資系投資銀行の業務内容や職場の雰囲気
  • 外銀内定のために筆者がやったこと
  • 外資系投資銀行入社後のキャリアパス

エリートが集まる「外資系投資銀行」とは

就活生や転職者が「外銀」「外銀」「外銀」と念仏のように唱えていますが、その「外銀」について、業務内容、人気の理由、外銀のカルチャーとフィットするパーソナリティーについてお伝えします。

Kou
外銀志望の皆様はこれから述べる内容なんぞ、「知っとるわ!」と思われるかもしれませんが、基礎は大事です。
面接でいざ問われた際に、好きな子の電話番号の様にスラスラ言えるレベルまで脳みそに刻み込んで下さい。
Kou
ちなみに面接で外銀の全体像について聞かれるとは一言も言っていません(保身)!

なお外資系投資銀行、略して「外銀」とよく呼ばれていますが、その実態は証券業を行う証券会社であり、銀行ではありません

つまり、国民から預金を預かり、それを外部へ貸し出す等の預金・貸し出し業務を「外銀」は行っていません(少なくともメイン業務ではありません)*。

*多くの外資系投資銀行はBHC(銀行持ち株会社)であるため、傘下に銀行を有しており、その意味で銀行と言えなくもないですが、世間の皆さまが想像される「外銀」は証券業を主体にしたものかと思われます。詳細を知りたい方は、「外銀、BHC」等でGoogle先生にお尋ねください。

外資系投資銀行って何をしてるところ?

外資系の「投資銀行」は外銀の行う投資銀行業務が由来です。

御存知の通り、投資銀行業務以外にも数多くの業務を担う部署が外銀にはあります。

外銀の部署は大きく分けて、フロント部門とバックオフィス部門の2つに分かれます

収益を生み出すフロント部門は、主に、以下の4つから構成されます。

  1. 投資銀行部門(IBD)
  2. マーケット部門
  3. リサーチ部門
  4. アセットマネジメント

1.投資銀行部門(IBD)

投資銀行部門(IBD)は顧客企業のM&Aアドバイザリーや証券・株式の引き受け(証券・株式発行による資金調達)を担当しています

就活生に大人気の花形部門です。

Kou
合コンでどやりたい人はこの部門だけ押さえていてもいいかも。
Kou
IBDはフロント部門の中でも給与が良いですが、前線で戦う兵隊です。
ハイプレッシャーな現場で、「自分のライフ=時間」を会社に捧げる必要があります。
近年では労働時間の改善が進んだとはいえ、前線=現場で散っていく人も多し。。
Kou
文字通り散ります。
Kou
外銀在職中、特殊な事例かもしれませんが、IBDのバンカーが二日間寝ずに仕事をしているのを実際に見聞きし、しんどい時は底なしにしんどいのがIBDだなと思いました。

2.マーケット部門

マーケット部門では保険会社や銀行等の機関投資家から注文を受けて、株式や債権を販売します。

Kou
注文を受けるために、接待でお客様のニーズを探ることや、ニーズを満たす提案をすることはマスト!人付き合いが苦手な人は。。。

3.リサーチ部門

リサーチ部門では、外部の顧客や自社のIBDやマーケット部門から依頼を受けて、世界経済やマーケットの情報を分析してレポート等を作成します。

Kou
良いレポートを書くためには多数のインプット=ソースを集められる情報収集能力と、ソースを体系立てて分かりやすく構造化し、アウトプットする能力が必要です。
デスクにかじりついて、レポートをひたすら作成するイメージのあるリサーチですが、その内情は様々な情報源=人と関係を構築できる対人能力と、コンサルでも求めれる情報を分かりやすい形に落とし込む構造化力の両者が必要です。
Kou
リサーチまでコミュ力必要とかどういうこと?
Kou
ねえコミュ力必要ない部署はどこなのよ?ねぇ!!どこなのよ!という叫び声が漏れ聞こえとりますが、残念ながら無いです。

以上がフロント部門のあらましですが、アセットマネジメントも念のため、ご紹介します。

4.アセットマネジメント部門

アセットマネジメント部門(上記の3つの部門と別会社になっているパターン多し)は、保険会社や銀行等の機関投資家から資産を預かり、それを運用することで増やすことを目的とする部署です。

※アセットマネジメント略して「アセマネ

Kou
アセマネは外銀でも、本体のXY証券㈱ではなく、XYアセットマネジメント㈱の様に別法人化されているパターンが多く、カルチャーが4つの部門の中でも緩めです。外資金融のラストオアシスなんて言う人も。

顧客より巨額の資産を預かり、その預かった資産の額(AUM)に応じてアセットマネジメント会社が手数料を受け取るというビジネスの構造上、金融商品の受発注等での、単発的な顧客との信頼関係ではなく、長期に渡る顧客との信頼関係が重要視されます。

Kou
顧客との日々の金融商品の激しい受発注が少ない関係上、ライフワークバランスも良さげで、給料もフロントなのでそこそこ。
「この部署最強やん」と思った方!皆考えることは同じで、就活でも激戦区です(泣)
Kou
「アセマネ、ホワイトでいいよね」という会話が社内でも漏れ聞こえておりました。

バックオフィスはいわゆる管理部門で、リーガル(法務)、人事、財務、コンプライアンス、資金決済を担当するオペレーションなどから構成されます

Kou
「バックは、わい興味ないんや」のそこのあなた。ちょっとお待ちになすって!
Kou
私が所属していたのはバックオフィス(財務)です。
直接収益を生むわけではありませんが、フロントを支えるために不可欠な部門です。
Kou
フロントほど給与がよいわけではありませんが、それでも総合商社以上の給与がもらえ、労働時間もフロントほど長くなく、フロントほどクビにはならないので、コスパ最強と個人的には思います。
Kou
サラリーマン人生はマラソン。細く長く生きるならバックは大いにありです。
Kou
ちなみに、フロントは入社が難しいので、入りやすそうなバックで入社して、内部異動でフロントに行けば?と、安易なそこのあなた!!そうは問屋がおろしまへん!
Kou
両者とも就職激戦区であり、常に厳戒態勢!!内部異動はとても大変なので、はじめから志望する部署を受けることをオススメします。
Kou
バックオフィスでも専門性のあるリーガルや財務はいざフロントに行きたいとなった際、他社のフロント部門に転職する形で意外にも異動可能ですが、オペレーションはずっとオペレーションを軸に転職していく方が多いので、そこら辺も考えて就活しましょう。

なぜ外資系投資銀行は就職先として人気なの?

外銀がなぜ就職先として人気なのか気になっている人も多いはずです。

少ない採用枠に応募が殺到する理由は主に3つです

1つ目は、単純に給料が高いから

部門にもよりますが、新卒でどんなに低くても年収は800万円~です(会社・部門により多少の前後はあります)。

Kou
近年、テクノロジー部門については、GAMMAへ内定者が流れるのを阻止するため、初任給を1000万円前後に設定している外銀もあります。
Kou
入社1年目にして収入上位4%の仲間入りです。

2つ目に、グローバルな環境だから

日本支社でも多数の外国人社員が在籍しており、英語で働けるグローバルな職場を求めている人からは人気です。

Kou
やはり日常的に英語を使う環境だと、英語能力はぐんぐん育ちます!
Kou
働いてると、「あれ?ここ日本やっけ?」とたまになります!

3つ目に、成長できる環境であること。

外銀の1年間で日系証券会社の3年分を経験できると言われています。

日系と比べ人数が圧倒的に少ないため、相当量の業務を任されるので激務ですが、経験を積んだ後のキャリアパスを視野に入れて入社する人も多いです。

例えばIBDで5年ほど勤めた後に株式発行や資金調達の経験を活かし、メガベンチャーのCFOに迎えられたという話もよく耳にします。

外銀出身者は英語が話せるうえ、コミュ力も高く、とにかく働く人たちとして認知されているので、どこでも重宝される人材です。

Kou
給料に少し目をつぶれれば、総合商社、コンサル、ベンチャーなど、転職先は選びたい放題です。

外資系投資銀行向きのパーソナリティー

いつでも人気者の外銀ですが、求められている人はどんなパーソナリティなのか、内部にいた視点からお伝えします。

Kou
パーソナリティー、つまりその人の性格のことですが、ココではあえて横文字にしとります!
Kou
外銀は横文字が大好きなので慣れときましょう。

先程お伝えしたように、外銀は日系の証券会社と比べて少数精鋭で仕事を回しています。

業務量はかなり多く、優先順位を付けて効率よく仕事を進めることが求められます。

予想外のハプニングや新規の仕事も多々あることから、精神的なタフさに加えて柔軟さも必要で、定型業務をし続けることが好きな人には向かないでしょう

Kou
私も新規業務で、使い慣れたシステムとは別の新たな財務会計のシステムを使用し、新規の資料を作成する等は日常茶飯事でした。

仕事をする前提として求められるのが、「向上心」です。

Kou
人生ずーーーっと勉強してた人たちの飽くなき向上心を垣間見れます。

世界中から集まった超優秀な社員たちと競うために、自身の業務に関して勉強し続けなくてはいけません。

Kou
競い合う環境だからこそ、自分の能力が大幅に高まるわけですが、そのような環境下で勉強をしないとひとり取り残されることに。。

そしてフロント・バックオフィスどちらにも、コミュニケーション力が不可欠です。

他部署との連携が多く、クライアントから下請けまでさまざまな人とやり取りをする調整能力を問われます。

Kou
どこの部署に所属していようと、その部署内で完結しない仕事は多々あり、他部署とのやり取りは発生しがち。コミュ力がバッドステータス状態の陰キャには辛い職場なのです。。
Kou
私のいた財務部でも、フロントとのやり取りや資金決済のためにオペレーション部門とのやり取りが毎日のようにありました。
Kou
「財務でコミュ力がいる?」と思われがちですが、むしろプロジェクトオーナーになったりと日々コミュ力との戦いです。
Kou
ちなみに私は、根は陰キャですが、会社ではアクセル全開で陽キャっぽく振る舞っとりました!陽キャっぽくふるまったのに、未だに陰キャなままなのはどういうこと?と現在進行系で自問自答しとります。
Kou
(だから外銀辞めたのか!納得!)誰か助けて。。!!

 

“エリートが集まる「外資系投資銀行」とは ”まとめ

  • 銀行業ではなく証券業が主体
  • 部門は大きく1.フロントオフィスと2.バックオフィスの2つ。1.フロント=IBD、マーケット、リサーチ、アセマネ。2.バック=管理部門
  • どの部門でもコミュニケーション能力は求められ、外銀マンは転職市場でも高い需要。

外資系投資銀行に転職・入社する方法

就職先として不動のトップを走り続ける外銀に、どうすれば入れるのかをお伝えします

Kou
さて、いよいよ皆様お待ちかねの外銀への入社方法です。

まず気になる年齢要件ですが、他業界から外銀を含む外資金融に転職する場合、その人のポテンシャルに期待しての中途採用という形になり、その場合の年齢制限は概ね30歳前後です。

Kou
外銀に関わらず、未経験者の別業界への転職は30歳前後が限界とよく言われますよね。

なお30歳前後というのは、あくまでそれが未経験者の中途採用のボリュームゾーンということだけであり、例えば40歳を過ぎていても、社歴・職歴が大変素晴らしい方が入社されることも稀ですがあります。

Kou
30歳超えていた場合の最低ラインは、その業界や界隈でトップだと認知されている人です。

では、入社に必要な条件として、年齢以外にはどのようなものがあるのでしょうか。

中途採用の場合に必要となるその他の条件や定番となっている入社ルートをご紹介します。

外資系投資銀行への転職・入社に必要な条件とは?

ジョブ型雇用である外資では、Job Description(JD)=求人票に記載されている職務範囲にある程度当てはまるスキルを有する人物でないと受かりません

これは入社1日目から仕事を任せられるような、即戦力を求めているからです。

Kou
日系企業と異なり、外資では採用予定の人に期待する仕事内容がズラーッと書かれているJob descriptionで募集をかけます。
Kou
正直なに書いてるかよくわからんように見えるのですが、ものすごく重要です!
Kou
私の場合は財務部でのポジションであり、担当するファンドのバランスシートや損益計算書といった財務資料の作成能力や、担当するファンドの収益・財務分析能力が求められておりました。
Kou
後、JDの随所に必ず「Proactive」、「Good Communication Skill」などが登場するので、コミュ力はどのポジションであろうと必須です。
ない人は私みたいに、陽キャぶりましょう。というか陰キャが生きる道はそれしかない(泣)!

では、例えばJDに業務内容が10個書いてあったとしても、全てを満たしていなければ入社できないのでしょうか?

そこまでぴったりな候補者はそういませんので、ある程度はポテンシャルも含めたうえで採用します

応募の際は、JD に記載のある職務の半分=50%を満たすような経歴書を作ることを目標としましょう。

Kou
仮に該当の職務経験がなかったとしても、自分の職務経歴書をJDに寄せて書くことは可能です。
例えばファンドの財務分析経験がなかったとしても、経理の経験や、ファンドでない株式会社の形態である法人の財務分析の経験を記載するという方法があります。
Kou
ぶっちゃけ、全くの未経験者つまり、募集されているポジションのJDに何ら関連する職務経験を持たない人が採用される可能性は非常に低いです(新卒は別です)。
Kou
なお当然ながら、外資でもOJT(職場での指導)はあるので、出勤初日からJDに記載されている全てが出来なくても大丈夫です。というか、初日でJDの全てがこなせたら超人です。。
Kou
(まぁそんな人がいるのが外銀という世界ですが)
Kou
ただ日系ほど丁寧なOJTは期待できないので、自分から業務の不明点はガンガン上司・同僚に聞きに行く姿勢が大事です。(陰キャ乙)

次に必要なのは「語学力」。

部署にもよりますが、外資なので英語を話せることは必須条件です。

しかし日本支社の場合はネイティブや帰国子女ばかりではなく、純ドメな方も大勢います。
求められるのは英語でロジカルにコミュニケーションが取れるかどうかです。

Kou
よく勘違いされている方がいますが、英語がペラペラでなくても全く問題ありません。不格好でも、同僚や上司と業務ができるレベルでコミュニケーションができる程度の英語力で十分です。
Kou
外資系で必要な英語力の話をより詳細に知りたい方は、ぜひ下の記事をご一読下さい。外銀のみならず、GAMMAで必要な英語力のレベルが分かります。

外資系投資銀行への転職・入社ルート1:MBA採用

ご存じの方も多いと思いますが、外銀のフロント部門は海外MBA卒業生の採用を積極的に行っており、MBA採用は新卒採用と並ぶ、鉄板の入社ルートです。

これは海外MBAの場合は、外銀が海外MBA卒業生の、外国まで学位を取得に行っているガッツや、英語でのプレゼン・コミュニケーション能力、海外MBAで習得した最新の金融の知識等を評価しているため、新卒とは別に採用ルートを設けているためです。

Kou
「国内MBAはどうなん?」という疑問があるかもしれませんが、筆者の同僚でMBAを持っている人は全員海外MBAでした。

しかし、卒業すれば入社できるわけではもちろんありません。

とくに金融業界経験がある海外MBA卒業生と比べ、金融業界での勤務経験がない場合は難易度が上がることから、その差を埋めるためのプラスαが必要になります。

例えばMBA在学中に、現地採用で他社の内定を貰っていたり、ファイナンスのプロジェクトで現地企業のコンサル実績を作っていたりすると、外銀側の評価が高いです。

他にも、USCPA(米公認会計士)やCFA(米国の証券アナリスト)の資格を持っていると、本来トップ5のMBA卒以外では途絶えてしまうような大手外銀への道も拓けます。

Kou
結局、いかに他の応募者と自分を差別化した上で、外銀に自分を売り込むかということに尽きます。
Kou
日本人でライバルになるのは、「超」がつくほどのエリート達です。同じ土俵に立ったら一瞬で勝負が決まります。(そもそも土俵に立てないが)
Kou
海外MBA卒業者で外銀を志望するような人の学歴は皆一流なので、学歴以外の何かで差別化するのが大事です。学歴が一流でなくとも、一流MBA卒の人が持っていない、光るなにかを持っていれば、TOP外銀でも採用の可能性は十分にあります。
Kou
筆者は金融未経験&弱小公務員卒で、一流のMBA卒というわけではありませんでしたが、米国公認会計士&外資コンサルの米国採用内定で差別化を図りました。

外資系投資銀行への転職・入社ルート2:やはり多いリファーラル採用

MBA採用は毎年特定の時期に外銀が行う、定期的な採用ですが、それとは別に、リファーラル採用というものもあります

外銀ではポジションに空席ができると、まずはリファーラルで人材を採用しようとします。

これは自社のことをよく知っている社員に、募集しているポジションの業務や自社の風土に合うと思ってるひとを紹介してもらう=リファーしてもらう形式での採用です。

リファーラル採用はミスマッチが防げ、外銀側としても安心感が増すので優先採用の対象です。

しかも人材派遣会社に選考を依頼すると数百万円の利用料を取られるのに対し、社員の紹介であれば幾らかの報酬を与えるだけで済み、大幅なコストカットにも繋がります。

最も有利に働くのがリファーラル採用なので、大学OB・OG、MBAでなど、外銀に勤めている友人を作っておくことをお勧めします。

Kou
実際私の同僚がリファーラルという形で、自分の後輩を外銀に入社させており、リファーラル採用は非常に身近でした。
Kou
インタビュー前にも関わらず、履歴書チェックの段階でマネージャーが信頼厚いXXさんの紹介ならという形で採用に前のめりになっていたのが今でも印象的です。
Kou
こっちも自分の名誉のために、変な人は紹介できませんからね

外資系投資銀行への転職・入社ルート3:自社サイト、転職エージェント、Linkedin

お伝えしたように、リファーラルが外銀にとり一番望ましい採用方法ですが、リファーラルで人を補充できないケースが多いのも事実です。

そしてその場合、外銀側は自社サイト、転職エージェント、LinkedIn経由で人の募集をかけます

ですので、定期的に志望する外銀の自社サイトでのポジションの空席情報のチェックはもちろんのこと、転職エージェントへの登録、そしてLinkedInの利用は外銀入社のためには必須です。

Kou
この3つは三種の神器といっても過言ではありません。外銀志望者でやっていない人は今すぐやりましょう!
Kou
転職エージェントは無数にあり、良いエージェントの選び方や上手なエージェントの活用方法は意外と知らない方が多い思います。
そこで転職エージェントについても、下の記事で詳細にその選び方や使い倒し方を解説しとりますので、ぜひご一読下さい。
Kou
猫も杓子も「ビズリー○」と叫んどりますが、それだけでは外銀には入社できんのです。
Kou
なお、私のポジションは社員でリファーラルできる人がいなかったので、外部から採用するという事になり、LinkedIn上でその求人情報が私に流れてきました。そしてそれをポチったのが、外銀ライフの第一歩でした。
Kou
ですのでLinkedInは結構大事です。
Kou
ありがとう。Linkedin

 

“外銀に入社する方法”まとめ

  • ジョブ型採用である外銀はある程度JDに関連した職務経歴が必要
  • 年齢要件(30歳前後)はあるがそれは絶対的でなく、英語に関してはペラペラではなく、コミュニケーションが取れる程度の能力でよい。
  • 採用ルートは大きく、1.MBA採用、2.リファーラル採用、3.それ以外の3つ。

筆者の外資系投資銀行への転職・入社のための入念な準備と選考通過のための裏技

筆者は新卒で総合商社に入社するも1年足らずで辞めて、公務員に転職しました。

その後、MBAを挟んでかねてから希望していた外銀への入社が叶うわけですが、どうやって転身したのか、筆者が内定を勝ち取るまでに準備したことをご紹介します

Kou
我ながら地方での公務員という、トランプで言うブタを、色々な人を上手くだまくらかして(?)、外銀という名のエースにするまでは苦労の連続でした。
Kou
今でも私が外銀にいたと言うと、みんな驚きますからね。

キャリアチェンジのためのMBAと、プラスα

Kouが若干25歳前後の嘘のような実話です

Kou
総合商社1年未満+公務員2年半の経歴では外銀はおろか、マトモな転職先がない!人生詰みや。。アカン、まじでアカン、このままではどん詰まりや。。

そう思った筆者が選んだのは海外MBAです。

漠然とMBAに対して憧れがあったのと、MBAが「魔法の杖」と呼ばれるように、経歴をMBAにより一度リセットすることを期待してのことでした。

Kou
当時は誰も周りにMBA受験を志す人がいなく、孤立無援状態のMBA受験でしたが、人間やればなんとかなるものです。
Kou
MBAについては現役GAMMA社員のZenがその取得過程や、そもそも必要なのか等について、MBA受験生時代の暗い思い出と共に、ありのままを話してくれているので、興味のある方は下の記事をどうぞ!

しかし、先述したようにMBAは、卒業すれば外銀に転職できるという訳ではなく、外銀はMBA採用があるので面接に行ける確率が若干上がるといった程度のものです。

そこで筆者はプラスαとなるものを準備しました。

Kou
ここで登場するのが米国公認会計士=USCPA!この資格を渡米する前に取得しました。
Kou
さらっとUSCPAを取りましたと述べましたが、仕事の後に「MBA受験の準備」と並行して、勉強してましたので、とてもしんどかったです。
言葉では伝えられません!「地獄」これが当時のぴったりの表現です。ネットでUSCPA簡単って書いてある記事全部削除したい
Kou
U」「S」「C」「P」「A」の5文字に私Kouの血と血尿が詰まっとります。。
Kou
(今でも思い出すと、寒イボが、、、鳥肌が、、、悪寒がするぅぅぅ)

USCPAという武器をプラスして、卒業後の目標は日本ではなく、アメリカで働くための準備をはじめました。

Kou
せっかくアメリカまで留学に来たのだからアメリカで働いてみたいという思い&米国企業の内定があれば就活でも他人と差別化できるという打算から、米国企業の本社勤務での内定獲得を狙いました。

筆者はUSCPAを取得済みであったので、公認会計士の独占業務である「監査」を行う、Big4(4大監査法人)を中心に、ビザのスポンサーとなってくれる企業に就職するプランを描きました*。

*アメリカでは企業が労働ビザをスポンサーしてくれないと働けないので、米国籍や永住権等を持たない外国人はアメリカで働く場合、ビザをスポンサーしてくれる企業への就活がメインになります。

*現在は労働ビザの発給数に対し応募者数が多く、アメリカで働く上でビザが大きな障壁となります。

Kou
米国の監査法人は日系企業の米国支社をクライアントとして抱えているので、日本語と英語を喋れる米国公認会計士を一定数雇用していることに目を付けていたこともあります。

最初から狙いを定めていたので、あとは「準備と行動」あるのみです。

Big4の担当者が来るイベントに足を運び、顔を売りました。

Kou
陰キャなんで、リクルーターの前に行く前に、毎回過呼吸になるくらい深呼吸したなぁ。
Kou
イベントは全米いろんなところで行われますが、飛行機で会場まで足を運んだわけです。

面接の連続の末にBig4のうち2社からインターンを勝ち取れました。

※アメリカでは、インターンでうまく成果がだせると、内定に繋がります。(フルタイムとも呼ばれます)

Kou
卒業生がいたこと&USCPA&顔を売っていたこと、すべてがうまく噛み合いました
Kou
この2社を選ぶときは、頭がハゲるかと思いました。どっちが内定をもらえやすいか、今後のキャリアに役立つのはどっちだ、などと3日3晩ずっと考えましたね。

吟味して選んだ結果、夏の2か月間、アメリカ東海岸のニューヨークオフィスでインターン生として勤めることになりました。

その後、運良くフルタイムでの内定を頂くことができました。

Kou
このインターンに応募するため、他の人が飲んで遊んでイチャついてる間に、自分は学校のキャリアマネジメントセンターで、履歴書・職務経歴書の添削をしてもらってました(泣)。MBAを経てもパリピにはなれませんでしたが、外銀には入社できました。話がパリピへの嫉妬でそれましたが、言いたいことは、準備の差が結果に表れるということです。
Kou
実際、遊んでいた人達は夏のインターンも決まらず、卒業後の就職先も。。
Kou
ちなみに内定が出た人だけが打ち上げでディズニーランドに招待されるのですが、苦楽をともにした戦友が半分くらいいない現実を見て「アメリカってこえー」となりました

外銀を含め、MBA採用では必ず、他社で内定を貰っているかどうかを聞かれます。当然優秀な人材ならば、競合他社や有名企業より内定を得ているはずで、一つの選考基準でもあります。

私の場合も、アメリカのBig4の内定が出ているなら優秀な人物に間違いない、と箔がついたことで有利に働き、外銀のリクルーターからLinkedInにて求人情報の提供、つまり外銀の面接を受けないかとお声がかかりました。

Kou
以上のように、外銀の面接まで行くのに、私の経歴がブタだったこともあり、MBA+米国公認会計士+Big4内定という手札を全て切ることになりました。
Kou
ここまでやるのは「しんどい!」と思う方もいらっしゃると思いますが、未経験者が新たな業界にて、人気のリーディングカンパニーに就職しようと思った場合、いくら準備しても準備しすぎということになりません。仕事でもそうですが、転職も、段取り=準備で9割が決まります。

外資系投資銀行の選考過程を通過するためのコツとは

いままで外銀の採用ルートとして、MBA採用、リファーラル採用、それ以外の採用と大きく3つの採用ルートをご紹介しましたが、どの採用ルートであれ、選考プロセスは基本的に同じです。

つまり、転職希望者が外銀側に英文の履歴書及び職務経歴書を提出し、書類が採用を行う部署のマネージャーや、皆さんの将来の同僚のお眼鏡にかなった場合、面接に進み、面接の結果が良好であれば採用内定に至るというのが大まかな流れです。

Kou
提出書類の英語のスペリングミスや、文法の誤りなどは無いのがベターです。自分の英語のライティングスキルに自信がない場合は、英文添削サービスを利用するのも手です。
Kou
私も英文の履歴書・職務経歴書を作成するため、大学のキャリアセンター(就職支援課)に通いまくりました。10回以上も手直しをするよう言われ、途中で心が折れそうになりましたが、なんとか完成させました。
Kou
他人が皆さんの履歴書・職務経歴書を見て、どのような仕事に従事し、どのような定性的/定量的な成果をあげたのかが、すぐ理解できるまで練り上げましょう!

書類選考後の面接では、私の場合、社員2人(マネージャー+非マネージャー)と1時間に及ぶ質疑応答が3セット、計6人と3日に分けて話をしました。

面接官はインド人・イギリス人・日本人で、うち3人がマネージャークラス、残り3人がマネージャーでない社員でした。

Kou
どのポジションであれ、複数人と面接を行うことになりますが、この6人という数は平均的な数だと思います。最低でも、皆さんの上司になるマネージャーと複数のチームの同僚とは面接することになります。

志望動機は聞かれませんでしたが、財務・経理のポジションへの募集だったので、会計処理等の専門的な質問と、人柄を見るために、チームで働くことについてどう思うかや、将来のキャリアビジョンについても質問を受けました。

上の質問からわかるように、面接者が評価していた主なポイントは、1.ポジションに関連する専門知識や成果があるか、2.英語でコミュニケーションがとれるか、3.自社の雰囲気に合うか、4入社後のキャリアビジョンを持っているかの4点です。

Kou
この4点はどのポジションであろうと、見られるはずです
Kou
英語でのコミュニケーションについては前述したとおりですが、自社の雰囲気に合うかというのも大事です。
Kou
私の在籍していた外銀は仕事を能動的にこなす人材であると同時に、同僚と上手くチームで仕事をこなせる人材を求めていました。
会社によりカラーはあると思いますが、事前に転職サイトで社風を分析し、それに合わせて自身を面接で表現するといいかもしれません。
Kou
私もチームで仕事をし、成果を出したエピソードを聞かれた際、「これは社風へのフィットを見る質問!」と勘が働き、全力でチームプレイヤー感を出しました。
Kou
(陰キャなんでチームプレイが苦手なんて言ってられないです!全力でチーム押しです!)
Kou
また、『この会社に入るのが夢です!』なんてことを言ってる人は受かりません。
Kou
夢のうちは、まだ外銀に入るタイミングじゃないということですかね。
Kou
採用側は採用後、業務を回し、会社に貢献してくれる人材を望んでいるのであって、入社自体が目的となっている人材を望んでいないからです。
よって、弊社であなたは何を行い、どの様に貢献してくれるのか答えて下さいという意味で、みなさんのキャリアビジョンについても面接では聞かれます。
Kou
ちなみに筆者は5年ほどプロのファンドコントローラーとして勤務後、NGO等でファイナンスの力で世界貢献をしたいと述べたところ、「うちは踏み台ですか笑」と言われ波紋を呼びましたが、不思議と採用してもらえました。
キャリアビジョンが明確だったのが良かったのかもしれません。
Kou
このときは米国での内定があったため、少し強気に言ってみようと思ったわけです。(強気のブラフ)

面接では、ポジションに関連する専門知識を聞かれると思いがちですが、キャリアビジョンや社風へのフィット具合も見られているので、それらにも気を配りましょう。

最後に、面接で評価を上げる小技ですが、日系企業でいう、四半期報告書にあたる10Q(Q1〜Q3の3回提出)・10K(4Qに提出。年次報告書に相当)を読んでおくべきです。

会計担当でなくても最低限、会社のバランスシートの大きさや、毎年の売上推移や利益、ビジネスセグメントごとの成長率ぐらいは見ておくことをお勧めします。

Kou
読んだ内容を元に面接の最後に質問をすると、案外みんなやってないこともあり、アピールになります。
Kou
10K,10Qは上場企業であれば、ネットから無料で入手可能です。

コラム: Big4と外銀を天秤にかけて

余談ですが、Kouがなぜ「米国採用Big4 vs 日本採用外銀」で外銀を選んだのかをお伝えします

Kou
このコラムは、私の不毛な自分語りになっとります!興味のない方は読み飛ばすことを推奨します。読んでも年収は上がりませんし、外銀にも受かりません笑

お伝えしたとおり、筆者はBig4の本社NY勤務と外銀の日本支社勤務の両方から内定を貰えました。

この中から一つを選択するために、大いに悩みました。

Kou
夜も眠れぬほど悩みました。(がっつり寝てましたが)

理由は会社の評判や、入社後のキャリアパスは両者で伯仲しており、どちらも素晴らしいからです。

米国のBig4で働ければ今後アメリカを中心としてグローバルな仕事が出来ると思いました。

一方で、日本で外銀に入った場合は、圧倒的な成長が期待できると思いました。

筆者の場合は、もともと資産運用のノウハウを学びたかったことと、提示された年俸が外銀の方がかなり良かったので最終的に外銀を選びました。

(米国Big4 の提示額でニューヨークで一人暮らしするには、少し厳しいくらいの額です)

Kou
そう、資産運用のノウハウが学びたかったんです!最終的に外銀に入社したのは、「お金ほぴぃぃぃぃぃ」とかアメリカの某弁護士ドラマ「スー○」で登場したIBDバンカーの羽振りが良さげとかそんな理由では断じてないのです!
Kou
最終的にはその外銀にすらサヨナラすることになり、現在の医学生=無職にクラスチェンジするのですが、これは私Kouの金に対する執着が足りないため!外銀の中で働いてみて、それなりの給料をもらって、満足してしまった私は、幼少期より気になっていた医学への道を進むことに。。
Kou
怒涛のキャリアチェンジですが、我が生涯に一片の悔いなし!

 

“筆者が外銀に入るために行った入念な準備とは”まとめ

  • 自分だけの知識や経験をもとに、他の外銀志願者との差別化を図る
  • 面接では職務に関連する知識のみならず、社風やキャリアビジョンにも気を配る
  • 10K・10Qを読み、会社概要を頭に入れた上で面接に望む

外銀サラリーマンの仕事内容、キャリアパス、ライフスタイル

外銀への転身を成し遂げた筆者は、ファイナンス部門に所属してフロント部門が行う様々な取引(資金の貸付・投資・株式の発行等)を財務諸表に落とし込む業務や資金決済、官公庁対応など、諸々と担当をこなしました。

実際に勤務することで見えた外銀の職場の雰囲気や、キャリアパスについてお話します

Kou
入社までも、試される大地ならぬ試されるKouだったわけですが、入社後も試練の連続です!

忙しくて面白い外資系投資銀行の仕事


筆者のメインのお仕事は会計士の立場から、複数の外銀の子会社とファンドの運営を担当しておりました

その四半期・通年の財務諸表作成・収益/費用予測、監督官庁へのレポーティングや資金移動・資金決済、下請けの管理など、内容は多岐に渡りました。

ファンドの運営一つ取ってみても、資産取得や売却の際、内資系企業では行わないが、アメリカではスタンダードである最先端の手法を学べ、日経に載るような情報を世間より事前に知ることができることから、日々ワクワクしながら仕事をしていました。

また一人で数十社もの企業(SPC)の財務・会計を担当し、それぞれが行っているビジネスの内容が異なることから、多くのビジネスモデルを知ることもできました。

Kou
このように、各企業(SPC)のビジネスの内容や財務内容を管理していたので、ミニCFOとして多くの経験を積めました。
Kou
「もうちょい具体的に書いてよ」とのツッコミもあるでしょうが、守秘義務に抵触し、訴えられるとお金が!
Kou
ちなみに財務・会計経験のない、ど素人がいきなりミニCFOやれと言われたらどうなるかをご想像下さい。「キャッチアップ」という魔法のコトバがありますが、これは激しい激痛が激しく伴うものだと初めて激しく実感しました。。。(「激!」)

また、外銀では内資系の証券会社が10人で行うような業務量を1人で担当するので、とにかく業務量が多く四半期の締めや、年次の締めの時期は深夜まで働くこともあります。

ですが、分担作業ではなく全行程を一貫して任せてもらえることから、経験値がかなり上がります。

というか、上がらないわけがありません。毎回はぐれメタルを仕留める感じです。

Kou
振り返ると、ジェットコースターのような日々でしたが、外銀での財務担当としての仕事は本当におもしろかったです。
Kou
もちろん忙しい分だけ、給料はとにかくいいので、女性社員は高級バッグをいくつも持ってました。エルメスも持ってる人が多数いたのでしょうが、皆さん遠慮されるせいか、エルメスは社内で見かけなかったです笑
Kou
男性も給与が高いので、世間を賑わす港区女子にもウケがよく、合コンのお誘いは多いです。反面、遊び過ぎて婚期を逃すおじさんが多数生息していたのも事実。

Up or Outの厳しい構造

バックオフィスはフロント部門と比べると、実績=利益を出せないとすぐクビになることはそうありませんが、バックオフィスもフロントも人の入れ替わりが激しいのは確かです。

外資系企業全体に当てはまることですが、競争させることで人材の新陳代謝を高めています

Kou
パーフォマンスの低い下位10%の社員を毎年リストラしているという外資もザラにあります。
Kou
私が居たチームもバックオフィスではあるものの、3年間で半分の人が辞めました。

また多くの外資で使われている、評価方法である360°評価では、上司・同僚・部下から多面的に自分の仕事ぶりや性格上の強み・弱みをジャッジされます。

指摘された箇所を改善できないといずれ退職することになります

こうして、周囲は優秀な人ばかりで常に成長や昇進を求められ、手を抜くことができずに疲弊してしまう人や、結果を出せずに辞めてしまう人が外資系企業では出てきます。

Kou
実績を出しつつ、360での指摘事項を改善し、更に実績を出して昇進を重ねる。これがずっと出来る人は出世していきますが、逆にこれが出来ない人は、いずれは会社を去ることに。。
Kou
このUp or Outの厳しい外資の構造については、より詳しく下の記事でお伝えしていますので、ご興味があればぜひ!

外資系投資銀行入社後・退職後のキャリアパスについて

新卒で外銀に入ると、アナリスト(1年目)→シニアアナリスト(2~3年目)→アソシエイト(アナリストやシニアアナリストを指導する立場)→バイスプレジデント(VP:チームリーダー)→マネージングディレクター(部長)→パートナー(役員)というふうにキャリアパスを歩みます。

しかし上へ行くほどポストが少なくなり、出世競争が激化し、昇進は狭き門になるので、VPになれず退職する人が多いです。

よって、アソシエイトまで昇格した後、自分が所属している外銀より格下の転職先でVPになり、給与も上がるという転職の仕方がスタンダードになっています。

Kou
こういう転職を考慮に入れて、入社する外銀はなるべく業界上位を狙うのがオススメです。
Kou
外銀に関わらず、トップクラスの企業は良い年収を社員に提示しなくとも、入社希望者が多いことから業界の平均的な年収になりがち。そして格下の会社に転職することで、年収もポジションも上がるという仕組みになっています。

また、外銀で経験を積んだ後に他業界の企業のCFOに就任するというケースも増えています。

例えば、メルカリのCFOはゴールドマン・サックス出身です。
メガベンチャーまでの規模でなくても、投資や資金調達の経験を活かしてスタートアップステージの企業のCFOに就任する人も少なくなく、外銀以外の新たな業界で挑戦をしたいというポジティブな理由で転職する人も多いです。

同じ金融業界での転職やCFOを目指すわけでもないとしても、とにかく外銀出身者は人気ですので転職先は選びたい放題です。
退職後のキャリアパスが確立されていることも外銀の魅力の一つです。

“外銀サラリーマンの仕事内容、キャリアパス、ライフスタイル”まとめ

  • 財務の場合、ミニCFOとして様々な会社の財務・経理を把握し、定型業務以外の新規業務も多数あることから、比較的忙しい
  • 給与もよく、ライフスタイルも派手ではあるが、常に自分の昇進を考えて仕事をしなければならないため、ストレスを感じることもあり
  • 外銀後のキャリアは金融業界のみならず、事業会社やIT業界への転職も可能であり、自由度がある

“【外資系投資銀行に未経験で転職するには?】公務員から未経験で外銀への転職に成功した筆者が解説”まとめ

外銀へ入社するのは険しき道だと思われがちですが、ご紹介したようにMBAやUSCPAといった知識・資格やJDに関連する業務経験を重ねるなど、地道な努力次第で十分転職は可能です。

また、リファーラル採用が有利に働く場合も多いので、外銀界隈の友人・知人がいる方はその人達と交流をし、募集中のポジションの情報を教えてもらいましょう

合わせて、LinkedInや自社サイトで求人を定期的にチェックすることも大事です。

Kou
筆者も転職する前までは、外銀には受からないかな等と弱気なときもありましたが、準備を重ね、勇気を出して応募してみたところ、未経験から転職に成功しました!
Kou
入念な準備こそが転職成功への鍵です!
Kou
今すぐ外銀への転職が無理だとしても、一歩一歩準備を重ねて、外銀への転職を成功させましょう!
最後に筆者が執筆した、金融の本場であるアメリカでの就職方法についてまとめた記事もありますので、本記事と合わせて読んでも面白いかもしれません。

 

記事のまとめ

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  • 外銀には高学歴な人材が多数応募するため、学歴以外の分野で自分のオリジナリティーをアピールし、差別化をはかることが転職成功への鍵
  • 外銀のどの部署であろうと、コミュニケーションは常に要求される
  • 入社後は忙しくも多忙な日々が待つが、外銀の厳しい環境でサラリーマンとしての経験値が上がり、転職市場でも高く評価される人材になれる

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